2012-01-30 14:03:08 ardin0445の投稿

ファインディング・ニモ

テーマ:映画

 最近は家で映画をよく観てます。
 色々観ますがやっぱり面白いなあと思うのはフルCGアニメ映画。
 今回はその中でもお気に入りの『ファインディング・ニモ』についてあれこれ言おうと思います。
(レビューではなくただの感想です。観終わった前提で話します。ゆえにネタバレ全開ビックリマーク まだ観てない人はマジで読まないでください)





 最初に『ニモ』のことを知ったのは雑誌の裏表紙に載っている広告だった。
 月刊アクアライフという熱帯魚飼育の雑誌。
 しかしその時は『ニモ』にはまったく興味を抱かず、それどころか映画そのものもほとんど観ず、友人に「ファインディングなんちゃらはどうなの?」と聞かれても「あのオッサンみたいな顔のやつだろwww観ねえよwwwディズニー映画とか女子供の観るもんだしwww」などと抜かしていた。ケツビンタものである。
 そんな僕が『ニモ』に興味を抱いたのはそれから数ヶ月後にテレビでやっていたCM。
 DVD発売のCMだったと思うが、そこに一瞬出てくる深海魚に心を奪われた。異常にリアルで、深海魚特有のバケモンっぽさ全開。それを見て主人公の魚たちが絶叫している映像だった。
「こんなんも出るのかよwww」
 いきなり興味が出てきてしまい、プレステ2も買ったことだし……とさっそくDVDを購入することにした。
 そして視聴。
 数日後、元気にニモのガチャガチャを回しまくる俺の姿がそこにあった。


 いやあ最高だった。
 初めてのフルCG映画というのもあったが、それを差し引いても面白かった。
 そもそも僕は魚類が好きなのでどのシーンも画面を見ているだけで楽しい。もちろんシナリオも面白い。
 ストーリーは本当に単純で、『親父が息子を探しに行く』とそれだけの話なのだが、細かいエピソードやキャラ描写が散りばめられていて、画面に釘付けになってしまう。
 まずオープニングからすごい。しあわせな新婚生活からいきなりの転落。楽しいBGMが消えてカマスの姿が現われた時にはもう見入っていた。カマスってクマノミの卵も食っちゃうのか?と思いつつも泣きそうになる。唯一生き残った卵を手に取って、妻の名づけた「ニモ」という名前で呼びかけながらメインテーマが流れてタイトル『ファインディング・ニモ』これは熱い。マーリンがニモに対して過保護になる理由もわかるってなもんである。
 そうそう、マーリンのことは開始数分でもう好きになっていた。もともと僕は『周りの色々なものに対して臆病な男』というのがすごく好きで、さらに『過去に傷のある中年男』も好きであり、『戦闘能力をほとんど持たない主人公』も好きなのである。どれだけマーリンがツボかお分かりいただけると思う。そんでもって『魚類』も大好きだ。うっひょっひょーである。
 ちなみに他の色々な作品で好きな『臆病な男』は、ゲーム『ゲッテンカ』のみそ北条、『ギルティギア』のザッパ、『マウス・タウン』のロディ、『コープスブライド』のヴィクター等。みんなかわいい。
 『過去に傷のある中年男』は、小説『腐ったアルミニウム』のピート、映画『カーズ』のドックハドソン等。
 『戦闘能力を持たない主人公』は、児童向け小説『歌う石』のケイとアエーン、映画『ウォーリー』のウォーリー等。
 『魚類』は、アジ、ドジョウ、レッドフックメチニス等。
 まあそういうわけでこの映画は非常に僕の好みのものがたくさん詰まっていた。マーリンとドリーが色んなものに驚いて叫んでいるのを観てるだけで頬が緩んでしまう。
 以下個人的に好きなビビリシーンBEST3。
 第三位…クラゲの森。ドリーが調子乗りまくってボヨボヨボヨ~ンとピンボールよろしく連続で跳ね返ったあと、追いついたマーリンが「待ってドリー…うぉほーっ」と一匹目のクラゲにビビるシーン。この情けなさがいい。
 第二位…深海。CMで観たアンコウの出現に驚くところもいいが、もっと好きなのはアンコウを水中メガネで縛って超余裕こいてたところに不意打ちで吼えられて二人でギャーッてなるシーン。なんだろう…説明できないけどすごくいいwww
 第一位…サメの集会。チャムに「よろしくな」と言われて「ぇぇ…?」とかすれ声をあげるマーリンがかわいすぎる。そのあとチャムの拍手で胸ビレがマーリンの体に当たってウッウッウッってなってるシーンも大好き。もっと神経すりへらしてるとこ見たい。


 もちろんビビるシーンの他にも魅力的なシーンはたくさんある。ギル登場シーンなんかは超かっこいい。俺だってそうさ…と言いながら傷ついた左のヒレを見せるとこなんか最高。ギルといえば、ダーラに振り回されるニモを助けるために水槽からダイブしたのは泣きそうになった。わずかに水の入ったトレーに二匹で横たわって息も満足にできない状態で見つめあうシーンはかなり熱い。
 そうそう水槽の魚たちも魅力的。ピーチやブロートはともかく、ほぼ全員どっかしらプッツンしてる感があって面白い。「ずっと水槽にいるとおかしくなっちまうんだ」のあとの「泡ーっ泡泡泡泡」は笑った。魚飼いとしては耳が痛いw ただ、シナリオのうえで魚飼い(ダイバー)が敵になってはいるものの、決して悪人として描かれているわけではない。それもこの映画の好きなところである。ニモを海から連れさらった張本人の歯医者も、「さんご礁から離れて死にそうになっていたのを助けた」とニモのことを話している。それだけに、エンディングの彼には同情せざるを得なかったりもw ダーラに関しても、本当に魚が好きなだけで、魚にイジワルをしてやろうというわけではないのが微笑ましい。まあいくら幼いとはいえ乱暴すぎだとは思うが……w
 また、別に「海の魚を獲るのはやめよう」とかのメッセージがあるわけでもない。これも音声解説だったと思うが、作っている人たちは別になにかのメッセージを言いたいわけではないのだ。「息子を過保護にしすぎるな」という面でも、べつにそれを掲げているというわけではない。あくまで話をつくるきっかけにすぎないのである。『ウォーリー』もそうだったが、世の中に向けて警鐘を鳴らしているわけではない。そのあたりも好きなところです。


 クライマックスの漁船シーンも良かった。ニモと再会できてよかったよかったハッピーエンドで終わりかと思いきやもうひとスペクタクル。シナリオ上では、息子を信じて自由にさせることができるようになったマーリンを描くという目的だと思うのだがとにかく熱いシーンだった。序盤でダイバーの小さな網にさらわれ、中盤で歯医者の網にさらわれ、ここへ来て最後の逆転! ギルの教えを思い出して大量の魚たちに下に泳ぐよう呼びかけて漁船に打ち勝つというのは少年漫画的な熱さもあり非常に泣けた。それを友人に話すと「あそこは泣くシーンじゃないだろwww」と言われたがまあそうかもしれないw 実際に地引き網に捕まった魚達がいっせいに下に泳いで船が転覆した事件がノルウェーであったそうな。音声解説で聞ける。とんでもないですね。


 魚達のモーションというか、動きのリアルさもすごい。
 キャラクター化されたマンガっぽい動きでありながら、ちゃんと魚の動き方なのである。
 特にすごいなと思ったのは水揚げされたシーン。ジェラルドの口から脱出したマーリンとドリーがビチビチ跳ねながら海に戻ろうとするのだがその動きがリアルすぎる。釣りをしたことのある人なら誰もが感嘆するはず。そのあとカモメを警戒しながら無いジェルと話すシーンの、呼吸に合わせて体が斜めに上下する動きもヤバイ。
 あと漁船の網に捕まってドリーとニモが水揚げされるところの動きもすごかったなあ。あのへんは状況的にもシリアスで、ドリーのぜえぜえ息にいいようもないピンチ感を覚えた。死ぬかも。
 あとは地味にブロートの胸ビレ。フグの胸ビレというのは非常に薄くて、虫の羽をスローにしたみたいな独特の動きをするのだが、その動きが完璧に再現されていた。


 スタッフロールもいい感じ。CG映画のEDというのはめちゃくちゃ長いものだが、魚達のさまざまなアクションを眺めているといつのまにか終わっている。特にブロートを遠くまで飛ばしてハッハッハ…とニヒルに笑うギルがカッコよすぎる! 過去作のような『NG集』も観てみたかった気もするけどww

 DVD特典も豊富。音声解説に加え、メイキングや実際の魚図鑑など楽しめる。『素晴らしきサンゴ礁』というドキュメンタリー映像が面白くて、サンゴの産卵シーンでマーリンがニモの目を隠して「もうちょっと大人になってからね」と言ったりするww



 映画を観るだけでは飽き足らず、グッズもちょこちょこ集めました。


オーシャンズロデオ-01-01
 マーリンとドリーのチェーンフィギュア。マーリンの表情がやさしくてかわいいんですがドリーがマジキチスマイル。



オーシャンズロデオ-01-02

 このドリーもマジキチスマイル。



オーシャンズロデオ-01-03
 ブルースから逃げるシーンの、水中メガネを運ぶドリー。ちっちゃいフィギュアですが造形が忠実で気に入ってます。棒をなくしたのでつまようじで代用!



オーシャンズロデオ-01-04
 クラッシュとスクワート。
 劇中では息子を自由に遊ばせてやる大らかな父親の象徴みたいな雰囲気がありましたが、そりゃあんたウミガメだから産みっぱなしでOKなだけだろwwwクマノミと比べんなwww



オーシャンズロデオ-01-05
 昔自分で作ったアンコウです。100均で買ってきた「ふわふわ紙粘土」を適当にこねてガンプラ用の塗料でベッター塗っただけのシロモノ。投げて遊んだりしてたので牙とかボロボロですね。いつかもっと丁寧にかっこよく作り上げたいもんです。



 そういうわけでファインディングニモにはかなりハマりました。
 これをきっかけにしてバグズライフやトイストーリーといったピクサー作品、さらにシュレック等のドリームワークス作品といったフルCGアニメ映画をガンガン観るようになるのですがそれらの作品についてはまた今度。
『ニモ』はそれらの中でもかなり好きな作品なので、早くブルーレイ化してほしいところ!


 ああ言い忘れた。「ヘイヘイヘ~イ」のカニもいいよねカニも。かに座

コメント

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1 ■お久しぶりです♪

ニモ、観たこと無いのでみてます(^-^)/

アンコウ大迫力!しかも自作!
ニモを知らない私は公式フィギュアかと思いました(・・;)

2 ■Re:お久しぶりです♪

お久しぶりです!ニモは話も映像もいい映画なので是非。
人によっては「ピンチが単調でつまんね」という意見もありますがw

またまたそんな///
アンコウの公式フィギュア出たら5桁額でも買ってしまうかもww

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