手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
乙一
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
ふと気付くと、8月ももう下旬なんですね。
毎日毎日暑いので、何だかもうずーーーっと夏が続くような気さえしていましたが、勿論そんなことはない訳で。サンマ漁のニュースが流れたり、夜になると虫の声がしてきたり、冬用タイヤのコマーシャルが始まったり。まだあんまり実感はないけれど、晩夏、であります。
勝手なもので、いざ終わるとなると夏が惜しいような気もしてくるんですよねー。暑い盛りには考えたくもなかった、夏ならではの作品、を挙げてみたくなってきました。
前に、夏といえば怖い話!と、半村良「箪笥」の話をしたことがありましたが。
あれは要するに私にとってこの世で一番怖い小説ということで、夏とは特に関係ありませんでした。
何か夏ならではの怖い話がないか……と考えてみたら。
ありました!
何が怖いって、まずタイトルからして既に怖い。
で、内容が更にもうとんでもなく怖い。
未読の方の興趣をそがない程度に簡単に紹介すると、9歳と11歳の子供達の間で起こる、殺人と死体隠蔽の物語です。それが、緑濃く日差しの強い田舎町の真夏に展開します。罪を犯した子供達は、罪が暴露される恐怖には脅えていても、自分が罪を犯したことそれ自体には何の頓着もないようで……そのことがまた背筋がぞくりとするほど怖い!
そしておまけに怖いのは、作者である若き天才・乙一、これの執筆当時16歳!
四の五の紹介するのは蛇足です。こんな完成度の高い短編はまたとあるものではありませんよ! ぜひぜひお読み下さいませ。それも、できれば夏が終わらないうちに……。
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