Lovers Fortune

タロット占い師アポロが語る恋愛論?


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私のタロットポーチには髑髏どくろのアクセサリーが付いている。

死神になった男(裏ポロ)

タロットポーチ

このタロットポーチ(タロットカードの保管・携帯用の巾着袋)はエオラさんが私にプレゼントしてくれたものです。彼女が手縫いで作ったそうです。裁縫はそれほど得意ではなかったようで、その時の彼女は指を怪我して絆創膏を巻いていたのを覚えています。指を怪我しながら一生懸命に縫い、彼女の愛情がしっかりと込められたタロットポーチです。

このドクロのアクセサリーも彼女が選んで付けたものです。彼女の明るく清らかなイメージからは想像できない悪趣味な選択だと思う人もいるでしょう。(彼女の趣味ならスヌーピーやキティちゃんになっていたかもしれません。)

でも、彼女は私のことをよく知っていたからこそ、このドクロを選んだのです。

いつかこのエピソードを書こうと思っていたのですが、昨日の13日の金曜日に合わせて記事死神になった男を書きました。13番目のタロットカード、「死神」の導きです。

Aoura」について




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エオラさんが携帯電話機のカメラで撮影してメールで送ってくれた動画です。

一人で千葉の動物園をお散歩中に撮影したようです。

メールのやり取りにはどこの動物園なのかということは書いてなかったのですが、レッサーパンダの「ふうたくん」と書いてあったので、調べてみたところどうやら千葉市動物公園に行ったみたいです。

二日掛けて出かけているので、おそらく泊りがけでどこかに行ったのだと思います。(彼女から直接聞いてるはずですが忘れてしまいました。母親のところだとか言っていたかな?)

二人でおそろいの買ったばかりの携帯(au F001)の機能を試すかのように沢山の動画を送ってくれました。(新しい携帯は防水で助かったね。)

この携帯はもう少し高画質で長時間の動画も撮影できるのですが、動画をメールに添付するためには「メールモード」という低画質なモードで撮影する必要があります。エオラさんから送られてきた動画は全てメールモードでした。

メールモードの動画はサイズが 横 320 ピクセル×縦 240 ピクセルで、フレームレートは 15 フレーム/秒、時間は 40 秒以内と決まっています。音声はサンプルレートが 8 kHz の ARM なので音質もよくありません。

この動画をそのままつなげてアップロードしてもよかったのですが、映像部分をあえて HD 画質に高画質化しました。フレームレートも 4 倍の 60 フレーム/秒にアップコンバートしたので最新のカメラで撮影したようなぬるぬる映像になっています。

こうすることで YouTube にアップロードして再エンコードされても音声部分のビットレートを高く維持できるはずなので、貴重なエオラさんの音声の劣化を軽減することができます。

実はメインは音声なんですよね。映像にはエオラさん自身は映っていないので、ちょっとしたお遊びとして加工してもいいかなと。

昔の映画風のカクカクした動画も味があって悪くはないのですけどね。

これ以外には彼女から送られた動画はほとんど残っていません。貴重な映像と音声になります。彼女は動画の撮影とかにはあまり興味がなかったのでしょうね。

Aoura」について

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自撮り

こんな風に鏡に映った自分をカメラで撮影して SNS とかに投稿している人をときどき見かけるけど、いくら考えても意味がさっぱり分からないんだよね。

たいていの写真が一番見たいはずの顔の部分にカメラを構えていて……そりゃそうだよね。カメラの画面とかファインダーとかを覗き込みながら撮影するんだから……顔が見えない写真をわざわざ人に見せようとしてるんだよね。

普通に考えたら顔が映っていない写真なんか失敗でしょ。意味が分かんない。

普通にカメラのレンズを自分に向けて撮影すればいいのに。

それとも、こんなカメラで撮影してますよってことを伝えたいのかな?

ちなみにこのTシャツはエオラさんからもらったものです。エオラさんが知り合いの作家さんから買ったものらしいんだけど、それを私にプレゼントしてくれたわけ。

本当は、自分には似合わないからって私に押し付けただけなんだけどね。だからその作家さんに申し訳ないから誰にも言わないでねと言われてたような……。いいんです。Tシャツってのはね、誰かに着てもらってこそ報われるものですよ。

この黄色い折り畳み式のガラケーはエオラさんとおそろいです。エオラさんから送られてきた自撮り写真にも同じケータイが映り込んでいました。

お出かけ中に街中の鏡のようになった壁か何かに映りこんだ自分を撮った写真。
お出かけ中に

ピンボケでもお構いなしにこんな写真を送ってくるのです。というか、エオラさんの写真っていつもピンボケだったんだけど……。

ヘアーサロンで暇つぶしにパチリ。
ヘアーサロンにて

ケータイの画面に集中しすぎてマヌケ顔になってますが……。

エオラさんはヘアーサロンに行くと毎回4時間くらいかかると言っていました。特別な色に染めてもらっていたそうですよ。

これは別の日(まだおそろのケータイを持つ前)に撮影した写真で、エオラさん愛用の PHS のカメラを使用。
ヘアーサロンで自撮り

だから、顔が隠れてるんだってば~!
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もし私が「散歩に出かけている」とつぶやいているのを見かけたらお気を付けください。
その時、どこかで誰かが殺されているかもしれません。

彼女が死んでからちょうど一年経とうとしています。彼女を知る人たちからすれば、いわゆるその「命日」は特別な日であり、強く意識しないではいられないことでしょう。もしかしたら、それを記念日として何らかのイベントを企画するような人もいるかもしれません。

正直、蚊帳の外の私からすれば、彼女を神格化するような祭り上げ方で命日をイベント化などしてほしくないとは思うのですが……。ただただ思い出の中でそっとしておいてほしい。

彼女の本当の想いなど誰も知らないのですから。それをあたかも「こうであった」と知ったようなことはしてほしくないし、彼女もそれは望んでいないはずです。

そんなことをここ数日、そわそわしながら感じつつ、私自身も平常通り何事もなかったかのように過ごそうと思ってはいたのです。

ところが、今朝になって思いがけず彼女に関わることで「夢」を見ました。

そう、ただの夢です。この一年の間、彼女が夢の中に出てくることはそう多くはありませんでしたが、もちろんたまにはありました。とはいえ、それは特別なことではありません。彼女が夢に出てくるくらいのことは「平常」ですし、出てきてほしいなどと切に願うこともしません。出てきたときには「やあ、いらっしゃい」と平然と受け入れるのみです。

エオラさん

しかし、今朝の夢には彼女は出てきませんでした。夢の中でも現実同様に彼女は死んだことになっていたからです。時間軸も現実同様に彼女の死後一年が経過したことになっていました。

ただ、現実と違ったのは、その夢の世界では彼女は殺人事件の被害者として、何者かに殺されたということになっていたことでした。

いえ、夢の中でも現実同様、今の今まで誰一人として彼女が殺されたなんてことは知らなかったのです。一年経った今になって唐突に、それが殺人事件だったと知らされたのです。

そして、その容疑者の一人として私もリストアップされていたのです。

夢の中では、まるでテレビドラマの古畑任三郎か何かのように、物語の冒頭でその犯人が明かされます。

『アポロさん、犯人はあなたですよ。』

夢の中で私はそう告げられます。

彼女を殺した犯人は私だったのです!

殺人犯の私は、夢の中のドラマの中で三谷幸喜の陳腐な脚本同様に自らその真相を視聴者に向けて語ります。その夢ドラマの視聴者は私自身でもあったわけで、私は犯人でありストーリーテラーであり視聴者でもあるというわけのわからない奇をてらった推理小説のような夢でした。

というところで夢から覚めて、これはブログに書けということなのだろうと思ってさっそく書いているところです。

はい、これは夢の話なのか、私の虚言なのか、それとも、真実を夢とごまかそうとする犯人が書くブログなのか?

皆さんはどう思いますか?

夢の中では一年前の彼女の死後からずっと警察の捜査は続いていたようです。当然ながら彼女の関係者は全員調べられ、遠距離とはいえ関わりの深かった私も調査の対象とはされていました。事件当日は現場から500キロも離れた場所にいた私に殺人などできるわけもなく、容疑者のリストからは早々に外されていたようでした。

結局、犯人は見つからず、事件も他殺ではなく単なる事故として処理をされて終わろうとしていました。

それがなぜ今になって再び殺人事件として扱われるようになったのか?

私のところにそれを告げに来たのは数年ぶりに再会した友人でした。彼は最初は久々の再会で、近況を報告し合うような他愛もない会話をしていただけでした。私も何の疑いもなくそう思っていました。

ところが、別の場面で彼が私のところに来た真相が明かされます。彼は実は私立探偵か何かで、ある殺人事件の調査を依頼されてやってきたというのです。そして、その容疑者の対象として「アポロさん、あなたもその一人なんですよ」と言うのです。

「その中でもあなたは最も強い容疑が掛けられている。はっきり言いましょう。あなたは犯人ですね。」

そんな、まさにドラマチックな展開で私は追い詰められます。

そこで犯人である私は視聴者である私自身に向けて語りだします。

「そう、犯人は私です。これからその私がいかにして殺人に至ったか、その真相をお話ししましょう」と。

遠距離だなんて見せかけのアリバイです。当日、彼女が亡くなったとされるその時間帯に私は Facebook や Twitter などで「田んぼ道で真夜中の散歩中」というようなことをつぶやき、いかにも都心の現場にはいませんでしたよというようなアリバイを作っています。ところが、彼女の死を誰よりも早く報じたのも私でした。その直前から直後まで、まるで生中継のレポートをするかのようにです。遠距離にいた私に、そのようなことが可能でしょうか? 普通ならありえないことです。実際には現場にいて殺人を犯していたというのがこの事件のトリックの真相です。

夢はその辺りで終わります。なんせ私自身の夢です。本物の推理小説家が書くような脚本通りの夢は見れませんからね。

ただ、目が覚める前の夢うつつの中で私はその推理小説のあらすじを思い出していました。

犯人は私だとして、容疑者としてリストアップされていた人物は他にもたくさんいたとしたら、それはいったい誰だろう?

そう考えると可能性のある人物は多数思い当たりました。それだけ彼女は他人に殺人の動機を与えるだけの生き方をしていたのは事実です。

彼女はただ愛されていただけではありません。多くの人から恨みもかっていました。いや、相手の愛情が強すぎて殺意に変わってもおかしくないくらいの執着心を抱かせるような付き合い方をしてしまうことが多かったようです。

あくまで夢の話として聞き流してもらえればと思いますが、容疑者としては以下のような人物が挙げられています。

まずは彼女の母親です。彼女は母親との関係にいつも悩んでいました。私は彼女の口を通して聴いた母親の話しか知らないので、彼女視点の一方的な見方になってしまいますが、彼女いわく、母親は自己満足の道具として彼女を利用しようとしていたとのことでした。

自分の娘の愛情を渇望し、老後の世話を期待し、娘の収入をあてにしていたというのが彼女の言です。彼女が語る母親はまるで悪魔のような存在で、彼女は心の底から母親を憎んでいるかのようでした。

彼女は常に母親への憎しみを私に語りました。それは、「いつか殺されるのではないか」と訴えるような恐怖心にも聞こえました。彼女の母親に対する感情は病的でした。実際、彼女は病気でした。

私の想像では、実際の母親は彼女の言うほど極悪人ではなかったと思います。むしろ自分の娘を愛する良き母親であったに違いないと思います。ただ、その愛情が深すぎるゆえに、彼女を苦しめることになってしまったのでしょう。

そんな母親に殺人の動機があっても不思議ではないかもしれません。愛するがゆえに、全てを自分のものにしたくて娘を殺してしまうということがあるのかもしれません。

彼女の元夫も容疑者の一人です。元夫は彼女と離婚した後、別の女性と再婚をしたそうです。そんな元夫もまた、彼女に対する執着が強かったようです。再婚後はそんな執着心はすっかり忘れて幸せな家庭生活を送っているようです。再婚をしてからは全く連絡がないと彼女は度々私に言うことがありました。ある時期は、毎日のように元夫が夢に出てくると言って、その理由を占ってほしいと言われたこともありました。

彼女は元夫を憎んでいながらも、実は心の底ではまだ愛していたのでしょう。表向きは強がってそんなことは絶対に言いませんでしたが、本当は離婚をしたことを後悔していたのかもしれません。

あくまで彼女から聞く話ですが、元夫もその執着心は異常で、まるでストーカーのようだったとのこと。彼女の語る元夫もまたこの世で最低最悪の男であるかのような人物でしたが、それも母親同様に「愛ゆえ」の純粋な行動だったのではないかと思います。ただ、彼女はそれを素直に受け止められず、嫌悪感として受け止めてしまったのでしょう。

私の知る限り、彼女は人生で二度結婚をしています。その相手もまた容疑者の一人でした。

二度目の人物として語られたのは、性転換手術をして女性となった元男性でした。彼女と結婚をした時にはすでに女性として生きていたと思われます。言い方として正しいかどうかよくわかりませんが、ここでは「ニューハーフ」と表現しておきます。(彼女もそのような言い方はしませんでした。)

その結婚は、彼女が母親との関係でかなり精神的に疲弊していた時期の衝動的なものだったと聞いています。彼女の話はうわごとのようでいつも混乱していたので、私も正確には把握していません。

そんな衝動的な結婚だったため、彼女はかなり後悔しているようでした。結婚後すぐに関係は悪化し、結婚生活は半年も持たなかったようなことを言っていました。ニューハーフという特殊な人格のため、それだけでも問題は多かったのですが、それだけではなく、彼女いわく、相手は多重人格を持った精神異常者だったとのことでした。とにかく彼女が語る相手の人格は極悪人です。実際に殺されそうになったこともあるとさえ言っていました。

最初は人当たりが良く、面倒見もよかったニューハーフの彼の表面的なやさしさに惹かれ、母親のことで憔悴しきっていた彼女にとってはわらにもすがるような思いだった時に現れた相手だっただけに、ついつい心を許してしまったということでした。

舞い上がるような思いで、幸せいっぱいの盛大な結婚式まで挙げたとのことでしたが、その後は悲惨な思いをしたようです。ただでさえ母親のことで参っていたのに、そこから救われるどころか追い打ちをかけられてますます精神的に追い込まれてしまったようです。実際この時期に彼女は歩けなくなって入院をしたと言います。松葉杖をついて歩いていたというようなことも言っていました。なんとも惨めな話です。人生最悪と言ってもいいような時期を過ごしています。

そういうと彼女は、「もっとひどい時期はあった」と不幸自慢をし始めそうですけどね。彼女は一時期ホームレスのような状態で、ゴミ箱をあさって飢えをしのいだ時期もあったというようなことも言っていました。嘘ではないと思うのですが……私には何が何やらです。

そのニューハーフの彼もときどき連絡してきては、何かと彼女を誘おうとしてくるのでうんざりしていると度々愚痴を聞かされていました。殺人容疑をかけられてもおかしくない行動とは言えるかもしれません。彼女は、嫌悪感を越えて恐怖感に近い感情すら彼に抱いていたようです。ただ、これも彼女の病気のせいだとは思うのですが。

他にも彼女の占い教室の教え子にストーカーのように付きまとわれているとか、占いのお客さんにもそういう人がいるというような話は度々聞かされていました。そういう人たちもまた容疑者のリストに入っていると考えられるでしょう。

占いとは関係ないところで、ネット上で知り合った人物との関係も多数あるようでした。その何人かはやはり彼女に執着し、ストーカー的な行為を度々受けているというようなことを言っていました。

とはいえ、そういう人たちは全て、もともとは彼女の親しい友人だった人たちばかりです。彼女が優しすぎるゆえに、そんな彼女の愛情に中毒してしまった人たちなのです。

アメーバピグや Second Life で知り合った人たちとの関係でも悩んでいたようです。いつも特定の相手と親しくなりすぎるようで、それは彼女自身の心の隙でもあったのだと思います。ついつい相手に心を許してしまって、それがもとでトラブルに発展するということが多いようです。

話を聞くと、トラブルといっても実際には何らかの実害があるというほどのことではなく、彼女が一方的に迷惑だと感じていることがほとんどのようでした。彼女は被害者意識を持ちたがる性格だったのです。

彼女がそれほど悪くは言わなかったものの、恋人として付き合ったことのあるとあるカメラマンもまた容疑者の一人でした。やはりそのカメラマンも彼女のやさしさに中毒した一人だったようで、殺意を抱く可能性はあったようです。彼女は別れた相手のことを好意的に言うわけもなく、私に話すときには多少なりとも悪い人物として語ってはいました。「精神的に弱い人」というような感じで語っていたような覚えがあります。

彼女が頻繁に通うアートギャラリーの常連の中にも彼女の優しさに中毒した人物は男女問わず何人かいたようですが、誰より彼女に執着していたのはそのギャラリーのオーナーの女性だったはずです。

そのオーナーは、まるで彼女の母親にでもなったかのような立場で彼女とお付き合いをしていたようです。彼女もそれを受け入れ、自分の保護者のようにオーナーのことを慕っているようでした。ただ、彼女の口からはやはり、そんな最も信頼のおける相手ですら多少の悪意をもって語られるのでした。

例えば、彼女は本当は自由な恋愛をしたいと思っているのに、オーナーの監視があるので自由にできないというようなことも言っていました。実際にはそんな監視のされ方をしていたわけではないのでしょうが、彼女が勝手に被害者意識を持ってしまっていたようでした。

しかし、彼女の語るままに解釈するならば、ギャラリーのオーナーもまた、本当の母親同様に愛情が強く、疑似的な親子、あるいは疑似的な姉妹のような関係となっており、彼女の愛情を独占したくて殺してしまったということは十分にあり得る話でしょう。

オーナーに限ってそんなことはしないと思う人がほとんどでしょうが、そんなことは絶対にありえないということが、実はありえてしまうのが真実というものです。少なくとも売れる推理小説のネタとしては扱われそうな内容です。

そう、そんな推理小説を書いているような人物もいます。私ではありません。現実の小説家とも彼女はお付き合いがありました。彼女はいつもその小説家の女性の悪口を言っていました。仲良くお付き合いをしていたとは言うのですが、同時に「あの人は私のことをネタにして小説を書いているから嫌いだ」というようなこと(もちろん彼女の被害妄想です)を言っていました。

小説家というのは自分のプライベートも全てネタにして小説を書くというのが彼女の偏見でした。当然ながらプライベートでお付き合いをしている自分もまたネタにされていると思うと、嫌悪感が募ってしまって素直なお付き合いができなくなってしまったのでしょう。いつの間にか疎遠になってそのままだということでした。

その小説家もまた容疑者の一人です。動機は「小説のネタ作りのため」でしょうか? もちろんその小説家も彼女を愛していた一人です。彼女を愛する人は皆、彼女の愛情に中毒してしまうので、それが殺意に変わることは十分にあり得ます。疎遠になったことで彼女に「拒否された」と感じ、殺意を抱いてしまった可能性もあるでしょう。

私の夢ドラマの中で容疑者として挙げられているのは以上の人たちです。あくまで夢の中の話として聞き流してもらいたいとは思いますが、この夢にはもう一つドラマ的な展開があります。

それは、彼女の死後一年経った今になって、その殺人事件の調査が行われている理由です。

警察は一年前の早い段階で捜査を打ち切っていたかもしれないし、もしかしたら今までずっと続けていたのかもしれませんが、私のところに来たのは警察ではありません。一人の民間の探偵です。

その探偵はある人物から調査を依頼されたらしいのですが、その人物とは……エオラさん本人だというのです。

エオラさん本人が、彼女自身の殺人事件の調査を探偵に依頼したというのです。もちろん、彼女はこの世にいません。死者があの世から探偵に依頼をしたとでもいうのでしょうか?

そこで、このドラマの斬新なネタばらしとなります。エオラさんは、自分自身の殺人事件の調査を依頼するという形で探偵を使い、「アポロの夢」に侵入を果たしたのです。

そう、これは、彼女が私に訴えたかったメッセージを夢にしたものだったのです。私がこのブログに書いたことがまさに彼女の伝えたかったメッセージです。

彼女は、「あなた方(ここに容疑者として挙げられた人たち)が私を死に追いやったのよ」と言いたかったのでしょうか?

もしかしたらそういうことなのかもしれないしそうではないのかもしれませんが、彼女の怨念が込められていることは間違いないでしょう。少なくとも彼女がこの世に生きていた時の怨念は今でも消えることなく残されています。

人を呪わば穴二つ。彼女は早死にして地獄に落ちて当然と言えるようなひどい人生を送ったのもまた事実です。

ただ、ここに容疑者として挙げられた人たちは誰一人彼女を死に追いやったりなどしていません。

私の信じる真実は、彼らは全員、彼女のことを心から愛していたということです。

彼女はこの世に強い怨念を残しました。それは決して目を背けてはならない真実の一つです。それにはしっかりと向き合ったうえで、彼女が私の夢を通じてあなた方に伝えたかった「今の彼女の気持ち」を代弁しましょう。

それは、彼女の感謝の思いです。あの世に逝った彼女は今になって愛されていたことをようやく実感して、この世のすべての人たちに感謝の想いを伝えようとしているのでしょう。

それが、このような夢として示されたのです。彼女の想いを受け止めてあげてください。

タロットカード: ⅩⅩ 最後の審判

Aoura」について



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扇風機

私の部屋にはエアコンなんてものはありません。真夏に稼働する唯一の冷房器具は、このクリップ式の小型扇風機一台だけです。いや、冷房器具とは呼ばないかな?

私が住んでいるところは東京やそれより南の地域に比べれば気温が低いので真夏でも割と平気です。室温は30度をめったに超えることはありません。扇風機があれば十分という感じ。それも稼働期間はそれほど長くはありません。すぐに秋が来てしまいますから。夏は短いのです。

この扇風機もエオラさんからもらったものです。十数年前、まだ私が松本に住んでいたころにエオラさんが持ってきました。よく覚えてはいないのですが、宅配とかではなくて彼女が自分で持ってきたと思います。

それまでは扇風機すらなくて、せいぜい手持ちの団扇であおぐくらい。いくら彼女が住んでいる東京よりは涼しいとはいえ、真夏になれば汗だくです。そんな状態ではタロットカードをシャッフルすることすらまともにできなかったでしょう。

東京に住んでいた彼女からすれば冷房器具なしの生活なんてとても無理だと思ったに違いありません。何とかしなければと必死の思いで重たい扇風機を持ってきたのでしょう。

以来、毎年夏の暑い日になればこの扇風機のスイッチが入れられ、今でも私に涼しい風を届けてくれています。

彼女の思いやりと共に。

Aoura」について

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