手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
サム・ホーソーンの事件簿VI (創元推理文庫)/エドワード・D・ホック
¥1,050
Amazon.co.jp


最終巻となってしまいました。

老医師サム・ホーソーンが酒盃片手に若き日の自分の素人探偵っぷりを語って聞かせる、本格とコージーがうまいことミックスした楽しいシリーズだったのですけれども。作者ホックの死去により、これにて打ち止めです。

シリーズが進むにつれ、最初は駆け出しの青年医師だったサム先生にも少しずつ貫禄がついてきて、「ホックはこのシリーズどこまで続けるつもりなのかな」とふっと思ったりすることもありました。サム先生が引退するところまでぐらいになるのかな、そしてその時には作中の時代はどこまで進んでいるのかなあと……でも結局、1944年までで終わってしまったんですね。

第2次世界大戦が終わったあとの、サム先生やレンズ保安官やその他町の人々の暮らしがどんなものだったか、見てみたかったなという残念な思いがあります。

それでも、表紙イラストを見ても判るように、今回収録の12編の中で、サム先生はとうとう結婚することになりました。小さな田舎町の医者の宿命として、周りの女性達のほとんど全部を患者として診察したことがあるという、まあ何とも恋愛の発生しにくい環境下に置かれていた訳でしたが(笑)、ついに生涯の伴侶と巡り会い、子供にも恵まれます。そして、ある1編の最後、「現在」の老サム先生の登場するくだりでは、愛妻も一緒に長生きして仲良く老後を送っているんだなということが窺えもします。

もう続きが読めないのは寂しいけど、私達に判らないだけで、サム先生はこの先もずっと幸せな生涯を送っていくんだな。それなら、いいや──何となく、そんな気持ちにもなるんですよ。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

青空百景さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。