キャットフードを食べてみる

テーマ:

エオラさんが飼っていた白猫の ぽぅ が餌を食べなくなってしまった時期がありました。

エオラさんは「えさ」と言うと怒るので、「ごはん」と言わなければなりません。

エオラさんはパニックになって毎日死にそうなくらい悩んでいました。元気のないぽぅを見てエオラさんもどんどん元気がなくなっていきました。悩みすぎて疲れ果てていました。

ぽぅも十数年生きた老猫でいつ寿命が来てもおかしくない年齢だったので、エオラさんも覚悟していたかもしれません。

私もエオラさんの家(占いの事務所ですが)へ行き、ぽぅに直接会って様子を見てみました。

どうすればご飯を食べてくれるのかと、二人であれこれと試行錯誤してみました。ごはんの種類を変えたり、潰して水を加えて練ってみたり……。しかし、どうにもうまくいきませんでした。

私はふと、エオラさんに聞きました。

「ぽぅのごはん、食べたことある?」

エオラさんは「ない」と答えました。

普通はキャットフードを食べてみようなどと思う人はいませんよね。人間が食べるようなものではありませんし。

でも、本当に愛情があるのなら食べてみるべきだと思いました。自分が食べたこともないような「ごはん」を無理やり食べさせようとしているのはおかしいと思いました。

そこで、私はぽぅが食べようとしないごはん=キャットフードを食べてみました。

ぽぅの前で、ポリポリと食べました。

そんなに美味いもんじゃなかったけど、食べれないことはありませんでした。

食べたからといってぽぅが食べなくなってしまった原因がわかるわけでもありませんでしたが、やっぱり食べてみることは大事だと思います。

餌ではなく、ご飯なのですから。

その後もぽぅの断食は続いていたようですが、しばらくして「食べれるようになった」と聞きました。

そんなぽぅは飼い主よりほんの少しだけ長生きしたようです。彼女を悲しませないように、頑張って生きたのでしょう。

メール書いてなかったね

テーマ:
今朝の夢。

そこは私の部屋だろうか。

彼女がいる。エオラさんが。

表情は長い髪に隠れて良く見えない。

私は部屋の中で寝ている。

夢うつつで、それが夢だと気づいているようにも思える。
いや、夢の中の夢だったのかもしれない。

なぜなら、私はまだ、彼女が死んだことに気づいていなかったからだ。

彼女は私の枕元に来て、紙パックのお酒を持ってきて私と一緒に飲もうとしていた。

私は起きて、「おはよう」と言おうとしたのだろうか。

その時、ふと気づいた。

あれ?

「おはよう」だって?

そんな言葉、もうずっと言ってないような気がするぞ。

そんなはずないじゃないか。

恋人同士の私たちが毎朝「おはよう」とあいさつしないはずがないじゃないか……

すると今度は、いつもどうやって言葉を交わしていたのかも思い出せないことに気づいた。

私と彼女は……遠距離だった。
こんな風にいつもそばにいるはずがない。

LINE なんてまだ使ってなかった。

Skype や Facebook だったっけ?

いや、違う……

携帯のメールだよ。

おそろいの携帯電話を持っていたじゃないか。

二つ折りのガラケー。彼女が選んだゴールド色の……

そういえば、ずっとメール書いてなかったね。

なんでだろう?

メール書かなきゃ……

そうか……

彼女は、もういないんだった。

もう、ずっと前からいないんだった。

夢うつつの彼方から意識が戻ってくる。

現実に引き戻され、やっと彼女が死んだことを思いだした。

もう、メールを書くことはできなかったんだ。

でも、わかったよ。

ブログを書いてほしかったんだよね。

まだ、書いてないことは沢山あるから……

今から書くよ。

sleeping Aoura

彼女の誕生日の頃になると咲く彼岸花。この花を見ると彼女のことを思い出します。

彼岸花

何匹ものアゲハチョウが彼岸花に群がっていました。

警戒心の強いアゲハチョウは人が近づくとすぐに逃げてしまうのに、この時は花に夢中で私が近づいても逃げようとはしませんでした。

アゲハチョウ

傷ついた蝶

テーマ:

昨日 8 月 1 日はエオラさんの亡くなった日。命日というのでしょうか。気づいてはいましたが、あえてそれを意識せずに過ごしました。命日だからといって特別なことはしたくなかったのです。死んでから彼女に同情したところで彼女が浮かばれるわけではありませんから。ブログでもそのことには触れるつもりはありませんでした。

同情するなら生きているうちにしなければ意味がありません。

そんなことを思いながら散歩をしていると、私のシャツに一匹の蝶が舞い降りてしがみつきました。少し風が吹いても離れずに、しっかりとしがみついています。

傷ついた蝶

翅がぼろぼろの蝶。いったいどうしたというのでしょう?

しばらく観察していると、口のストローを伸ばしたり巻いたりしています。もしかして、私の黄色いシャツを見て花と勘違いしてしまったのでしょうか。

ごめんよ。私のシャツには塩辛い汗はしみ込んでるけど、甘い蜜は出ないんだ……

私は立ち止まり、じっとして蝶の好きにさせていましたが、やがてそのぼろぼろの翅をはばたかせて飛び去ってしまいました。

そんなぼろぼろの蝶を見ていると、エオラさんの姿と重なって見えてしまいました。

彼女もまた、身も心もぼろぼろのふらふらになりながら私と出会い、その傷ついた翅を休めていました。

彼女は必死になって生きようとしていました。

でも、その傷が癒える間もなく彼女は旅立ち、逝ってしまいました。

そんな彼女が蝶の姿を借りて舞い降りてきたのかと、そんな風にも感じられました。

自己主張の強い彼女でしたから、命日くらい思い出してよとアピールしていたのでしょうか。

心配しなくても、私はいつまでもあなたのことは忘れませんよ。

Aoura」について

CROCS のサンダルでお出かけ

テーマ:

このサンダルもエオラさんからのプレゼントです。

CROCSのサンダル

自転車がパンクしてしまって修理もできないので CROCS のサンダルを履いて徒歩でお出かけしてきました。私がいつもお買い物などをしている場所までは自転車なら片道 30 分くらいで行けるのですが、そこを歩くとなると結構な時間( 1 時間半くらい)がかかります。それだけの距離を歩くにはいくら丈夫な DUNLOP のサンダルといえども厳しいと思えました。そこで、もう少し歩きやすそうな CROCS にしてみたのです。

何年か前に CROCS が流行ったことがあったようですね。流行に鈍感な私はそんなことは全く知らなかったのですが……

その流行もやや廃れかけたころのある日、エオラさんと一緒に渋谷か原宿の街の中を歩いているときに、エオラさんに連れられて CROCS の専門店らしきお店に立ち寄りました。エオラさんは最初からそれが目的だったのかどうなのか、ともかく、これが今流行っていてみんな履いてるんだとか言ってました。

流行りものが好きなエオラさんは CROCS には興味はあったものの、自分には似合わないと思っていたのでしょう。そこで、履物をほとんど持っていない私にちょうどいいと思って店に飛び込んだようです。

エオラさんは私のために 1 足選び、月と太陽のアクセサリーも付けてくれました。この穴ぼこにアクセサリーを付けて楽しむのだとか。そういうことは本当はエオラさん自身がやりたかったのでしょうが、自分では履けないのでその欲求を私で満たしていたかのようでした。

買ったその場ですぐにおろして街中を二人で歩き回りました。エオラさんとのお出かけはだいたいいつも徒歩がメインで、2時間くらいあちこち引きずり回されるのです。なので、履物は大事なんですよね。

そんな思い出のある CROCS のサンダル。エオラさんは穴がたくさん開いているから蒸れなくていいでしょとか言っていましたが、実は結構蒸れるんです。なので夏場に長時間履くのは辛かったりするのですが、作りはシンプルなので壊れにくいとは思います。

ラバー素材を型抜きしたかのようながっちりしたつくりなので布のスニーカーのように変形しにくく足にぴったりフィットしません。がばがばのサンダルなので靴の中で足が動いてしまいます。そのため靴擦れを起こしたり指が痛くなったりするんじゃないかと心配でしたが、実際に長距離を歩いてみたところ特に問題はありませんでした。ちょっと蒸れたくらいです。

先日はあまり時間がなかったので早歩きで 45 分くらい歩いた先にある一番近いドラッグストアでお買い物をしただけで帰ってきましたが、それでも往復 2 時間はかかります。(お買い物にも時間がかかりますが、道中でカミキリムシと戯れていたりと道草も結構食ったりするので……)

いつものスーパーやツタヤがあるところまで足を延ばせばもっと時間がかかるので最低でも 3 時間は確保しておかなければなりません。さすがに毎日お出かけというわけにはいかないのでお買い物は 1 週間に 1 回くらいになりそうです。

早く自転車買い換えないとなぁ。

Aoura」について