今回手に入った楽譜が
レスピーギ「ローマの松」全曲(編曲G.M.Duker)
「アッピア街道の松」は結構出ているが、全曲はこれしか見つからなかった。
古さを感じる編曲だが、OBのメンバーの中では全曲やりたいという人が
かなりいるので、確保しておいた。
他には、ダメもとで検索してもらったら、
あったので郵送しますとのメールがあったので、
今月は2部の出費となった。
A.Reed 「A Symphonic Prelude」
これは意外とレアなので、あっても面白いと思う。
故 A.Reed 氏の 「A Festival Prelude」
和名?「音楽祭のプレリュード」 が1975年の吹奏楽コンクールの
課題曲だったのは有名だが、その10年前の1965年の
課題曲にこの「シンフォニック プレリュード」があったことは
意外と知られていないと思う。
残念ながら 吹奏楽コンクール課題曲集(Sony)の7枚のCDには
収録されていないので、当時の方でないとなじみが無い。
(2005年、木村氏指揮の広島ウインドオーケストラのCDに
収録されている)
この「シンフォニックプレリュード」が課題曲だった
第13回全日本吹奏楽コンクールで
自由曲として初めて演奏された Reed氏の曲が
「音楽祭のプレリュード」で、のちに吹奏楽ファンなら
知らない人がいないとまで言われた名曲なった。
A.Reed氏の最初の日本のコンクール課題曲が、
当時の録音技術のために入手できなかったことで、
メジャーになれなかったのが皮肉だが、
名曲は受け継がれていく。
もう一度演奏してみたい曲のひとつといえるだろう。
原曲名が
「A Symphonic Prelude」 based on
"Black is the color of my true lover's hair"
わからなかったので調べてみたら、
アメリカ民謡「黒はあの人の髪の毛」を基に作られた変奏曲のようだ。
Prelude は「前奏曲」と訳される。
ワーグナーの楽劇のはじめに演奏されることで有名で、
何か大きな楽曲の序奏部分というイメージが強いが、
重厚な作品の前に演奏される、比較的気楽な楽曲。
即興的な自由な作風の曲というイメージもあるらしい。
特にピアノ曲に良く使われていて、
ショパン、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフなどの作品にある。
この 「A Symphonic Prelude」 もそういった意味で、
独立した楽曲になっているが、比較的気楽な曲というよりは
深く心の奥をしびれさせる、すばらしい曲になっている。