手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
三谷 幸喜
三谷幸喜のありふれた生活 (5)

あちこちのブログさんでいかにも楽しげな読書感想を読みながら、じりじりして待つこと数日間。やっとこさ最寄の書店で平積みになってました、『有頂天時代』。
既に連載時に読んでる訳で、しかも前巻の時にも書きましたが、毎週楽しみにしてるだけあって、結構憶えてるんですよね、内容。だったら何も単行本までわざわざ買って部屋を狭くすることもなさそうなものです。内容のほぼ全部がその時々の三谷さんの活動報告みたいなもので、ということは、本が出る頃には古くなってる話題ばかりな訳だし。
でも、だからこそ、時間をおいて読み直した時の面白さというものもまた生じてくるんですよね。
たとえばお正月に放送された「古畑任三郎」スペシャルについてのくだり。昨年秋、テレビ雑誌で先取り情報が出始めた頃の回で、こんな一文がありました。


 一本目のゲストは犯人役が藤原竜也さん。テレビ雑誌にはなぜか、この回に限って犯人が誰か分からない構成になっていると書いてあったが、それは間違い。竜也さん演じる若き「犯罪マニア」の常軌を逸した殺人計画を、いつものように古畑が暴く。


 もちろん連載時に読んでますが、何しろ放送はまだまだ先のドラマのこと、ゲストスターは誰、という以上のことは気にもとめていません。そしていよいよドラマを観た時には、2箇月前に読んだエッセイのことなんかはすっかり忘れています。
で、今、あのドラマの内容を思い浮かべつつこの一文を見てみるというと。
「テレビ雑誌にはなぜか」って……ふふふふふ、実は三谷さん、結構ぎくっとしてたんじゃないでしょうか(笑)。確かに100%その通りとはいえないものの、当たらずといえども遠からず。倒叙ミステリのシリーズであることを逆手に取ったどんでん返しなのに、よりにもよってそのネタばらしにも等しいことを書かれてしまっていては(笑)。
自分のエッセイでさりげなく軌道修正、何食わぬ顔で「それは間違い」「いつものように古畑が」なんて書きながら、内心は冷や汗ものだったんではあるまいかと思うと……笑いがこみあげてくるんですよ。

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