a guardian angel

スキビ好きな私が無謀にも始めてしまった…

二次創作・ネタバレ・つぶやきを含む妄想ブログです。

当然のことながら、作者さま・出版社さま等とは一切無関係です。


テーマ:

敦賀さんからのキスで…///

足に力の入らなくなってしまった私は…

彼に担がれるように抱きあげられてテレビ局を後にすることになった。

その時…ぼうっとした視界の中に…ひどく傷ついたような顔をしたショータローが見えた。

その表情に…一気に意識が覚醒する。

私の視線に気付いたショータローが苦虫を噛んだように顔を苦痛で歪ませた後…無言のまま私たちを睨んできた。そんなショータローの表情に…何かいけないことをしたかのような…変な罪悪感が生まれる。

…私が誰と何をしようとアイツには関係ないのに…なんでこんな気分になるんだろう。

ショータローが…あんな顔をするから…っあんな…傷ついたみたいな顔を…

そのことに囚われてた時…携帯の音でふっと我に返った。

着信は非通知…電話からは…さっき会ったばかりのショータローの声が聞こえてきた。

ドクンっと心臓が大きく跳ねて…悪戯がばれた子供みたいな罪悪感が広がっていく。

な…んでショータローがっ…

そう思っていると…兄さんが…ううん、敦賀さんが私の手から携帯を取り上げた。

そうだ…っ私今敦賀さんと…そう思って彼を見上げると…静かな車内に携帯からショータローの声が漏れてくる。

セツを私だと確信していながら…それを確認するための電話。

無言のままに電話を切った敦賀さんが…謝ってきた。

…どうしてあの時…キスしてきたんだろう…

その時不意に昨日の彼のセリフが思い浮かんだ。

「今のが…ファーストキスだって…思って欲しい。」

ファーストキス…と呼ぶのも腹立たしいあの事件…

敦賀さんたちの目の前で…

しかもあんなつまらない理由で唇を奪われた私を…

俳優としての心構えとともに慰めてくれたのも…敦賀さんだった。

…あの時のこと…気にしてたんだ…だから…あの日も…

そんなことを考えていた私に彼が聞いてきた。

「彼…とは今も連絡を取り合って…?」

その声にハッとする。

彼に誤解されたくない…っそう思った私は慌てて答えたっ。

「ちがっ・・・私連絡先なんて教えてないっ…なんでアイツが私の番号…っ」

て、そうよ…なんでアイツが私の…あっ…そうかあの時…

思いついたまま…連絡なんて取り合ってないんだということを伝えると

「そう…なんだ…。」

小さくそう呟いた後…彼は無言のままに車をスタートさせた。

どこに向かっているのか…車内は重苦しい沈黙のままに夜の街へと向かい…

私はそんな彼の横顔を不安げにずっと見ていることしかできなかった。


車は…とあるレストランの前で停まった。

住宅街を抜けた先にある隠れ家的なレストラン…

そこに着くと彼はカインになってセツをエスコートしてくれた。

予め注文されていたのか出されたメニューは目玉焼きの乗った美味しそうなハンバーグだった。

でも…さっきのことが気になって…味わう余裕なんてなかった。


ホテルに戻った私たちに…また沈黙が続く…。

時計を見ると11時を回っていて…明日も仕事を控えてるからと兄さんに先にシャワーに入るように勧めた。

こんな微妙な空気の時も一緒っていうのは…

正直どうしたらいいのかわからなくて…

彼がシャワールームへと姿を消すとふぅっと大きなため息が零れた。

そして…切ったままにしていた携帯の電源を入れるた私は…

その携帯をみつめながら…考えていた。


なんで…私が罪悪感なんて感じなきゃいけないの?

アイツが私のことで傷つくなんてありえないじゃない…

そうよ…アイツにとって私は…

セツが私だって見抜いたのだって…きっとまぐれよ。


そんなことを思っていると、急に手の中の携帯が鳴りだした。

彼に気づかれないように…そっとドアを開けて廊下へと出た私は…

非通知の表示を見て…躊躇った。

もし…またショータローだったら…?

私はなんて答える…?それにカイン兄さんの事を聞かれたら…

白を切りとおせる?

彼の秘密を危険にさらすことはできない…

躊躇してるうちに結局…電話は切れてしまった。

やっぱり今日は…そう思って電源を落とした私は部屋へと戻った。


扉を開けた途端…射抜くような瞳で私を見つめてくる彼の視線に気づいた。

彼の視線は…私の手元の携帯へと降りていく。

あっ…とそう思った瞬間…彼が傷ついたような顔をした。

そして次の瞬間…私の目に映った彼は…


→ 13話へ続く

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