手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
司馬 遼太郎
翔ぶが如く〈1〉

「山田風太郎からくり事件帖」の再放送を観て『警視庁草紙』を読んで、「獅子の時代」を観て『歳月』を読み直して……どうもこの頃、観るもの読むものが征韓論騒ぎから西南戦争に至る数年間に偏ってますね(笑)。とうとうこんな長大な小説まで再読し始めてしまいました。
初めて読んだのはもう随分前になりますが、何だか地味ーな印象の作品だなあと思ったものでした。が、時が経つと印象も変わるものです。地味ってどこが? 判ってなかったなー自分!(笑) 確かに波乱万丈・急展開とはいきませんが、息詰まる駆け引き、濃密な人間ドラマの手に汗握る面白さがあります。
のちに警視庁大警視となる川路利良渡欧の場面から始まります。今読むと、どうしてもちょうどDVD鑑賞がそこらへんに来ている「獅子の時代」を思い浮かべつつ読むことになるんですが、あのドラマには川路は登場しないんですよね。そのかわりというべきか、主人公のひとり・刈谷嘉顕のキャラクターがかなりの部分、川路とだぶることに気が付きました。物語の発端からして、パリで警察制度に感銘を受けるという辺りがそっくり。江藤新平と大久保利通の間で悩んだ挙句に大久保につくというところも、生真面目で仕事一途の性格も。
と思いながら読んでいたら、有馬藤太(純雄)が登場してきました。
倒幕派に詳しくない佐幕派びいきとしては、近藤勇を捕縛した人、という以外のことはまるで知識なし。戊辰戦争後の彼については全く知らなかったんですが、こんな風に紹介されてます。


 元来頑質で、つねに一種の正論をかかげて、いったん言いだせば、それを貫徹しようとし、それを遮る仲間を罵倒する風があったので、維新後、西郷が、
「藤太どんには、司法省がよか」
 といって、そのほうへまわした。司法省は正義好きの有馬純雄の性格によく適っていたが、なにやら適いすぎる気味もあり、生来の議論好きがいよいよ昂じて同国人からきらわれた。


うわー、この人も嘉顕とかぶるなあ(笑)。どういう容姿だったかは全然知らないんですけれども、「新選組!」で彼を演じた古田新太さんのイメージがあまりにも強烈過ぎて……あの有馬どんが口角泡を飛ばして弁じ立てまくり、周囲のひんしゅくを買ってる図を想像してしまいましたです(笑)。

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