「 定 家 」
この字から皆様何を連想しますでしょうか?
多くの方は藤原定家(ふじわらのさだいえ・ていか)を思い浮かべるかと思います。
鎌倉時代の歌人で藤原俊成(ふじわらとしなり・しゅんぜい)の子
百人一首には
来ぬ人を まつほの浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
という歌があります。
この藤原定家の言い伝えの中に、後白河法皇の第三皇女を慕っていたと言う話があります。
皇女は独身を守って病死してしまいますが、
皇女を慕った定家は蔦葛(つたかずら)となって皇女の墓にまきついたと言います。
そして、この蔦葛をのちに「テイカカズラ」と呼ぶようになりました。
こちらがその「テイカカズラ」の花
6月にプロペラ状の白い花を咲かせます。
旅館内を散策しますと、「華の池」の後ろの大木に巻き付いています。
こんな感じです。
旅館の庭を散策されるときは、いろいろ見回してみてください。
いろいろな発見があります。
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