2010-12-07 06:13:05

小学校で特別授業「民間救急車」

テーマ:民間救急


年に一回ですが、僕らは小学校に出動します!
・・といっても、けが人の搬送とかではありません。
小学校に授業にでかけるんです。


ご存知の方も多いかもしれませんが、
最近の小中学校では「キャリア教育」が盛ん。
その一環として、「民間救急車の仕事」もメニューの中に入っているんですね。


大人の方、たぶん小学生の子どもたちの親御さんたちも
民間救急車のことはご存知ない方のほうが多いですから、
(=119の救急車との違いがわからない・・・)
未知との遭遇、なわけで
どう興味をもって理解してもらうか一工夫です。



ちなみに、昨年の場合は、
ビデオスライドで、民急の仕事現場の映像をみてもらって
イメージ(と心?)をつかんでから
主に119救急車との違いを説明して仕事を理解してもらいました。


ポイントとしては
「重篤性のない患者さんを運ぶ」
  ⇒「119のようにサイレンを鳴らして交差点突入はしない
   「安全・安心第一の運転で、信号・標識は絶対守る

「安心して乗って目的地についてもらう事が目的」
  ⇒「車内はリラックスできる雰囲気に。」
   「とにかく安心してもらえるよう気遣って患者さんとご家族に接している」


といったところでしょうか。


かれこれもう「先生」も6・7回。

毎年、秋は出動と事務作業の間に授業の準備をしています。
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2010-12-06 06:11:16

如是我聞:静岡県のお葬式 

テーマ:如是我聞:地方のお葬式


地方のお葬式事情「如是我聞」、初回は
静岡県です。

お葬儀費用は全国平均(230.1万円/平成19年データ)より高い
247.4万円!(飲食接待費用が22.3万円と比較的高いのが特徴です)


●「火葬が先」?「葬儀が先」か

多くの地域では告別式⇒葬儀⇒火葬ですね。
僕もそれが普通だと思っていましたが、
それが地区によってまちまちなのが静岡県なんですね。

静岡市や下田市などでは、
火葬場から遺骨を持って菩提寺へ行き、そこで葬儀・告別式
をとり行うとか。
いわゆる「前火葬」です。

遺骨は告別式後に、そのまま境内の墓地に埋葬され、
そのまま寺院内で、あるいは場所を変えて精進落としを行うのだそうです。

は、はやい・・・。東京人の僕はちょっとびっくりです。

しかし、他の地方と同じように葬儀の後で行う地区やご家族もあり、
それぞれに伝統を守っているようです。



●「隣組」の存在

最近では少しずつなくなってきている習慣のようですが、
冠婚葬祭には地域の近隣組織も機能していて、
自宅での葬儀では、
「隣組(となりぐみ)」「弔い組」や「班」と呼ばれる住民の組織が、
寺院との連絡やお葬式の準備などを手伝う
ケースがあります。



●棺は「仮門」から?花籠で「撒き銭」?三角布?

沼津市周辺では、柩は「仮門」から出すというところもあります。
仮門とは、アーチ状に組んだ二本の笹竹で、玄関の両側で二人が持ちます。
柩が出されると、柩の置かれてあった座敷をはき出すといった習慣が県内各地にあります。


また、一部地域では、
墓地へ出向く際に遺族や近親者が額に白い三角の紙をつける風習が。
この白い三角の紙は死装束のひとつ「宝冠(ほうかん)」です。
白い布を身につけることによって、故人と同じ格好をすることになりますが、
「故人が旅立つまでは、私たちも共に見送りますが、そこから先はお一人で旅立ってください」と
いう意味が込められているのです。


また、墓地へ向かう際には小銭やお米を撒く風習「撒き銭」も行われています。

この際、農村部などでは、竹でゆるく編んだ、運動会の「玉いれ」で使うかごのような形の「花籠」を
竹竿の先にくくりつけたものを使います。
花籠は2本で1対とされていて、かごの底には和紙をひき、
故人の年齢の数だけ小銭を入れておき、
四辻の真ん中などで立ち止まり、かごを振って小銭を落とすのです。

これは、知らない人にも分け隔てなく「広くほどこす」ことによって、故人が功徳を積み、
あの世で良い思いができるようにとの願いが込められているそうです。



静岡県では
いろんな方の手を借りて、地域で送り出す風習が残っているんですね~。
飲食代が多いのもそこから来ているんでしょう。
2010-12-05 06:15:07

旅立ちのお支度(死に装束)

テーマ:葬儀のキホン


故人がお棺に入る際に身につける衣装を一般に「死に装束」といいます。
ご遺体をお清めして、それを身につけさせるのですが、
時間がたつとお体もかたくなってきますので、
納棺の際に一式身につけて差し上げます。


映画「おくりびと」では、それを執り行う「納棺師」が主人公になっていましたね。
うちの「A’ZUMA感謝祭」でも「おくりびと」実演を何回かやってます!



仏教の伝統的な死装束には、
経帷子(きょうかたびら)・頭巾・上帯(うわおび)・手甲(てっこう)・脚絆(きゃはん)・
足袋・草履・杖・六文銭・頭陀袋(ずだぶくろ)
などがあります。

あの世への旅じたくのひとそろいという意味なのです。
実はお遍路さんの服装もこれにならったものです。

$葬儀屋さんの社長のお葬儀ブログ


*経帷子(きょうかたぴら)
麻や木綿などの単衣の白い着物です。
これに経文を書き、その力で生前の罪滅ぼしをするといわれています。
通常と違い左前に着せます。


*頭巾・天冠(てんかん)
はちまきに三角形の布や紙を取り付けた冠のことです。


*頭陀袋(ずだぶくろ)
修行僧が托鉢(たくはつ)するとき、経文や布施(ふせ)を入れるために首から提げる袋と同じ形です。
  この中に、三途の川(あの世とこの世の境の川)の渡し船のお金として六文銭を入れます。


神式では、白い小袖を着せます。


キリスト教式では、とくに決められた死装束はなく、服装は自由です。
故人の身に着けていた十字架を持たせる場合もあります。


最近では、仏式でも故人の好きだった服をそのまま着せて、ということも増えています。
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