2007-10-03 21:45:09

NOLSのイロハ

テーマ:NOLS ALASKA


healy

google map


NOLS(National Outdoor Leadership School)という野外学校で学んできた、「アラスカ・バックパッキング・アウトドア・エデュケーター」というコースを、思い切り簡単に説明すると、こうだ。


「車なんて入れない、文明から遠く離れた場所で、ついでに道もない場所へ歩いて入り、1ヶ月ほど、12人のメンバーと(3人のインストラクターと)キャンプで共同生活を送りながら、キャンプ生活の知識全般を完璧に身につけ、毎日変わる厳しい自然環境のなかで、共同生活での規則正しい思いやりあふれた生活態度と人間関係を身につけ、どんな困難にも立ち向かえるリーダーシップを身につけ、Leave No Traceな、歩いてきた足跡を残さないキャンプの方法と理念を身につけ、ついでに、それらを人に教えられるようになる。」か。


もっと平たく言うと、エコでヒッピーな自衛隊とボーイスカウトが合体したようなもの・・・。または、サバイバー・・・。この環境から学ぶものは少なくなく、だから、NASAの訓練生も、この学校で学んでいる。


生徒の多くは、WASPなお金持ちスノッブ高学歴白人アメリカ人の若者で、安くない学費は、学生の場合は、そのリッチな親が面倒をみている、といったケースが多い。



で、今回、連れて行かれたのは、デナリ国立公園の東、ヒーリー地域。道路から外れて、1ヶ月間、人間に会わずに、Yanert川とHealy川の間を、150キロほど歩いてきた。




*NOLSのスライドショーします。お気軽にご連絡を。



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2007-10-03 21:01:24

メロンパンの日・・・挫折物語

テーマ:NOLS ALASKA

bread


アラスカの原野で、ピザ&パン&トルティーヤ作りを学んだのがきっかけで。


何をどう間違ったか、キング・オブ・ザ・女の園・「パン作り体験教室」に紛れ込んできた。はい、この私が!正規クラスのお試し版のため、500円ぽっきりだったのでつい申し込んでしまったのだ。案の定行われた、強烈でしつこい勧誘営業トークを右へ左へかわしつつ、メロンパンをつくってきたのだった。


メロンパンは好きだ。

レーズンパンも(不格好だけど)美味しかった。


だけど、「はい、では、メロンパン生地の上に、チョコレートチップを7粒ずつ載せましょう」と、ゴマみたいなチョコレートチップを、21粒(パン3つ分)与えられた時点で、野生で男っぽくワイルドに作りたい私の気持ちは、シュルシュルと萎えていった。


チョコレートチップは7粒じゃなくても、エプロンしなくても、粉は振るわなくても、第一次発酵は37度で35分じゃなくても、パンは作れる・・・、はず。


***


普段の私を知る人なら驚くであろう、このパン体験教室入学(挫折)物語、こんなことさせるほどに私を変えたのは、そう、NOLSでの、1ヶ月サバイバル体験。


(つづく)

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2007-10-02 01:51:15

封印したノートを開くとき

テーマ:NOLS ALASKA

aoe


同期生からのメールと、友人からの一言が、きっかけだった。


今までぐずぐずと先延ばしにしてきた報告を、そろそろ、はじめよう。


先延ばしにしてきた理由は、うまく伝えられるかが、不安だったのだけれど。このまま、ずっと放っておくわけにはいかない。冬になってしまう。


この夏、アラスカの野外学校 で、わたしが何を学んだか。何を感じたか。全部は、封印したままの、この黄色いノートに詳細に書いてある。

***


NOLSに関して、スライドショーさせてくれる場所があれば、どこでも伺います。

アウトドアや、リーダー論や、地球環境について書かせてくださる媒体があるなら、ぜひご紹介ください。

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2007-10-02 01:36:44

印刷待った!

テーマ:NOLS ALASKA

attacking the ramp


NOLSの友人から、メールで写真が送られてきた。地球の裏側にいても、写真の受け渡しが簡単に行える。なんて便利な世の中よ。


そして気づいた、メール最後の、署名欄にあった一言。


Please consider the environment before printing this email.


NOLS は、テクニカルに、山の技術だけを教わるだけではなく、地球環境問題もそれとなく考えさせてくれる学校だ。1ヶ月、2ヶ月とあの環境で生きていると、自分の生活の何かが少し変わる。水筒持ち歩き、コンビニ飯買わない、ベジタリアン化、買い物しなくなる・・・。


という変化のついでに、この署名アイデア、早速盗ませていただきましょう。



そのプリントアウト、本当に必要ですか?

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2007-08-24 22:53:29

右手にドーナツ、左手に・・・

テーマ:NOLS ALASKA


snow melting


新宿南口にいった。


クリスピークリームドーナツ、に、今日も1時間の行列ができているのを横目でみていたら、どうにもドーナツ気分となり、帰りに、ミスタードーナツで、ドーナツ一式お買いあげ。100円セールなので、欲望のままに、あれや、これや、と。


そう、1週間もたてば、カルチャーショックはどこへやら、今まで通り、私は都会の現代文明生活を楽しく享受しているのだ。欲しけりゃ、お金を出して買えばいい。



ほんの少し前の私は、ドーナツが食べたいと思えば、イースト菌を発酵させるところから始めなくちゃいけなかったし、いや、それどころか、氷河の上では、雪から水をつくることに、一生懸命だった。どんなに寒くても、横殴りのブリザードが降っていても、寝袋が恋しくても、朝起きたら水をつくり、夜寝る前にも、水をつくってからテントに入る。昼間は、燃料節約のために、黒いマットを使って、太陽熱で雪を融かしていた。ようやく水筒に得た1Lの水を、大切に、大切に、使っていたのだ。



あの場所で感じた何かを、

あの場所で得た何かを、


ただの思い出に終わらせずに、こっちの生活に取り入れたいと決意した私は、


ドーナツを買ったその足で、小麦粉とイースト菌を買いにいく。右手にドーナツ、左手に小麦粉。




フロントカントリー・リハビリ生活、まだまだ混乱中。


***


リハビリ終わらぬまま、明日より半月、秋のユーコンへ旅立ちます。今度は、お仕事。夏のアラスカ学校がどう私のなかで消化されているか、そして、お客さんが、あの大地で、何を感じてくれるか、楽しみ。楽しみ。

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2007-08-24 21:57:21

出会えぬグリズリー

テーマ:NOLS ALASKA

moose



今回のアラスカでは、1ヶ月近く、人間じゃなくて熊の住む場所にいたのだが、


一度も熊には出会わなかった。


・・・というのも、常に、出会わないように気をつけて、旅をしていたからだ。ベアスプレー、ベアコール、キャンプの場所選定、キッチンの場所、常時4人以上のグループ行動・・・。


熊と人間のお互いが不幸にならないために、大げさなまでに厳しく、私たち生徒は、熊を近づけないような行動をするよう、求め続けられた。常時4人以上のグループ、ってことは、トイレに行くときも、プライバシーはないのだ!そのくらい、笑っちゃうほどに、厳しく。



という理由で、熊には出会わなかった。

人はそれを聞くと「残念だったね」と言うのだが、それは違う。姿はなくとも、歩きながら、野生動物の気配は、常に濃厚に感じていた。


まだ湯気のたつ糞や、足跡や、水場に続くゲームトラックや、囓られた木の枝や、無造作に転がっている骨や。出会わなくても、確かに、すぐそばに、彼らはいたし、その存在感だけで、私には十分だった。



そして、不思議なことに、今まで、デナリやヘインズやカトマイで間近にみた熊たちとの記憶より、より深く、野生動物の存在を感じたのは今回だったのだ。出会っていないのにも関わらず!



forget me not

***


トレッキングを始めて10日目頃だったか。


この日も、背の高さほどもある藪と、悪戦苦闘していた。ブッシュワッキング・・・「藪こぎ」続けること5時間(←トレイルなんて存在しない場所にいるので、草むらでも森でも、木々をなぎ倒しながら真っ直ぐ進むしか術はない・・・)、小雨も降ってきて、いつまでも終わらぬ藪に、いい加減、辟易しはじめたその時、ふと、藪がとぎれ、小さな草むらに出た。


草むらにひっそりと眠っている、真っ白なムースの角と、寄り添うように咲く、雨に濡れた鮮やかな青色のわすれな草の、この光景は、


何分とか何時間とか何日とか、じゃない、

もっと壮大な時間の流れを感じさせる、不思議な空間だった。



切り傷つくり、服を破り、全身濡れながら、泣きたくなるような藪道を10日も歩き続けたのは、この光景に出会うためだったのか、と思わせるような、圧倒的な何かがあり、


あああああ、この広大な大地のなかで、ここに辿り着けた奇跡のような偶然よ、ありがとううううううう、と思いながら、シャッターを切った、その写真たちが、これ。

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2007-08-22 11:50:42

アラスカ5ツ星ホテルの朝

テーマ:NOLS ALASKA

glacier camping


この夏のアラスカ、1ヶ月半の記憶は、



あれもこれもそれも、

書きたいのだけれど、話したいのだけれど、残しておきたいのだけれど。


なぜか、どうにも、まとまらない。



ので、今日は写真のみ。



ロケーション最高の、氷河ホテル(と私が名付けたテント村)。


朝、目覚めて最初に目にするのは、ベストビューから覗く、この青い氷河。

いつまでも、ここにいたいと願っていた、毎日。

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2007-08-17 07:14:15

グレーシャーブルー

テーマ:NOLS ALASKA


glacier travel


歩いているときは、次の一歩に必死で、きれいだとか美しいとか、それどころじゃないんだけど。マタヌスカ氷河にて。

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2007-08-16 08:09:38

温度の記憶はあっというまに過ぎゆく

テーマ:NOLS ALASKA


matanusuka2

寒さに凍えて眠れず、ああ、これは、今晩あんまり食べてないからいけないんだ、と思いたち、夜中2時にひとりレーズンブランをボリボリ食べたあの情けないマタヌスカ氷河の夜を、


すでに「涼しかった」記憶として懐かしく思い出す、東京酷暑生活。


この暑さは、夜のおいしいビールのためにある!と思い楽しく生きよう。

でもやっぱり暑すぎるので、長野に避難します。


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2007-08-14 12:12:02

蛇口から流れる水

テーマ:NOLS ALASKA

matanusuka glacier



昨晩、アラスカより帰国しました。

マイナス10度から、プラス35度の世界へ。

東京、暑い。

あのクレバスのなかに、早くも戻りたい。

涼しかったな。氷河。


***


昨晩、久々に、闇をみた。都会の夜だけど、でも、やっぱり「夜」だった。

アラスカの夏には存在しない、暗さだ。


***


久々に、キッチンに立って料理をする。


雪を溶かさなくても、蛇口から水が勝手に流れてくる。


プレヒートをしなくても、すぐにガスが点けられる。しかも3ついっぺんに!


砂利を探さなくても、食器洗濯機が勝手に食器を洗ってくれる。


きれいな、たくさんの食器たち。ポット。フライパン。もう、ハッシュブラウンの味がするココアを飲む必要はないのだ。


冷蔵庫でいい具合に冷やされたバター、と、


ドライじゃない、水分滴る、新鮮なフルーツ。




ひとつひとつに10秒ずつ驚いて立ち止まってしまうので、なかなか物事が進まない、フロントカントリー復活、今日、初日。



顔を洗うのと、髪をとかすのを忘れた朝。

そういえば、と思い立ち、

さっき、慌てて洗面所にいきました。



文明って、すごい。


でも、6週間のバックカントリー生活で、私のなにかの何かが、変わった。

この変化を、どうこの生活と摺り合わせしていくのか、それが、今の課題で、今の楽しみ。

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