税務申告書は人生の履歴書


 私は税理士として、様々な顧問先に関与させていただいております。

 その中で、税務申告書は納税者の人生を映し出す履歴書でだと思うのです。


 ただ、毎年毎年様々な顧問先様のお仕事を頂いて、仕事を流すのではなく1年・1期間の申告書が、何年も積み重なって、顧問先様の事業の流れが浮かび出てきます。

 決算書の数値も、ただ1年・1期間で浮いているものではありません。

 長年の事業の積み重ねで作られた数値なのです。

 単に売上と言っても、たまたま売れたというわけではなく、長年の企業努力による信用、商品力、企画力・運・時代などが相互に起因して、作りだされたものなのです。他の数値も同様に積み重ねられた意味のある「数値」です。

 だから、私は、プロとして、お客様の人生を長いスパンで関与させていただき、意味のある「数値」を作ることにお手伝いさせていただき、結果、満足していただけるようなお仕事するように心がけております。


 当然、申告書を作成するに当たり、様々な会計取引を1つずつ積み重ねて、決算書を作っていきます。

 税務決算書を作成するに当たり、納税者には『申告』ですから、ある程度の裁量権が与えられます。

 その裁量権の範囲の中で、顧問先様が「どのような事業の見通しを立てているか」「そのような人生設計を立てているか」などの諸事情をお聞きして、現時点で、顧問先様と税理士が最も適した方向性を理解し合って、税務申告書を作成することが重要なのです。

 例えば、、単年の無理な節税や利益の創出は、長期的に見れば、無理が祟ります。マラソンとインターバルの関係と同じようなものです。インターバルばかり行うと、当初はトレーニングの効果があるかもしれませんが、将来はケガに苦しみます。税務申告書を見れば、過ぎた納税や事業資金の借り入れは、「傷跡」として残っているものです。


 いずれにせよ、企業も人生と同じで、山あり谷ありです。だからこそ、そのような状況に合わせて、適した税務申告書を処方しなければならないのです。

 だからこそ、私は税理士として、顧問先様のために、「履歴書」である「申告書」で人生を失敗したと言われないために、日々、相互に理解し合い、顧問先様の人生の状況の変化に適するような仕事をすすめています。


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