私は建築事務所でバイトをしている
バイトといっても単に雑用をするのではない、
自分のデスクもあるし、与えられたPCもある。
学生という身分でありながら、責任の重い仕事している。
しかし、自分はまだ学生で専門家として働いている先輩方に比べて
経験も知識も乏しいせいか、迷惑をかけることも多々ある。
本当に申し訳ないなあと思うのだが、
そもそも自分自身の技術力のなさだけが
迷惑をかけてしまう要因ではないと、ふと思った
仕事を頼まれる際、自分はよく言っている言葉がある
「たぶん~できます」
「無理ではないです」
なんだか頼りない言葉である。
できないことはないけれど、できる自信はあって、できる確信はない
なんだかあやふやな感じである。
そもそも、これが一番迷惑をかけてしまう原因だろうと思う。
自分は学生で、成長段階。
せっかくのチャンス(=仕事)を与えてもらっているのに断ると次はないかもしれない。
今後、成長する機会を失ってしまうかもしれない。
そんな恐怖心がある。
しかし、これがいけない。
特に、建築業界は期限には厳しい。1日でも遅れれば100のものが0になる可能性だってある。
今日、ある先輩が電話で取引先と電話をしていた
「新しい仕事はありがたいのですが、今ほかの仕事で手一杯なのでお受けすることができません。
できると言った手前、できなかった時のほうが御社にご迷惑をおかけしてしまうので…」
ああ、自分に欠けているのはこれだと思った。
その先輩は社内の中でも、1、2を争うほど仕事が早く有能な人だ。
端から見れば、少し無理をすればその仕事もこなせるのではないかと思った。
しかし、その先輩は違う。
自分の力量を見極め、できる仕事とできない仕事を明確に分けている。
できる時は、最良の方法で最短の仕事をするし、
できない時は、きっぱりとできませんと素直に言える。
それこそが、その先輩がまわりの人から信頼されている理由だと思う。
逆に言えば、その先輩に仕事を任せれば、後は安心してみていられるからだ。
やはり信頼性とは
「あの人に任せれば大丈夫だ」
「あの人と仕事がしたい」
といった安心感から生まれるものだと思う
まわりからの信頼感が高まれば
おのずとチャンスは巡ってくるものなのである