ん・ン・N

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先日、『踊るさんま御殿』というテレビ番組で、さんまさんが「人は『ん』だけで、気持ちが表現できる。伝わる。」というようなことを喋ってはった(どうして急に関西弁?ニコニコ)。

『ん』

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ん~
汗
ん…

確かに、文字は『ん』一つだけど、そこには声のトーン、音の微妙な長短。そこへ表情や気持ちの入れ方が加われば、『ん』の一文字はどれぼどの表現を持っているのだろう。

昨日の仕事会食での会話で、青森で仕事を始められた方が、『わ』は「わたし」、『な』は「あなた」と言っておられた。

一文字の「音」だけでも、意味を表す言葉はたくさんある。そして、同じ一文字でも、多種のものや意味を指す文字がある。

神代文字は神様毎に異なった文字を持っておられたため、私たちが学ぶ文字だけでも50種類以上ある。私はまだ初心者で、只今上古七代の天相合天皇様の文字を修練中。
たったこれだけでも、驚いたのが『ん』の文字数が神様によって違うことだ。

『ん』が一文字の神様。
二文字の神様。
そして五文字の神様がある。

最初文字としての『ん』しか考えていなかった私は『ん』の数は、漢字のような表記上の使い分けかと思っていた。
例えば、『阿』と『唖』はその表現する意味によって使い分けるというように。

ところが、「さんま」大先生にお教えいただいたニコニコ

『ん』の「音」の使い分けだったのだろうキラキラ

そして、本から『ん』の素晴らしさを知ることになる。

神代文字について知りたくて、本を探すと色んな角度からの研究がある。

浅見宗平氏は、読者に語りかけるように、とても平易な言葉で神代文字について書いておられる。

「あいうえお」日本人は皆まず主に親から五十音を学ぶ。

『あいうえお』はご存知の通り、「母音」。
そして、『か行~わ行』は「子音」。
「かぁ きぃ くぅ けぇ こぉ」と発生する。

「母」と「子」がいる。では「父」は?
「父」、「父音」が『ん』なのだそう。

…口を結んで アイウエオ カキクケコと五十音を言いますと 全部 ”ン” という音になります そうしますと ンと言う音の中には 全ての音が含まれていると 言うことになります 全ての音を種としますと 子種を持っている方が 父親の理であり 大地を持っている方が 母親の理であり 種が畑に播かれて 生えた物が 子の理であり 子音であります…

…五十音を正しく唱えることが 沢山集まる 治まる 良くなる という術事の唱え事であり これが ”祝詞”でありました 然し太古の初めの唱え方は オイウエオではありません アオウエイであり次にアエイオウでありました…

アオウエイ…大地は流動し 山は火を噴き 海は大渦巻きとなり 未だ定まるべき所に 定まらない状態の時に 唱えた五十音

アエイオウ…地球上の海や陸地 山や空を 動かして大調和させる為に 唱えた五十音

オイウエオ…治まり調って 人間世界も秩序正順とする為に 天津祝詞とされた

祝詞だから、昔の人たちは、学校で姿勢を正して声を合わせて、「あ・い・う・え・お」と発音の練習をしたのだな。その声のトーンも間違っては届かない。ましてや発音を間違えては、届くはずもない。
それを考えると、子供の頃の行事に対する完璧なまでの予行演習も神事と考えられる側面があり、間違うことが許されないと思われていたことがわかる。

話が逸れてしまったので、五十音に戻る。現代のヰ・ゐ、ヱ・ゑなどが抜けた「アイウエオ」は不完全なものとなってしまったようだ。

…”ん” と言う音だけでも 一字が一音ではありません 天音 人音 地音 と一字でも三音位は 使い分け致します…(んに限らず、他の音でも)

本を読んで、久しぶりに五十音を声に出してみた。
すると、「あいうえお」から「かきくけこ」、「さしすせそ」・・・と五つの音を声に出し、次の5音を出そうとすると必ず口を閉じないと次が出せないことがわかった。

無声の『ん』に気づいた音譜

あいうえおん かきくけこん さしすせそ

母や子は父の下支えあってこそ成り立っていることに、改めて気づかされたドキドキ



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