手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


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僕たちの好きな京極夏彦 全小説徹底解析編(別冊宝島) (別冊宝島 1485 カルチャー&スポーツ)

全著作を網羅してる訳ではないけれども「愛読者です!」と胸を張って名乗れるくらいには読んでるぞ、との自負はあります、京極夏彦。基本的にこの手のムックは「まだ知らない人向けの入門書」な訳で、自分が持ってる本の粗筋紹介をわざわざ買ってどうするんだと思われそうですが。
「特報! 映画『魍魎の匣』徹底紹介」に引かれてしまったのでした。
京極堂シリーズ映画化第2弾、ついに完成したんですね。12月22日公開だそうです。
前作「姑獲鳥の夏」は、原作がそんなに長くない(その後の京極作品と比べれば/爆)ということもあってか、殆ど原作の叙述そのままに展開する映画でしたが、今回はかなり様相を異にしているようですね。さもありなん。あの小説は、「そのまま」映像化しようとしたって絶対に無理ですよ。
では、どうなったかというと。「大胆な演出と脚本」「雄大で目まぐるしいアクション作品」「おそるべきビジュアルイメージ」「ファッショナブルかつ大胆」……原作読者は「驚愕すること間違いなし」だとか。いや、ほんと驚かせてほしいなあ。小説のファンを驚かせるぐらいでないと、これの映画化は成功したとはいえないでしょう。
気になっていたのがキャスティングでした。今作のヒロイン柚木陽子役に黒木瞳と聞いて、イメージじゃないような気がしていたのですが、写真を見るとそう違和感もありませんね。美馬坂幸四郎に柄本明。ちょっとびっくりしましたが、案外合いそう。特に声! 期待できます。
そして一番の重要人物といっていい、久保竣公役ですが。宮藤官九郎! いやあ、これは全く予想外の人選でした。映画の中でどういうキャラクターになってるのか、ちょっと想像つかないです。
と、映画の情報だけが目当てで買った本でしたが、せっかく買ったのでついでに(笑)全編読んでみたのですが。
『嗤う伊右衛門』のマンガ化作品が出ていることが判ったりとか、今まで知らなかった情報も得られて、よかったんですけれども……。

この本全体からいえば些細なことながら、どうしても引っかかってしまったことがひとつ。
京極堂シリーズ登場人物紹介ページのあのイラストは、もうちょっと何とかならなかったんでしょうか……?(涙) 主要男性キャラ全員、何か妙に老けてます。皆まだ30代半ばの筈なのに、どう見ても40過ぎてますよこれは(汗)。
特に榎木津礼二郎!
榎木津の容貌といえば、色白で整った顔立ち、栗色の髪、鳶色の大きな瞳に凛々しい眉。関口巽はビスクドールに似ていると表現し、小説家よりはいささか語彙が乏しい(笑)本島青年には、これぞ美男子という顔だと評されている訳です。
ビスクドールにたとえられるということは、つまり単に色が白いというだけではなくて、張りのある若々しい肌をしているということですよ。私の脳内イメージは「山本耕史の目をもうちょっとだけ大きくした感じ」。映画の阿部寛も、目の大きさと、若々しくきりりとした雰囲気がぴったりです。
間違ってもここに描かれた絵のような、「若い頃は格好良かったけど中年になって肌の衰えが目立ち始め、髪の生え際も微妙に後退し始めて、なまじ顔立ちが整っているばかりに却って無残に見えてしまうハンサムのなれの果て」ではありませんっ!
このムックで初めて京極ワールドに触れた人が、このイメージを脳内に刷り込まれたまま小説を読むことになったらと思うと……(汗)。

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