部下の巨漢と九州へ旅立つ
旅立つ朝、女房が言った『九州は、何かと事件があるらしいから、馬鹿面して女の子の尻を見ていると、弾が飛んできますよ』『弾よりお前の方が怖いよ』
今回は、頼りない部下ではあるが、一応2人なので安心だ。そして新幹線だ時間は掛かるが心配ない、座っていればいいのだから。
前回の札幌は緊張したぜ、地理をしらない初めての飛行機。
部下は、120キロ以上の巨漢だ
九州について、夜食事をした。
たいした食事では、ないが酒を飲みほどほどに腹は一杯だった。
ホテルに向かう途中、部長ちょっとコンビニへ寄りますので、待っていてください。
コンビニから出てくると、即席ラーメン・スナック菓子を袋一杯買いこんできた、『えっ』今食べたばかりだぞ
巨漢はやはり、私には想像の出来ない食欲なのだろうなー。
昔の言葉に、大男総身に知恵が回りかねといっている。また小男総身の知恵もたかが知れ
私は小男の部類だな。
研修が終わり、翌日は新刊線の始発で会社へ戻ります。当社主催の『満室倶楽部』が開催されます
新幹線はすいていた、巨漢の部下とは席を離れた、私が前、巨漢が後ろである。座ったら抜けなく成らないか心配だ。定刻通りに新幹線は本庄に向かう。
何処から乗ったのだろうか、若い女性が社内を見ている、
何回も何回も覗き込んでいる。きっと席の空き具合を見ているのだろう。良く見ると中々綺麗な人だ、南沙織の色ずく街って感じかな。
きっと、席の空きと、どの人の隣に座ろうか悩んでいるんだ。巨漢の隣は無いな
私の隣は、同年代の小太りの禿が座っている、水筒を鞄から出して飲んだり、禿頭の汗をタオルで拭いている
『水飲むから汗が出るんだよ、この禿』
この親爺が突然降りた、あー清々した。
すると、女性が入ってきた、色ずく街がだ。小さい車両だった女性はもう一度社内を見渡した、巨漢はないよな。
俺もないか
だか女性は来た俺に向かってきた、『色ずく街だ』空いてますか?『貴方のために明けておきしたよ~』
生足は、いいものだ、私の右手の直ぐ隣に生足があるんだ。色ずく街の生足だー
これくらいなら誰でも経験するよ、でも私は満州仕込みだ君たちには負けないよ。
生足が私の顔を覗き込み、頬を薄っすら赤くした。これ食べますと飴を出した、『どうも有難ういい飴ですね』
これでも昔は、アランドロン・今はケビンコスナーだ。
少し沈黙が続いた、中年好みの人なんだろうか、
それとも失恋して、私に癒しを求めているのだろうか。どちらまで帰るのですか、埼玉までデス、話は盛り上がった。
話が弾んでいるとき巨漢の部下の鼾、殺してやろうと思った
突然女性が京都で降りませんか、京都の町を一緒に散策していただけますか。
迷った迷った会社の行事が待っているんだ、だがこんなチャンスはもう二度とないだろう。
会社には途中で腹痛が起きてとか何とか言っておこう。
『喜んでご一緒させてもらいます』『有難う喜んで』
京都の色ずく街だ、何がこれから起こるのだろう。至福の時を迎えていた。
『部長着きますよ』『誰だお前は』巨漢であった、東京に着きますよ。昨夜の酒と研修疲れで不覚にも寝てしまった。『夢か』はかない夢でした。
つまらない話です、宜しくお願いします。
研修の内容はなんだったか思い出せない。