手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
夕ばえ作戦 (ハルキ文庫)/光瀬 龍
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『銀河英雄伝説』に『ルー=ガルー』、愛読小説が2つもマンガ化されている「COMICリュウ」。当然欠かさず立ち読みしている訳ですが(←買えよ/爆)、まさか3つ目がこれになるとは……!

光瀬龍ジュブナイルSFの傑作です。もう40年以上も前の作品ですよ! 1974年にはNHKでドラマ化され、ひょっとしたら一般的には小説よりこっちのドラマの方が認知度高いんでしょうか?(私は残念ながら、このシリーズのドラマは「なぞの転校生」しか憶えてないのでした)

さて今回のマンガ化バージョン、まだ連載2回目ですけれども、出だしはこんな感じになってる訳です。


 空手部所属の高校生・砂塚茂は、友人の風間明夫に「面白いものが見れるから」と彼の自宅へ誘われる。明夫の自宅は由緒ありげな古くて大きな屋敷で、明夫は茂を敷地内にある不思議な形で向き合った三つの鳥居の前へと連れていく。夕暮れどき、鳥居の三本の影が重なると…そこに異界への入り口が現れた! 異界へと吸い込まれていく茂と明夫。やがて二人がたどりついたのは江戸時代、伊賀忍者と風魔忍者が命を奪い合う戦場の只中であった…。(「COMICリュウ」公式サイトより)


脚色担当押井守、やりますねええ。

現代の少年が江戸時代にタイムスリップし、忍者同士の戦いに巻き込まれることになる。この物語のおおもと部分はそのままですが、細かいところは相当にいじってあります。小説の主人公はあくまでも茂ひとりで、明夫はその友人というだけの役どころですが、マンガでは、かなり重要度の増したキャラになってますね。

そして何よりも、タイムスリップの方法が違う。

小説では、タイムマシンを使っての移動です。機械いじりの好きな茂と明夫が、古道具屋の店先で見つけた奇妙な機械。「なんの部品だかわからない、みょうに複雑な、それでいて小さくまとまった何かの装置」「十センチメートルぐらいの直径の円筒で、以前はすっかり金属板でおおわれていたらしいが、今はそのカバーをとめたボルトの穴だけが残って、内部のおそろしく複雑な配線がすっかり見えている」という代物、興味を引かれた茂は分解してみるつもりでこれを買うんですが、底のつまみが緩んでいるのを直すつもりで回した途端、過去へ飛ばされて……という次第。

初めて読んだ子供の頃、面白いなあと思ったのが、このタイムマシンの機能でした。つまみを右に回すと過去へ飛び、左に回すと現代へ戻ってくるんですが、飛び越える時間の長さが常に正確に同じなんですよね。江戸時代へ行って1日過ごしてから現代へ戻ってくると、そこでもやっぱり1日という時間が経過している訳です。また、何しろ小型なので、作用が及ぶ範囲は基本的に持っている人限定。但し、その人と身体が接触していれば、複数人数での移動も可能です。

ですが、マンガの設定では、タイムスリップを引き起こすのは、こんな小型の持ち運びできる装置ではなくて、どうやら特定の「場所」、そして特定の「時刻」。

してみると、ここでの過去と現在の行き来は小説ほど簡単なものではなさそうです。

この先どんな風に物語が展開していくことになるのか、知っている話なのに、未知の期待で胸がわくわくしています。

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