今回は映画にまつわる不思議。
僕は北野武監督の映画が大好きで、新作が発表されるといつも楽しみにしてる。
映画の発表と生活におきる出来事がリンクしている気がするからだ。
いちばん不思議を感じたのは 『DOLLS』 だった。
以前、好きだった人とつき合えずに会えなくなってしまったんだけど、その数年後、新幹線の中でバッタリと会うことができた。
『DOLLS』 という映画の発表があって観に行った帰りのこと。
北野監督がはじめて恋愛をテーマに撮った作品だった。
ま、これだけじゃ単なる偶然と感じるけど、 『BROTHER』 のときは仕事が決まったりと、これまで生きてきて、自分の気持ちが一番強くなっていた時期。
ぼくの生活は、HANA-BI から BROTHER まで金獅子賞級の時期だった。なんて。
こんな思いがあるからなおさら 『DOLLS』 という作品には不思議な縁を感じた。
最近だと、アウトレイジ という映画を観たあと、いつもよく行く温泉で、全身刺青のその道の人たちに会ったりなんてことがあった。(もちろんお断りの看板アリでいつもは会うことがない。)
単なる偶然?と思ってしまうんだけど、不思議なのは、『ふだんなら絶対にないことが起きる』 ってこと。
映画や芸術と自分の生活がリンクするってことがあるのもまたオモシロイ!
以前、読んだ 『ユングのシンクロニシティ』 という本でこのことに触れていた。
個人の意識を代弁する者に共感して、意識が投影され、シンクロ現象を引き起こすことがあるって。
こういう感じで映画を観れるってのもオモシロイ。
映画が別な楽しみ方になったり、新しい芸術とリンクできるんじゃないか、なんて思ってわくわくする。


