素直になれば【にのあい】
テーマ:短編!一話集嫌なことがあった。
二宮「(疲れた・・・)」
体が重い。
どうあがいても思うように動かなくて
自然と口数も減っていく。
周りに悟られないように
作り笑顔で自分を貫いて。
そんなことをしてると
見えないふりをしても
精神の方から破れて
ボロボロになる。
とは言っても
別に相談するほどのことでもないし
相談する相手もいないし。
少しだけ目をつぶっていれば
こんなことすぐにどうでもよくなる。
そう気を張っていても
今回ばかりは少し・・・
どうにもならないぐらい
未だなお
脳裏に留まったままだ。
考え込む必要はない。
気を紛らわす必要もない。
そう思えば思うほど
ほら
また悩んでいた。
すでに無の状態で
ぼーっと外の景色を眺めていると
二宮「!?」
たかが肩を叩かれただけなのに
なぜこんなにも焦ったのか
すごい勢いで振り返る。
相葉「わっ!
そんな驚かしちゃった!?」
能天気にヘラヘラと笑っている
別にいつもと変わりない姿。
でも今は
この顔を見ると無性に苛ついた。
相葉「にのがぼーっとしてるなんて
珍しいなって思って!」
そう言って俺の隣に座ってくる。
俺は視線をそらして
ソファの背もたれに体重をかけた。
相葉「にのぉ、なんか冷たいじゃん」
二宮「別に・・・」
いつもなら相葉さんの冗談にも
軽くツッコミを入れたりするけど
相葉「あはは、なにそれ~!
あ!もしかしてエロイことでも考えてたのぉ?」
今はなんだか
二宮「・・・・・っ」
自分の気持ちが
コントロール出来なくて。
相葉「ねぇ、にのってば・・・」
二宮「うるせぇんだよ!!」
怒鳴った後
空気が青ざめていく。
強ばっているのは
たぶん自分の顔。
あぁ、八つ当たりだ・・・・。
二宮「・・・チッ」
舌打ち。
完璧に相葉さんに背を向ける。
相葉「・・・にのっ、なに怒ってんの?
ねっ、なんかあるんなら相談してみてよっ」
俺の八つ当たりは
理不尽極まりないものなのに
なぜこの人は
こんなにも優しい言葉を
俺なんかに差し伸べられるんだろう。
そう分かっているのに
二宮「・・・あのさ、なんであんたは
俺にそんなアニキぶるわけ?」
自分でも呆れるような
憎まれ口しか出てこなくて。
相葉「え、だって一個上じゃん
ほらっ、おいでっ!」
ロバみたいな呼吸で笑いながら
両手を広げて俺を呼んでくる。
俺が相葉さんの方に向き直ると
ニヤニヤと頬を緩めて
動物を呼ぶのと同等のような
そんな顔で俺を見ていた。
二宮「・・・・・・。」
意外だったんだろう。
想像もしてなかったはずだ。
「バカだろ」なんて言って
そっぽを向く
はずなのに。
二宮「・・・じゃ、ちょっと胸借りていいすか」
体の力を抜いて
そのまま倒れ込むようにポスンと
相葉さんの広げた大きな腕に
俺は自然と吸い込まれた。
相葉「え」
びっくりした相葉さんが
腕を広げたまま固まっている。
二宮「(驚いてら・・・)」
あんたより一個下の俺は
今、あんたの弟なんだろ?
だったらちょっくら甘えさせてもらうわ・・・。
そのうち
固まっている腕が俺を包んだ。
どのぐらい経ったんだろう
そっと顔を上げる。
二宮「・・・なんであんたが泣いてんの?」
声を漏らさないように
うぐうぐと息を詰まらせながら
頭上のバカは
その名の通りバカみたいに涙を流している。
相葉「だ、って、にのがっ、泣いてるからっ・・・」
二宮「・・・泣いてねーわバカ」
俺が泣きたいと思ったとしても
自分自身にさえ気づかせないように
いつの間にか心の奥に隠して
そうして涙を忘れた頃に
いつもお前は
俺より先に泣く。
俺の消えそうだった涙に
優しく手を差し伸べて
一緒に流してくれる。
相葉「ふふっ・・・」
俺を包んでいた腕を少し離して
微笑みながら見下ろしてくる。
相葉「にのって泣き虫だね(笑)」
二宮「・・・あんたもだよ」
泣いたあとには
またこうやって俺のそばで笑ってくれた。
ずっと俺の大切なひと。
終わり
ーあとがきー
はい
なんか暗いですね。
そして果てしなく無駄←
ただにのちゃんが相葉氏にデレるとこが
書きたかっただけなんです。
まぁこのにのあいの二人は
“嵐”じゃなくて
ただの社会人の友達同士(幼なじみ希望←)かもしれませんし
嵐かもしれません。
まぁそこんとこの設定あいまいです←
にのが何かに悩んで
誰にも言えなくて
それを相葉ちゃんが気づいて
優しく包んでくれたらなぁ・・・っていう妄想です←
まぁ本編でにのちゃんが
何に悩んでいたかは不明。
なぜ唐突に
にのあいを書いたかも不明←
あ、言っときますけど
これは腐ってはないですからね!!←
立派な友情だいっ!
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