手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


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クリスマスで一番盛り上げやすい本といえば、絵本でしょうね。ロングセラーから新作まで、今年も山ほどの絵本が書店の平台に並んでいるものと思います。

で、クリスマス絵本の最重要キャラといえば、言うまでもない気がしますが、サンタクロース! 留守中にサンタがあがりこんでケーキを焼いてたとか、プレゼントが1個足りなくなって困ったとか、色んなパターンの作品がありますが、極めつけはこれでしょう。

レイモンド・ブリッグズ, すがはら ひろくに
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

コマ割りのある、マンガ形式の絵本です。

12月24日の朝から25日の夜まで、「サンタの一番忙しい日」を描くというか「働くおじさん・サンタ編」というか(笑)なのですが、初めにひとつおことわりを。本編のサンタは、思いっきりイギリス仕様になっております。

目覚まし時計が鳴って、1日の始まり。さあ、今日はクリスマスイブだ、世界中の良い子達にプレゼントを届けるぞ!……とは、ならない。

夏の海辺でくつろぐ夢から叩き起こされたサンタじいさん、今日が何の日だか気がつくと、たちまち朝から不機嫌に。タイトルどおり寒がりのこのじいさん、真冬の夜中に働かなきゃならないクリスマスなんて、ちっとも好きじゃないんです(笑)。

トナカイに出発前の餌をやるのも、橇にプレゼントを積み込むのも、お弁当の準備をするのも、全てぶつくさ文句を言いながら。冬はいやだ、早く春にならないかと、ぐちぐちぐちぐちぐちぐち……。

欧米の家庭では、プレゼントを持ってきてくれるサンタへのねぎらいとしてお菓子や飲み物を出しておくということをやるようなんですが(翌朝コップが空になっているのを見て、子供達は「サンタさんが来た!」と喜ぶ訳ですね)、この絵本にも出てきます。しかしこのじじい(笑)、そこんちのパパ秘蔵のブランデー、とかじゃないと喜びもしない。ジュースなんかだとあからさまにがっかりしやがってます(笑)。

煙突がいやだとか煤だらけになったとか、キャンピングカーや灯台には入りにくいとか、ぶーたれまくりながら仕事を終え、自宅に戻った後の姿は、もう完全に単なるイギリスの可愛げのない独居老人(爆)。

仕事が全部終わったので、初めて機嫌のいい顔になってクリスマスディナーを堪能し、親類から届いたプレゼントにケチをつけ、老眼鏡をかけてテレビを観ます。牛乳の空き瓶を外に出しておき、外した入れ歯をコップに入れて寝支度を……どうですかこの生活感溢れる細部描写は!

続編もあります。早い話が、「イギリスの頑固老人、外国旅行でトラブル続き」の話な訳で(笑)。

レイモンド ブリッグス, Raymond Briggs, さくま ゆみこ
サンタのなつやすみ
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