――ストーリー――
鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りのパルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描くめくるめく世界を体験できるのだが,そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが…。
『あぁ…ヒース・レジャー…』
彼がスクリーンに登場した瞬間,感動してしまいました
動くヒースを観れたことが何よりも嬉しかったです
ただヒースの登場シーンに少し驚いてしまい,いろんな事とリンクしてしまう部分もあるけれど,(ネタバレするといけないので,どんなシーンかは内緒です),それでもやっぱり彼の演技はピカイチでした
ある秘密を抱えながら,パルナサス博士やヴァレンティナ(リリー・コール)達とともに移動式劇場で働き始めるトニー
彼の提案で,まったくお客さんが来なかった劇場も賑わいだすのだけれど,少しずつバレ始めるトニーの秘密と,パルナサス博士の過去
ストーリー的にはきっと好き嫌いがはっきりと分かれる作品だけど,私的にはヒースを観れただけでO.Kです
強いて言えば,『千と千尋の神隠し』っぽくて,宮崎アニメの実写版といった雰囲気でしょうか
それにヴァレンティナ役のリリー・コールがお人形さんみたいですっごく可愛いし,アントン役のアンドリュー・ガーフィールドもカッコいいのです
そしてそしてトニーが鏡の中に入るたびに,ジョニー・デップ,ジュード・ロウ,コリン・ファレルに姿が変わっていく…彼の死後に後付されたストーリーだけど,まったく違和感なく観れました
鏡の中に入った瞬間,『あっ!ジョニデになった!』,『ここからはジュードかぁ』,『コリン,やっと出てきたぁ!』なんて感激しながら,気づいたら私,身を乗り出してました(笑)
ジョニデはティム・バートン監督のおかげでファンタジーっぽい映画に出慣れてるせいか,トニー役もあっさり自分のモノにして,『さすがジョニデ!』って感じ
ジュードの映画はあまり観たことがないのですが,『この人はこんな感じでトニーを演じるのね』なんて発見したり…
そしてコリンのトニーはちょっと他の3人とは違う演技
一言で言えば,『裏トニー』と言った感じでしょうか
そして鏡から戻ってくるとまたヒースに戻っていて,ファンタジーだった鏡の世界を,彼が一気にキュッと引きるのです
『もしこれを全編ヒースが演じたら,どんな作品になっていただろう』と,考えるとやっぱり寂しくなりますが,それでもこの映画が完成され,世界中で公開されたことはヒースも喜んでいるだろうなぁと,自分勝手に思ったりしました
偶然にも,日本でこの映画が公開される1月23日の前日,1月22日はヒースが亡くなってから2年目になります。
『エンドロールでヒースの写真が流れ,最後の最後にトニーの携帯の着メロが劇場中に流れる
』…感動でした
そして嬉しいことに,トニーが劇中で使っている携帯から流れる着メロ曲で,ヒースもプライベートで使っていたと噂の,『We Are Children Of The World』が,モバイル版公式サイトからダウンロードできるそうです
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