ブログテーマ:鉄道プラモデル
担当:凪(なぎ)の人
更新:土曜日
こんにちは、凪の人です。

私はいつも組立安さを第一に設計します。
このような部品の多い大型模型ならなおさらです。
また、完成後も触って遊べる事を想定していますので丈夫さにも拘りました。
という事で今回は「組みやすさ」「丈夫さ」「組んでて面白いポイント」に拘った点の一部をご紹介します。
少しでも面白さがないと気持ちが折れちゃいますよね。
------------------------------------------

↑ボンネット上に並ぶ小物部品。
ピンセットでつまんでも落としたり、ちょっと触れただけで取れてしまいがちですが・・

↑足を長くしボンネットに深くささるようにしました。これなら楽に乗せられ完成後も頑丈です。しかも真っ直ぐ立ちます。
小物に関しては部品を多めに入れていますので少々無くしてもOKです。
取れてしまった時の補修方法も組図に掲載する予定です。
------------------------------------------

↑ブレーキ系統です。このあたりは可動するので
スナップになっています。
しかも接合部は傾斜を設け差込みしやすくしています。
------------------------------------------

↑ドアも可動です。ここにはドアノブが付きます。
(実機のドアノブもこのように機構の遊びでちょっと下を向いています)
ドアノブは小さくてすぐ外れる厄介者ですが・・・


↑ノブの表裏を一体化しました。番号順にチエノワのようにひねって入れます。
この設計は本当に難しかったです。
------------------------------------------

↑エンジンは着脱できます。
そのためには台枠にマウントをしっかり真っ直ぐ付けないといけません。
矢印の部品、ランナーで4個つながれたマウントを台枠にしっかり接着、乾燥させた後に・・

↑つながった部分をニッパーで切り取ります。ランナーを切る時にニッパーの歯の厚みが逃げるように工夫しました。

↑こうする事でエンジンを定位置にしっかり載せる事ができます。ここは接着しません。
------------------------------------------
という感じで凪流の「遊び」が他にも沢山散りばめられています。
探してください。
これは作らないで積んでおくと勿体無いですよ。
お知らせです。
以前より展示していただいている銀座の天賞堂様のDDコーナーが広くなりました。

ホビーショーで展示した美しい北斗星の他に凪作の小改造した一般色もございます。
お近くの方は是非!
以上、凪の人でした。