ああ。帰れない

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じいちゃんが老健に入所して

明日で10日目。

 

途中ダンジキ騒ぎもあったりで

 

 

スンナリとはいかない老健ライフ。

 

さて

その後はどうかって・・・?

 

 

認知症病棟を避け

一般病棟に入れてもらったので

フロアで見かけるのはクリアな人がほとんどな上

男性の数も多い。

 

 

リハビリ方法も多岐にわたっており

フロアでは習字をしていたり

絵を描いていたり。

 

 

別フロアにはかなり充実したリハビリ設備があり

器具を使った機能訓練も可能だ。

 

 

としお氏が

 

 

気に入ったのも

なるほどうなずける。

 

・・・が

 

洗濯物を取りに面会へ行くと

 

 

食事やおやつの時間以外

大概は

自室のベッドでヨコになっている

じじ。

 

もっとも

家にいる時から

 

こんなだったから

しょうがないっちゃあしょうがないんだけどね。

 

しかしこれでは

一般病棟にこだわった意味がないではないか。

 

その上

当の本人

クチを開けば

 

 

どうやらヨタヨタとは付き合えんらしい。

 

まぁ

カチンコチンのダイヤモンドヘッド(かたいオツムの意)に

10日で慣れろという気はないが

 

そうそう性格は変えられない。

 

しかし

ちょっとずつでも慣れてくれなきゃ困るのよ。

 

こっちが。

 

 

今日は

としお氏と二人

前日持ち帰り、家で洗った洗濯物を持参し

面会。

 

案の定

フロアには居ないので

部屋へ行くと

 

 

ベッドのじじに声をかけつつ

ワタシは持って来た洗濯物を整理棚に入れ

としお氏はカゴの洗濯物を回収した。

 

ところが

振り返ると

 

 

さっきまで寝ていたじいちゃん。

ベッド際の車いすを引き寄せ

驚く速さでそれに移乗したではないか。

 

入所当日には

車いすから支えて立つことは出来ても

そこから1歩も足が出なかった

じじなのに。

 

で、

 

 

そのまんま

自分で車いすを操って

どこかへ行こうとするじじ。

 

 

と聞くと

 

 

そして

 

 

そりゃもう

満身の力を結集。

かなりな速さで去っていくじじと

 

呆然と見送るワタシたち。

 

 

いやぁ~。

力つけたもんだね~と

感心している場合でナシ。

 

それからが大変だったんだもん。

 

 

エレベーターの真ん前で

にらみを利かせて

ワタシたちが来るのを待つ

じじ。

 

これは何が何でも帰る態勢だ。

 

このエレベーターに乗らないと

ワタシたちは帰ることが出来ない。

 

物陰から様子を探りつつ

エレベーターに乗り込むチャンスをうかがうが

一向に動く気配を見せないじじ。

 

 

 

おそらくね

 

ベッドに寝ながら

ず~っと考えていたのは

ただひとつ。

 

 

だけどね

いくら考えたとて

あなたの思い通りにはコトは運べない。

 

家に帰りさえすれば

以前と同じような生活が出来ると思っている

じいちゃんと

 

もう2度とあんな生活には戻りたくない

ワタシたち。

 

ジリジリジリとにらみ合いを続けること30分。

 

結局今回も

スタッフの機転により

ワタシたちは何とか危機を脱することが出来たが・・・。

 

 

ああ。

 

入所したとて

 

じじの長生き

悩ましい。

 

 

 

 

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