東鳴子温泉の旅館勘七湯さんへ1泊お世話になって参りました~。

JR陸羽東線・鳴子御殿湯駅から徒歩数分と云う好立地ですが
温泉旅館は皆何故か1本奥の細い路地沿いに立ち並んでおりました。
旧旧道…なのでしょうかね?(^w^)

こちらは1784年創業と、歴史あるお宿。
宿泊したのは連休だったこともあり、ほぼ満室に近い状況だったかと思います。
湯治部屋からも賑やかな声が聞こえておりました~(笑)




男女別大浴場と、男女別小浴場がありますがいずれも24時間利用可能。
それぞれ利湯している源泉が異なるとのことで…勿論両方味わわねば!(笑)




大浴場の脱衣場。
10人分程度の脱衣籠と洗面所、ドライヤー等が設置されていました。

滞在中何度か入浴しましたが、残念ながら貸切状態になる事が無かったため
浴室内の画像はありませんw

勿論浴室内・脱衣場は清掃がしっかりなされていて清潔な印象。
熱めの小浴槽と、それよりは温度低目の大浴槽に分かれていました。
一見透明のお湯ではありましたが、浴槽の縁や浴室床タイルには
温泉成分由来の析出物が沢山付着していました。


こちらは勘七湯独自の源泉を引湯している「不老泉」。
男女別の小浴場となってはいますが、フロントに申し出ることで
貸切利用することも可能(別途料金不要!)と云う事でした。


単純に先客がいらっしゃらなかったので、贅沢に一人貸切利用(笑)
脱衣場は2~3人で一杯になる狭さ(^ω^;)


何とも言えぬアブラ臭が充満している浴室…(゜ロ゜;)
掛け湯をして、どの位の深さがあるのか良く分からない浴槽に浸かってみましたw
夜の薄暗い状態だと、踏み外しそうです(爆)
何やらヌルッと?ツルッと?云う印象のお湯でした。気持ち良かったです!
しかし熱くて、長湯は危険(≧ロ≦) と思い、無理せずお湯を楽しんで参りました。
湯上り後に飲んだお水が、たまらなく美味しい…。



「青春18きっぷで行く温泉番付」なるものが掲示されており
東の横綱に「鳴子温泉郷」が…!

でも基本的に「駅から遠くないこと」が前提となっている上に
温泉郷単位だったり特定のお湯(浴槽)なのも記載されているので
個人的には意義アリ!な内容かも知れない(笑)
まぁこの番付自体、個人の観点によるものだから仕方が無いですね(^O^;)

と云うより番付下に置かれている地ビールの方が気にな(以下略)



湯治客も積極的に受け入れていると云う宿の姿勢が良く表れているのが
こう云った売店かも知れません。

宿周辺のお店で食材を仕入れて自炊部用の調理場で料理したり
酒屋さんで好きなお酒を購入してゆったり過ごすお客さんもいらっしゃるとか。

「昔は秋田からも湯治のお客さんが沢山お見えになって
高清水とか秀よしとかの日本酒を箱単位で持ち込んで来ていた。
近くの酒屋さんでもそれらの銘柄を扱っているのだけれど
全然味が違っていて、美味しいお酒だった。
仕事中に「部屋に上がって、漬物でも食べて行きなさいよ」と言われたけれど
秋田弁で言われたものだから、当時は意味が分からなかったんだ」
と、部屋に案内して下さった従業員のお爺さんがお話して下さいました。

秋田弁で「まんつあがってがっこでもくってげ~」とでも言われたのでしょうか(笑)

ちなみにそのお爺さんは推定80歳前後。
元気に食事を運んで下さったり、お布団を敷いて下さったり。
そして若手のアルバイト(見習い?)を引き連れて、仕事を教えていました。




このお宿では基本的に、朝晩共に部屋食とのこと。
飲み物については部屋に備え付けの冷蔵庫内からセルフ調達のようで…。
しかしそれに気付かなかったため、持参した日本酒と共に頂きました(爆)


料理自慢の宿ではないのだけれど…と言われたけれど
その土地で取れた山菜や、その時期に旬のもの等が味わえれば
それで十分なのです(≧ω≦)

特筆すべきは、ご飯が最高に美味しかったこと!
ふっくらつやつやのご飯は、口に入れた瞬間からとても甘く感じられるほど。
お櫃に入れられたご飯…夕食時も朝食時も、空にしちゃいましたw


お箸の先端に付いていた、箸袋代わりのこちら。
手作りなのかしら?(^ワ^)


豚肉と玉ねぎを紙で包んで蒸し焼きにしたもの。
味付けが美味しくて、これを丼ご飯に載せて頂くだけでも十分な位!


そして朝食。希望時間を聞かれなかったため、いつ来るのか…?と
7時頃から起きて待機していました(爆)

どうも8時頃から、順次配膳となるようで、待ちきれない他の宿泊客さんが
フロントに問い合わせたり、配膳作業をして廊下を往来している従業員さんに
直接尋ねているようでした…。

別段慌てている訳ではなかったので、順番が来るのを待っていたのですが
もし列車・バスの時間等で余裕の無い方は、早目に配膳して貰うよう
事前にお願いしておくと良いみたいです。

然程広くも無い部屋で部屋食となると、布団は配膳前に片付けてしまうのか?
…と思いきや、片隅に押し退けるだけでした(^ω^;)
「食事後に入浴して、ゆっくり横になりたかったのに」と
苦情が来てしまうこともあるからだとか…。
これはなかなか両立は出来ない、温泉宿のテーマですな。

朝食後も軽く入浴し、出立の準備をして、宿を後にしました。
宿のご主人を始め、従業員の皆さんの優しい心遣いでゆっくり過ごせました。
また是非、訪れてみたい宿です。日帰り入浴利用も良いかも!


【旅館勘七湯】 http://www.hds-net.com/kansiti/
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯18
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