手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
田辺 聖子
川柳でんでん太鼓 (講談社文庫)

俳句は生真面目、川柳はお笑い。
最初に覚えた子供の頃は、無知にも程がありますがそんな風に思っていました。
そんな簡単かつ一面的なもんじゃないということを判らせてくれた本です。
お聖さんには『古川柳おちぼひろい』という本もありますが、これは現代川柳。
笑えるもの、しみじみしたもの、17文字の現代詩とでも呼びたいようなもの。戦時中に特高に引っ張られ、留置場で赤痢にかかって死んだ鶴彬、自分で「私は川柳における杉田久女みたい」と言っていたという時実新子、新聞の投稿句まで、色んな人が詠んだ色んな句が集められています。
「番傘」という川柳誌の1984年9月号から、和田たかみという作者のこんな連作が紹介されていました。


 被爆者どうしの会話


下敷きば見殺し骨ば拾うたと


生まれたばってん小頭症で死んでしもた


引き吊った痕ばい貰い手がなかと


あん時のガラスびっこは治らんけん


放射能害とカルテに書いてなか


やられ損ヒバクシャエンゴまあーだげな


どげんもんか煮え湯かぶればわかるじゃろ


……今日は、8月9日。

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