アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場を駆け巡る営業マンのブログ

アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場についての生の情報を皆さんにお届けできればいいなと思っています。

アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場を駆け巡る営業マンです!

アパレルの工場について色々と書いていきたいと思ってます。

海外に流れる日本の生産形態を危惧し、日本製の高いクオリティ、凄い技術力を持った工場を常に探し、日本のアパレル工場を個人的に発掘、紹介していきますので、興味のある方は、是非リクエストして下さい!!

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そろそろ学祭のシーズンですね!

学祭といえば、欠かせないのがお揃いのTシャツやパーカー。

それを着て出店やイベントをやった人も多いのではないでしょうか。

今回はTシャツのプリントを専門に行っている工場に行ってきました。



この工場はけっこう若い方も多く働いていて、活気がありました。

最大6色まで刷ることの出来る機械と、

3色まで刷れる手刷りの機械があり、

一日あたり約3000枚刷れるそうです。

プリントのずれやにじみ、インクの厚みを揃えて刷ることは難しいと

おっしゃっていましたが、そこはさすがプロの腕、

あっという間にプリントTシャツが刷られていく手際の良さに驚きました。

小ロットの生産にも対応しており、

少ない時は5枚くらいから、多い時では1万枚以上もプリントできるそうです。



職人さんは、「街で自分でプリントしたTシャツをみるとうれしいですね」

と笑顔で話してくれました。

自分とは直接何の関係もない人がその商品を買ってくれて、

毎日のワードローブのひとつにしてくれる…

自分もそこがアパレルの醍醐味のひとつだと感じます。


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フセインチャラヤンのショーのあと、

900人ものゲストを招いたレセプションパーティーがありました。



自分も何人かのデザイナーやパタンナーさんと知り合いになり、

名刺を交換しました。

有名な方では杉村大蔵議員や

俳優の谷原章介さんもいらしていましたよ。

料理はカナッペ程度かと思っていたのですが、

1メートルくらい(!)ある巨大な焼き魚や

様々なトルコ料理、すしや天ぷらなどの日本料理もあり、

みなさんお皿に山ほど盛ってもりもりと食べていました。

前の方にはテーブルがセッティングされており、

デザイナーであるチャラヤン氏はそこで皇室関係の方々と

食事をしていました。



チャラヤン氏はトルコで唯一の

世界的に有名なデザイナーということもあってか、

世界にトルコの良さをひろめたい、という思いが強く感じられました。

また、日本のこともとても好きだということで

立派な国際交流になった一日でした。




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先日、フセインチャラヤンのショーに行ってきました。


フセインチャラヤンとはトルコのデザイナーで

パリコレクションでも活躍している世界的なクリエイターでもあります。

トルコの企業の協力で、今回10月4日にパリで行われたコレクションを

日本でも開催するというものでした。



会場となった東京プリンスホテルの地下は900人ものゲストが集まり

その中にはデザイナーである森英恵さんや桂由美さん、

コシノジュンコさんもいらっしゃいました。

ショーはとても素晴らしかったです。

最後の方に機械仕掛けの服が出てくるのですが、

まるで魔法のようになめらかな動きで

ドレスの形が変わっていくんです!

(あとから聞いたのですが、どうやらイメージソースは

ハリーポッターらしいです。)

ラストは大きな帽子の中に薄いドレスがどんどん吸い込まれていって

モデルは裸になってしまい、

帽子から水蒸気と水がシャァッ!と噴出してフィナーレでした。

(ここはちょっと笑えましたが。)

会場は拍手喝采。とても盛り上がったショーでした。



次回はショーのあと行われたレセプションパーティーについて

書いてみたいと思います。



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前回に続き、またシャツのお話。

紳士服の本場はイタリアですが、

そのイタリアと日本のシャツはどう違うんでしょうか?

いろいろありますが、ひとつは、

襟やカフスのパターンをバイアスでとる

ということです。

バイアスとは、たてよこ90度に織られた布地に対して、

パターンを斜め45度にとることです。

ハンカチの角をひとつ持ってたらしてみてください。

布目が斜めになると思います。これがバイアスです。

日本では襟やカフスは、縦の布目に平行にとるのが普通です。

バイアスにするとどのようないいことがあるのかというと、

襟を立てたときに、布に無理な力が生じることなく、

しっくりとなじむんですね。

そのかわり、バイアスの生地と言うのは非常に伸びやすいので

縫製が大変です。



他にもシャツには工夫がいっぱいしてあります。

例えば、お勤めする方なら誰でもみんな腕時計をつけますよね。

腕時計をつけても、シャツを着た袖口が美しいように

時計をつける左手の袖口を右よりすこし大きくしてあります。



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今回はワイシャツについて書いてみます。

ワイシャツという言葉はそもそも英語にはなくて、

ホワイトシャツが日本語でなまった言葉だそうです。

もともと紳士服の歴史のなかでシャツは下着と同じあつかいでした。

今でも由緒あるテーラー屋さんはお客様の前ではシャツ一枚にはなりません。

かならずジャケットを着るか、

夏の暑い時はベストを着ることがしきたりです。



昔ヨーロッパで貴族文化が華開いていた頃、

真っ白なシャツを毎日着ることは貴族の証でした。

お金のない庶民もそれに憧れたのはいうまでもありません。

でもそんなにたくさんもっていないし、毎日なんて洗えない…

そこでどうしたかというと、

一番汚れが目立つ、襟と袖のカフスの部分を取り外せるようにしたのです。

たまに、シャツで後ろヨーク(背中の上の方にある横の切り替え)に

輪っかがいっしょに縫われて挟まっていることないですか?

あれは襟やカフスを取り外して洗濯したシャツを干すためにひっかける

ループの名残だそうです。



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今回は衣服ときっても切り離せない身体のおはなし。

服は型紙をもとにしてつくられており、

その型紙は基本的には人体工学に基づいて作成されています。

こういうとなんだかむずかしいことのようですが、

つまり人間が着て動くときのことを想定してつくってあるということです。

人の身体のつくりを理解していないと、

見た目には似たようであっても、着ると

「なんか動きづらい」「肩がこる」「疲れる」

などしっくりこない服になってしまいます。

それは体型が悪いのではなくてパターンが悪いのです。

プロが見れば一発でどうしてその服がしっくりこないのかわかってしまうのです。



むずかしい話はここまでにして…

では身体のちょっとした雑学。

身体のパーツというのは、いろんな体型のひとがいるように見えても

割合に直すとだいたい同じようにできています。

例えば、以下の長さはだいたい同じになります。

1.頭のてっぺんからあごの先までの長さ(頭高)

2.足のつま先からかかとまでの長さ

3.肘を曲げ、手首からひじの先までの長さ

4.ウエストの幅(ウエスト周りではなく、前から見た胴の幅です)

5.こぶしを握って、一番でっぱっているところの周囲の長さ

からだの中でこんなに同じ数値の箇所があるなんておもしろいですよね!


それから鎖骨の長さは身長の10分の1になりますし、

ひじの位置は女性の場合、ウエストの位置と同じです。

手を下ろして、親指の付け根から床まではを測った長さは足の長さと同じです。

ちょっと体を動かして、試してみてください!



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テキスタイルメーカーで新しい生地をつくるとき、

生地の性能実験というのをします。

引っぱりや引裂に対する強さはどうなのか、

ドレープはどれくらいでるのか、

生地を縫い合わせたときそれを引っ張って、

縫い目が破れてしまわないか(縫い目抵抗力)、

毛玉はできやすいか、しわになりやすいか、

そういった試験をします。

これは開発した布地がちゃんとアパレル製品に向いているかどうか

ということを調べるためのテストです。

縫い目抵抗力があまりない生地でタイトスカートをつくってしまったら

座った時に脇が破れてしまいますよね!

そういったことを防ぐために基準を設けて、全てデータにしておきます。



ちなみに、ジャケットを着て、

「おはようございます」とお辞儀をしたとき、

ジャケットの後ろ中心の縫い目にかかる負担は10kgと言われています。


意外と力がかかってるんですね!

これには自分もちょっとびっくりしました。
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エルメスと言えば、

バーキンのバッグと並んでスカーフは有名ですよね。

あの美しいプリントはシルクスクリーンという方法でなされています。



シルクスクリーンとは、

紗(しゃ)というポリエステルの生地を張った枠に

特殊なフィルムを貼付け、

それを感光して絵柄のスクリーン(版)を製作し、

その上からインクを刷ってプリントするという方法です。

シルクスクリーンでは一枚の版につき、

一色しかプリントすることができません。

ですから5色のプリントをしたければ五枚の版が必要です。



では美しいエルメスのスカーフは

いったい何枚の版を使っているのでしょうか?

なんとモノによっては100色ぐらいになるそうです。

刷る行為自体は機械がやってくれますが、

ひとつひとつ絵柄を会わせるのは職人さんの仕事。

なんと100枚のうち、2~3枚ずれただけで

燃やして捨ててしまうそうです。

何も燃やさなくても…と思いますが

燃やすのはB級品が出回らないようにするため。

これが長年一流ブランドを支えて来たクオリティなんですね。




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華やかなファッション業界ですが、

一口にアパレルと言っても

その服一枚で生死を分けるような製品もあります。

これが売れなければ我が社は倒産…、

ということではなくて(縁起でもない!)

冬山登山や過酷な自然環境で着る衣料のことです。




どんな工夫がしてあるかというと、

ひとつはシームシーリングです。

シームシーリングとは、シーム(縫い目)を密封することで、

例えば素材自体に防水性能があっても、

縫い目の針穴から雨水がしみ込んで着ては意味がないですよね。

ですから防水性の樹脂で縫い目をコーティングします。

これは防水だけではなくて、防寒にも効果があります。

ブリザードが吹き付ける雪山で、

どういった機能の服を着るかということは生死に関わることなのです。

他にも超音波ミシンといって

これは針も糸も使わないで縫製するミシンなのですが、

これで生地同士をくっつけるやり方もあります。

でもこっちの方がコストはかかってしまいますね。



このような過酷な悪天候に完璧に対応した衣料装備のことを

ハードシェルといい、反対に

秋のピクニックなどレジャーアウトドアに対応した衣料を

ソフトシェルと言ったりします。



スポーツ衣料は普通のアパレルとはちょっと違って特殊なので

同じ服をつくる仕事でもけっこう謎な部分が多いです。

最近は機能性だけでなくデザイン性も高いものがたくさんあります。

「機能美」という言葉がありますが、

服に限らずどんなに実用性を求めたものだったとしても、

デザインはされていて当然だ、というのが私の意見です。




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