手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
猫のパジャマ/レイ・ブラッドベリ
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猫のパジャマ、とは一体何のことかと思ってしまいますが、素晴らしいもの・人を表す俗語なんだそうです。うーん、どうせなら、何で猫のパジャマが素晴らしいということになるのかまで、もうちょっと詳しく説明してほしかったなあ(苦笑)。

ブラッドベリの最新短編集ですが、収録作品は全てが近年のものという訳ではありません。じゃあ既刊の本からの再録・再編集か、というとそうでもない。

書かれたのは何十年も前、但し今まで本になっていなかった、という作品がいくつもあるんです。それとここ数年の作品とが、この1冊の中で同居しています。

つまりボツ作品を引っ張り出してきて手抜きをしてるってことか、などとは言うなかれ。昔、パルプマガジンの作家としてスタートしたブラッドベリは、週に1つ、新作を書いていたそうです。それだけ量産してたら、特に劣っているという訳ではなくても、活字にならないままの作品だってそりゃあ山のように出ますよね。ブラッドベリの未発表作品がこんなにあった!と素直に驚き喜ぶべき出来事です。

でも何十年も前に書いたものと最近のものを一緒の本に入れたりして、作風や文体が違ってやしないか、と懸念する向きもあるかもしれません。ところがどっこい、まるで違和感がないんだから驚かされます。

いや実際、いくつかの作品について執筆の経緯を説明してくれてるブラッドベリの序文と、各編ごとに明記されてる執筆年度を見なかったら、どれが昔に書いたものでどれが新しいものなのか、咄嗟には区別がつけられないと思いますよ。作中年代が1940年代であっても、知らずに読んだら、今、そういう設定で書いたんだろう、としか思わないかもしれない。昔の作品を読んでも若書きだなどとは感じないし、最近の作品にも老いや衰えは一切ありません。昔も今も、変わることのないブラッドベリです。つくづく凄い人だなあ……。

未発表作品がこのように大量にある上に、今なお創作意欲が減退することもないらしいです。もうほんとに高齢の作家ですけれども、まだまだ当分は新刊を楽しみに待つことができそうな様子ですね。健康と長寿を祈念します!

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