ご退官記念コンサート
ムラマツリサイタルホール新大阪にて
開催いたしました。
ご来場くださった皆様
ありがとうございました!
宮本弘子先生には、
「日本にピアノ音楽が芽生えた頃」と題し
演奏とお話で
レクチャーコンサートをしていただきました。
先人たちが苦労を重ねて
西洋音楽を日本にも導入し、
オリジナルの曲で芸術作品へと
昇華させようとしてきた様子を
歴史を追ってご紹介くださいました。
レッスンで見ていただいた
ドビュッシー「月の光」
わたしも1枚目のCDに収録した
シベリウス「樅の木」など
思い入れのある曲も
先生の演奏で拝聴できて
感無量のひと時でした。
レクチャーの中でもご紹介のあった
ドイツのレーベルからCD発売もされている
宮本弘子先生と、カール・ビュンテ指揮の
ラフマニノフの協奏曲はこちら。
ぜひお聴きください。
和と洋のテーマに相応しい
すてきなお召し物です。
同級生のナルちゃんこと
成瀬紀子さんは、
今回、裏方に徹してくれてましたが
完璧なお仕事っぷりで
さすがです。
学生時代から、リストをバリッと弾いてて
「さすが宮本門下やな〜」と
いつも感心してました。
わたしもその末端に加えていただき
早17年・・・
いつも、レッスンでも
応急処置みたいなことばかりお願いして
不躾な門下生なんですが・・・
音楽への献身、
ピアノに関する多彩なアイディア
そして生き方や考え方についての的確な示唆、
その時その場面で
最良の、最高の音を出すには
どうしたらいいか・・・
先生の教えに触れるにつけ、
このように音楽に携われるのが
有り難いことだなと改めて感じます。
そしてなお、先生ご自身が
「まだ学び、深めていきたいことがある」と
仰る真摯なお言葉に
思わず感嘆の声を漏らしてしまう
わたくしでした。
ありがとうございました!
スタッフの皆さま、
ホール関係者の方々、調律の松尾さま
一緒に舞台を作ってくださった皆さま
ありがとうございました!