手当たり次第の読書日記

新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。


テーマ:
加藤 実秋
インディゴの夜 チョコレートビースト
『インディゴの夜』第2弾です。
前作最終話の終わり方を見て、うーん、これって何だか必ず続編があるって感じの締め方じゃないなあ……と思ってたんですよね。佳品だけれども、「このミステリーがすごい!」とか「本屋大賞」とか「本の雑誌ベストテン」とかで注目されるタイプの作品じゃないし、大売れに売れるってこともないだろうなあと、シリーズ続行は望み薄だと思ってました。
それが何と! しかも本を見たら、前作にはあった「ミステリーズ!」何号掲載、の文字がない。ということは全編書き下ろし? おお、地道に好評を博してるんですね(嬉)。
開店19:00お値段控えめ、東京は渋谷のカジュアル系ホストクラブclub indigo、相変わらず順調です。前作では店の男の子達がらみの事件が主でしたが、より多彩になってきました。ライバル店のナンバーワン・空也から持ち込まれた事件あり、オーナー2人組のひとり・不機嫌オヤジの塩谷さん大活躍の事件あり。
男の子達も新顔登場です。店の性格上、イケメンでうっとりさせるタイプよりも、ノリがよくてとにかく面白い子が多いclub indigoですが、表題作「チョコレートビースト」登場のKAZOO君はちょっと違ったタイプ。レザーパンツに黒のタンクトップ、ほぼ全身にタトゥーを入れて、彫りの深い顔立ち黒髪ストレートの巨漢、しかも寡黙で無愛想。しかしそんな奴が、お客の女の子の何気ない一言も全て覚えていて、「あれはどうなった?」とさりげなく振る……なーるほどお、こりゃ確かに格好いいな。
というように話が進めば進むほど、次々色んな男の子が出てきてよりどりみどり(笑)なんですが、オーナーの晶は平然たるもの。元気な子犬の群れぐらいにしか感じてないんです。この晶のキャラクターが作品全体のイキのよさにつながってますね。
30代独身、恋人もなしのフリーライター。club indigoが順調とはいえあくまで副業、本業のほうは「そろそろ次の展開考える時期でしょ」なんて言われる年齢ですが、本人は焦りも迷いもしていない。女であれば赤ん坊さえとりこにする(!)空也の必殺技の笑顔も、晶にだけは効果なし。自己実現とかアンチエイジングとかいうありがちで厄介な欲とは一切無縁の自然体です。
さて4話目「真夜中のダーリン」の終わり方ですが、特に最終話だからという書き方ではありませんでした。ということはまだ続くとみていいですね?
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