平成27年8月24日 参議院予算委員会
2020年までに20万人の介護人材が足りないと見込まれている。
中学・高校で、介護実習を通じて資格を得られるようにし、子ども達に地域の介護人材としても活躍してもらうのはどうか。生徒達にとっても価値のある体験である。
福祉系高校や神奈川県での取組も評価できる。これらはインターンシップ(職業研修的)であり全ての生徒が介護の現場に参加しているわけではない。そこでもう一歩積極的な取組が必要と考える。
福島県立川口高校では、カリキュラムに福祉科目を組み込み、「介護職員初任者研修」(ホームヘルパー2級クラス)の資格を取得できるようにした、さきがけ高校だ。
全国に展開し、各地の学校がその地域の介護施設において実習を行いつつ、人材不足に応えると共に、生徒が介護職員初任者研修の資格を取得できるようにすることは、全国民がヘルパーさんとなる「共助社会」の実現につながる。
文科省には正式にカリキュラムを設定し、取り組みを進めることを求める。
皆様からの、ご意見をお待ちしています。