手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
斎藤 貴男
空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題
小皇帝、とは中国の言い方です。「一人っ子政策」の結果、溺愛され甘やかされて我儘いっぱいに育つ子供のこと。ではこの本はそういう子供達の現状と一人っ子政策の問題点を考える中国ルポか、と思ったらそうではなくて、日本についての本です。石原慎太郎都知事の批判的検証本。著者は、石原氏の中に甘やかされた我儘な子供と同質のものを見出しているようです。
何も、東京都民でもない人間がこんな本を読まなくてもいいようなものなんですが……ただ、石原都知事って、まるで閣僚の一員ででもあるかのような言動が目立つんですよねえ。どうやら知事3選を目指すらしいですが、ちょっと前までは、国政復帰もまことしやかに囁かれていたし。もしもこの人がまかり間違って首相にでもなるようなことがあったら、物凄くいやだなあ、というのが私の心配なんです。
性懲りもなく繰り返される障害者などへの差別発言や、何かというと「裕次郎の兄」を前面に押し出すやり口それ自体もさることながら、それに対して周囲がまるで無批判に見えるのが不思議でした。どうしてこの人って、こんなにしょっちゅうテレビに出ては気炎を上げていられるんだろう……。
というようなことを思いつつ、この本を読んでみてぞっとしました。
粗暴で粗雑な人だとは前から思っていましたが、そればかりじゃありません。この本に書いてある通りなのだとしたら、卑劣で危険な人物です。
いくつもの事例が紹介されていて、とても挙げきれませんが、たとえば彼の片腕と評判の浜渦副知事という人。
1974年、石原氏の国会議員時代に、秘書だった浜渦氏は、対立候補の選挙参謀に殴る蹴るの暴行を加えたことがあるそうです。被害者は車に連れ込まれそうになったところを危うく逃げ出し、全身打撲で3週間入院。しかし何故か警察は動かず、新聞も書かず、事件はうやむやになってしまったのだとか……。怖過ぎるよ!
石原氏本人についてのことでは、4年前、石原氏が新聞のコラムで、自民党のある代議士を批判する文章を書いたそうです。ただ、その内容が、書かれた側によれば事実をねじまげたものだった。その人は激怒して石原氏に連絡をとろうとし続けますが、電話には出ない、居留守は使う、検査入院しているとか言って実は休暇をとって温泉滞在……そのくせ、テレビに出て「文句があったら出てくればいい」だなんて言う訳で。
この本の著者に対しても、取材の申し込みは全て拒否だったそうです。
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