APU 魔女たちの勉強&研究会のブログ

アロマテラピーやハーブを深く探求したい魔女たちの活動を綴ります。


テーマ:
昨日は東京薬科大学名誉教授であり、ナード会長の指田豊先生によるゼミ開校の日でした。

テーマは漢方薬と香り。

日本で発展してきた漢方と中医学との違い、その歴史や基本について、お話いただきました。

漢方のことを、専門家に基礎から教えていただける機会というのは、ありがたいものです。

薬事法がらみの点、友達がよかったから自分も同じ漢方を試している、副作用がない、慢性病の薬であるなどの誤解も多い漢方。健康食品ではありませんし、体質が違えば同じ症状でも使う薬は違ってくるので、正しい知識を持って使い分けないと副作用だって起こり得ます。

また長期に渡って服用しないと効かないと認識している方も多いようですが、風邪などの急性期の症状に、体質に合ったものを使うと即効性があるという点についても、様々な症例をあげて教えていただきました。

「古事記」の因幡の白兎伝説にもあるように、日本には独自の医療がありました。ところが5-6世紀に朝鮮半島から渡来した医師により中国の医学がもたらせれ、さらに遣隋使や遣唐使により中国文化が盛んに取り入れられるようになると、日本の規則はすべて中国に習うようにとの「大宝律令」の制定により、日本古来の医学は日の目を見ることがなくなりました。

その頃の日本古来の医学について纏められた「大同類聚方」。和方の集大成ともいえる書籍ですが、国の政策などによりこの後江戸時代までお蔵入りしたままだったとか。

その後徳川家康の侍医でもあった曲直瀬道三が李朱医学を学んで広めた後世方医学。これを実証的ではないと後漢時代に書かれた「傷寒論」などの古典に立ち返って、臨床、実証に徹するべきという医師たちが現われました。

この医学を古方医学と言って、腹診を重視する日本の漢方の主流になったのだとか。

漢方の基本的な考え方を教わって・・・

五行についても教えていただきました。 指田先生から教わる五行は、新鮮な響きがありますね。


生薬についても色々と教えていただき、特に数少ない香りがある生薬についても解説していただきました。

最後は参加者による質問攻め!(笑)

お蔵入りした「大同類聚方」については気になりますし、お金持ちの人が受けられた医療と庶民の間で広まった民間療法の違い、健康オタクの家康とさらにその上を行く生薬オタクの吉宗の功績、木曽の百草丸の話まで、話題は尽きることなく時間切れ。

講義の中で聴ききれなかったことをランチタイムでもお話いただいて。

最後に残ったメンバーと。

指田先生には、まだまだ教えていただきたいことが山ほどありますね。只今執筆中という御本についても伺いたいですし、講座でもっと詳しく知りたい部分も更に掘り下げて伺いたいし…

ということで、取り急ぎ来年1月まで指田ゼミのスケジュールが確定しました。

ミニAPUや指田ゼミはAPUのホームページに掲載されないかもしれませんが…植物や自然療法について「知りたい」好奇心満載の同志の方、随時募集中です!

投稿者:奥村 有香理
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