面倒くさいこと | 悪態のプログラマ

悪態のプログラマ

とある職業プログラマの悪態を綴る。
入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。

システム開発には、面倒な作業がつきものだ。大量のテストデータ作成したり、同じようなテストを何百回も行ったり。

中には、単純作業が得意な人というのがいて、黙々とやっている。

しかし、その作業の内容をよく見てみると、「マクロでやればもっと簡単に出来るのに」とか、「スクリプトを書けば早いし、ミスもなくなるのに」となどと思うこともある。


手間のかかる仕事でも面倒と思わずにやる、という精神は必要である。面倒だからといって、テストしないわけにはいかないのだから。

しかし、手間の掛かる仕事を効率よく行う方法はないかどうか、考えたり、調べたりすることも大切である。

面倒な仕事を人間の代わりにプログラムにやらせる。これが「IT化」の基本ではないだろうか。プログラムを作る人が、それを実践しなくてどうするのだろう。