今日は先日参加したボストンキャリアフォーラムについてまとめようと思います。
まとめるといっても、個人的な経験がどうしてもベースになってしまうとは思いますが、今後参加予定の方のためになればと思います。
ボストンキャリアフォーラムについての一般的な情報と、僕の取り組み方を書いていこうかなと思います。


個人的に思うのですが、ボスキャリに関しては情報が少ないと思います。
僕も参加前に情報をリサーチしようとしましたが、結構少なくて苦戦しました。
実際に行ってみたら思っていたことと違ったことが割りと多かったのでこのエントリーをつくってみました。


まずは先に、僕のプロフィールを簡単にご紹介します。
僕は日本の4年制大学を休学しているいわゆる休学留学生です。
4回生時に休学し一年間カリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションコースで学んでいました。
こちらではまず半年間英語を学び、その後マーケティングコースを3ヶ月履修し、最後に3ヶ月現地でインターンシップをし、帰国前にボスキャリ参加という経緯です。
ですので、海外大の学生より日本の学生の方の方が参考になるかもしれません。
そして僕は外資系企業の選考は受けずに、日系企業だけ選考を受けました。
ですので外資系のみを狙っている方にとってはあまり参考にならないかもしれません。






今月2012年10月19日~21日(金~日)にかけてボストンキャリアフォーラムは開催されました。
会場は港がすぐ横に見渡せることができるBCEC(Boston Convention&Exhibition Center)。

通称ボスキャリと言われるこのキャリアフォーラムは、ディスコが主催する世界最大の日英バイリンガルジョブフェアです。
毎年参加者は約1万人とされています。
基本的に参加資格を得ている対象は、国外の大学・大学院を卒業済みもしくは卒業予定の人、そして日本の大学・大学院に在籍していながら交換留学をされている人、そして職務経験を持っている人とされています。
いずれもバイリンガルであることが前提です。

こう見てみると非常に参加ハードルが高そうに見えますが、実際のところはそうでもありません。
なぜなら僕のような休学留学生でも成果をあげることができるジョブフェアだからです。

ちなみに僕は先程申し上げと様に、関西学院大学を休学してカリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションに通っていました。
参加当時は既に現地でのインターンシップを終えて、グレイスピリオド期間中でした。
グレイスピリオドとはF1ビザ所持者に与えられる滞在猶予期間です。
インターンシップを終えて帰国も考えましたが、ボスキャリや他のプロジェクトの関係でグレイスピリオドいっぱいまでカリフォルニアに滞在することは早くから決めていました。
ボスキャリは正直行くか迷っていて、僕が行ったところで内定がもらえるわけではないと思っていましたし、できることと言えばどんな職種があるのか知り、人事の方と話す機会があるかどうかだろうと考えていました。
さらに日本の大学に在籍中の僕は選考フローにのれないことも多々あるのではないかと考えていました。
2014年新卒の僕は2012年のボスキャリは応募条件から外れている場合が多く、今回は企業も2013年新卒を中心に採用しています。
だからわざわざ高額なホテル代とフライト代を払ってまで行く価値があるかどうか、ぎりぎりまで悩んでいました。
行く決意を決めて友達にホテルの相部屋を申し込んだのは開催まで1ヶ月に迫った9月半ばでした。

つまり僕は交換留学でも現地の大学に通っているわけでもなく、さらに言えばバイリンガルでもない普通の大学生です(TOEICは当時800点もありません)。
そんな僕でもたった3日間だけで2つ内定をもらうことができ、さらに数社から日本に帰国後次の選考に進めるオファーを頂いています(このエントリーを書いた直後にもう一社内定を頂きました)。
これは僕がただ単に、運に恵まれたことも当然考慮すべき事実ですが、戦略を立てて参加すればそれなりの成果を挙げられるものだと思います。
個人的には日本からボスキャリのためだけに渡米して参加することも十分意義のあるものだと思います。

おそらくボストンでバイリンガルを対象と聞くと日本の大学在籍では敷居が高いであろうと思われる人もいるかもしれません。
僕も実際ボスキャリは”敷居の高い”ジョブフェアだと思っていました。
英語面接も当然のようにあって、学力も優秀な人材だけが内定を獲得することができるものだと先入観をもっていました。
しかし蓋を開けてみれば僕の場合は英語面接は無く、僕でもポンポンと選考を進むことができました。
ただ内定者を見渡せば高学歴もしくは海外大学卒業予定のバイリンガルが当たり前だったので、僕の場合は非常に幸運だったと言えます。


そんな僕の経験を踏まえて、ボスキャリのポイントを振り返りながら伝えられたらいいかなと思います。








1.ウォークインは一次面接のようなもの!
ボスキャリの特徴として、ウォークイン制度があります。
ボスキャリでは基本的には事前応募制度というのがオンライン上であり、CFNのサイトを通して各企業にレジュメを提出してそこで書類選考を通過した人から面接を予約できる仕組みです。
ほとんどの企業がこの事前応募制度をとっていますが、同時にほとんどの企業がウォークイン制度をとっています。
ただ僕が見る限り一部の商社や一部の人気企業は実施していない場合があったので、事前に調べておく必要があるでしょう。

ウォークイン制度とは各ブースで当日自分のレジュメを提出して、数時間後もしくは翌日企業から電話がかかってきて面接に進める制度です。
実はこのウォークイン制度が事実上の一次面接になっていることもあります。
というかなっています。
レジュメ提出時に企業の方とお話して、好印象もしくは何かしらのインパクトを残しておくことがウォークイン突破の鍵になるのではないかと思います。
面接は3秒で決まると言われるように、レジュメを手渡す一瞬でいろいろと見られていると考えたほうがいいでしょう。
できれば1,2分の立ち話くらいはしておいた方が次に繋がる可能性はぐんと上がると思います。
実際僕もウォークインで落ちているところは、あまり話さずにレジュメだけ入れて立ち去ったところが多かったです。




2.数を打て!

ボスキャリは面接を入れ込んだもの勝ちだと思います。
どうせ3日間しかないんですから、数をこなした方がいいと思います。
僕は初日に4回、二日目に6回、最終日に3回の面接を受けました。
僕の場合はあまり業界を絞らずに少しでも自分の興味・感心に触れる企業に足を運びました。
体力的にかなりハードかと思いますが、日本でめんどくさいステップを踏みながら内定までたどり着くことを考えれば、数日感会場をめいっぱい駆け抜け回った方がよほど効率的だと思います。
ボスキャリは一日動き回るだけでもかなりハードです。
レッドブルがあったらいいですね。
僕は気合い入れてレッドブルをスーツケースで持っていこうとしたら、完全に液体物持ち込み制限を忘れていて見事に没収されました。笑

ボスキャリは三日間ですが日曜日はPM3時には終わりますし、ウォークインも午前で終わりです。
なので実質二日と半日。
この短期間で10数社の面接を受けれる効率の良さを考えたら、受けるだけ受けておくべきでしょう。
事前にセミナーや面接など予約していても、次から次に面接が入ってくるボスキャリではスケジュールチェックも大事です。
頭も体もスピーディーに動けるように準備しておいてください。




3.志望動機は考えなくてOK!
超スピードで面接が行われているボスキャリでは企業側も深く志望動機を聞いてくることはほとんどありません(特に一次、二次の段階)。
ただ会社によっては、どの部署で働きたいか聞いてくる場合もあります。
そういった場合に備えてある程度会社についての知識は備えておくべきかもしれません。
でもこれは面接前の15分でいいでしょう。
企業研究なんてどれだけしても所詮学生レベルでしか研究できません。
分からないことは分からないと言っていいでしょう。
僕もとある白い会社の面接で、入社後やりたいことを聞かれ、思いっ切り「分かりません!」と答え苦笑いされましたが、通ってまっす。
向こうも分かっていますので。

ただこの方法は、あくまで僕の場合です。
業界や会社によっては、そんなもの通用しない場合もあると思います。
もし本当に行きたい会社があるなら、数ヶ月前からしっかり企業研究して準備して備えるべきだと思います。




4.履歴書はCFNのコピーでよし!

CFNで事前応募の際に履歴書をサイトにある決まったフォーマットで提出する機会があります。
僕は当日の履歴書もそれを使いまわしました。
履歴書はウォークイン時に必要ですし、予約済の面接でも必要です。
僕もトータルで20枚ほど提出しました。
手書きの履歴書を何枚も書いている人を会場では見かけましたが、僕はしませんでした。
理由は単純にめんどくさいし、手間だと思ったからです。
僕は全てホームステイ先できれいにプリントしたものを持ち込みました。
ちなみに会場でもコピーは可能ですが、少し文字が乱れていました。
手書きの履歴書は気持ちが入っていて、誠意が伝わることもあるとは思いますが、一枚手書きで書いてコピーでもいいんではないでしょうか。
会場で履歴書を書く時間があるなら、面接を受けるなり企業研究したりする方がいいと思います。
ちなみにとある面接官と同じ意見で盛り上がったこともありました。
手書きの履歴書を本当に求めている企業はどれほどか知りませんが、自分が受ける企業や業界の風土に合わせて臨機応変に対応してくべきでしょう。

写真は日本で撮ったものを持ってきてたので問題なかったです。
アメリカで取ると非常に高額ですし、撮影も日本ほど丁寧ではないので日本の写真屋さんをオススメします。
残念ながら日本人の写真へのこだわりをアメリカ人は理解してくれません。笑
そもそもこっちでは差別を避けるために、履歴書に写真を載せないことがスタンダードです。
年齢や性別さえも記入する欄がなかったりするみたいです。


*宿泊*
Boston Seaport Hotel
http://www.seaportboston.com/?gclid=CKj4hbDpq7MCFSemPAod21AAEg
会場から歩いて3分の目と鼻の先にあるホテル。
部屋ロビーともに無料のWi-Fi完備。
僕は4人で4泊しましたが、一人トータル$450くらいしました。




*食事*
ボストンといったら何といってもシーフード!
会場の中央でご飯を食べれるんですが、そこの売店にはクリームチャウダーがあります!
ただこぼしている人が多いので注意!
僕の友達も内定の電話がかかってきた時に焦って立って、クリームチャウダーにネクタイ突っ込んでましたww

夜食べに行くならYankee Lobstarという僕のホテルから徒歩数分のお店は良かったですね。
ロブスターもカニも絶品。
店内狭いけど、店員気さくやし、音楽もええ感じにHipHopかかってていい店です!




*観光*
僕は日曜日もすぐに帰らずにゆっくりホテルで寝ました。
そして月曜日はハーバード大学へ観光。
ハーバードの街並みはいいですね。
オーストリアのウィーンのようなイメージ。
まあ行ったことないんですけどね。笑

時間があればフリーダムトレイルを歩いてみるのもいいと思います。
道路に描かれている赤い線を沿って市内の主要な観光地を巡ることができます。




*夜のディナー*
内定をもらったり、選考中であったりする会社からはディナーの招待を受けるのがボスキャリの一つの楽しみです。
僕は2日目に内定先の企業のディナーに招待されて行ってきました。
ワインセラーが壁を埋め尽くしているおしゃれな部屋でシャンパン片手にコース料理という、なんとも僕が似合わない場所でしたが、よかったです。
一階から地下にかけて滝流れちゃってましたから!笑
でもあのように人事部長の方と隣の席でゆっくり話せる機会なんてないですし、実際に働いている方の考え方や価値観を聞くことは僕にとっては非常に大事だと思いました。





最後に僕が内定をもらえた理由を自分なりに分析してみようかと思います(あ、興味ない方は飛ばしてくださいw)。
冒頭でも書いたように、僕には大した学歴があるわけでもないし、頭が切れるわけでもないですし、華やかな経歴があるわけでもありません。
アメリカに一年いるくせに、英語もたいして喋れません。

そんな僕でも内定をもらえた理由は、背伸びせずにありのままの素の自分をで勝負できたからではないかと思っています。
内定を頂いた会社の面接では変に肩の力を入れずに、挑めていたのではないかと思います。
僕は嘘が苦手な人間なので極力嘘はつかないようにしています。
特にボスキャリのような毎時間面接があるようなジョブフェアですと自分がどこでどんなことを言ったか忘れてしまいます(僕は面接終了後メモしていましたが)。
だからありのままの自分を語ることに集中するべきだと思います。

僕の場合は聞かれれば全て答えていました。
聞かれなくてもできるだけ素直にいこうと意識して話していたと思います。
具体的には留学か就職で迷っていて結果的に総合商社とトヨタ自動車を全滅してから留学に来たこと、当時はやはり大企業のブランドや肩書きだけに憧れていたこと(悪いことではないと思いますが)、その考え方が留学後どのように変わってきて今どのように自分の将来のビジョンを描いているか、自分の夢への想いなどを話しました。
これらはべつに面接用に準備したわけでなく、普段から考えているようなことをその場の空気に合わせて、聞かれたことに対して答えていくといった感じです。
僕の場合は性格的に人よりも弱冠面接への苦手意識が少ないためか、面接の場で上記のようなことをリラックスして話せました。
要は心の持ちようだと思います。
いつも頭の中にあること、もしくは誰かと話していることを素直に吐き出す場、それが面接の場であると思います。
自分の思いを正直にぶつけて、相手とマッチすればよし、マッチしなければ残念。
それだけだと思います。

面接なんて恋愛のようなものだと思います。
タイミングもありますし、運もありますし、相性もあります。
こっちが好きでも相手が好きになってくれなかったら結ばれないですし、こっちが無理やり合わせて好きになってもらっても今度は長続きしない。
こちらがやることは一貫してて、自分の100%を自分の言葉でぶつけるだけです。
面接の15分が告白タイムのようなものだと思ってます。
ぶつけきって、それでもダメならしょうがないって割り切れます(たぶん笑)。
そしてその方法も人によって、ベストな方法は変わってくると思うので、自分にとってベストな方法を追求するべきだと思います。
ごちゃごちゃ書いてますが、ようは”シンプルに自分らしく”これに尽きると思います。

僕もまだまだ少なくとも年内は就職活動を続けていきます。
これから起こりうるいろんな出会いや機会に期待しながら、就職活動を楽しんでいきたいと思います。
正直こんなこと言ったら、「楽しめるかボケ!」と言われてしまうような気もします。
僕も一昨年内定がなく結果を待っている時は気が気じゃなかったです。
でも就職活動を通して自分と向き合えるこの時期は、人生にとって大きなターニングポイントの一つだと僕は思います。
過去の自分を振り返り、今の自分をしっかり足元から見つめなおして、将来の自分へ期待を寄せる。
新しいスタートを切る絶好の機会だと思います。
楽しくないはずがない、と個人的には思いますし、その考えは二年前とさほど変わっていません。

ということで、一緒に楽しんでいきましょう!



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