2007-10-12 13:46:30

マイ箸 (NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA


myhashi


マイ箸がブームらしい。テレビでやっていた。おしゃれな箸を、おしゃれな袋にくるんで、持ち歩くんだって。


***


アラスカ1ヶ月のキャンプ中、許された個人食器は、「蓋のある容器(タッパ)X1、スプーンX1、マグカップX1」。ーーー以上。不要な荷物を増やさない、不要な汚水をつくらない、ためか。ホットケーキもパスタも、全部、この容器。全部、このスプーンでこなす。


ところが、この貴重な唯一のスプーンを、1週間目にして壊してしまた。無理な力をいれたため、パッキン!、と、真ん中から真っ二つに割れたのだ。


慌てて、アウトドアのジョーカー、ダックテープでつなげてみるが、30秒しか持たない。


がーん。


あとまだ、数週間あるのに。どうしたらいいの?手、手で食べる?誰か、誰かエクストラのスプーンは持ってない!?焦る。ああ、百均ショップが恋しい。




・・・30分後。


「オハシの国の人だものー」と鼻歌交じりに作成された、この、マイ箸が、この後の私の食生活を救ってくれました。この、反り返ってささくれ立った、不恰好な箸が、文化的な食生活に、貢献してくれました。




野外生活で学んだ大きなひとつは、

「ある物は大切に。壊れたら直して使え。または、知恵を使って、自分で作り出せ」、だ。


「買う」以外の方法を考えるようになったのは、本当に、私にとって、大きな変化。

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2007-10-12 13:00:06

青空授業 (NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA

chris


自分の、いちばん好きな場所、落ち着く場所、または、今住んでいる場所を、脳裏に思い浮かべてください。



・そこでは、どこから水がやってきますか?


・その水の質はどうですか?


・そこでは、人間の排泄物はどこへいきますか?


・北はどちらの方角ですか?


・夜は、どんな音を聞きますか?


・そこからみえる植物の名を5種類以上挙げてください。







campalaska


では、今、このアラスカの原野で、同じ質問を投げかけます。答えは、どう?

あなたの好きな場所と、今住んでいる場所と、このアラスカと、何が同じで、何が違いますか?


***


NOLSは、現代のヒッピーか。


インストラクターは、「正しいウンコのしかた」を教え、理想的なリーダー像、の授業を行ったその後に、こんな時間をも、作ってくれる。ただし、回答は求めず、各自の気づきに任せるだけなので、生徒たちは、勝手に考え、ノートに書き込む。


いつもは、授業後、にぎやかにゲームを始める仲間たちも、この質問の後は、誰も口を聞かず、10分以上、ただただ、ツンドラの大地に身を任せていた。


皆、何を考えていたんだろう?



***


だから、


だから、東京に戻ってきて、何かボタンを掛け違えているような、気がしてしまうのか。今までの「当たり前」が、なんだか、「当たり前」ではなくなってしまったような。



風の音と、蚊の羽音と、隣の寝袋のイビキしか聞こえなかった、あの時間が、懐かしい。

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2007-10-09 14:30:29

トイレットペーパー不要の1ヶ月 (NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA

TP


「バラの花びらは、

詩人にとっては美しく、

虫にとっては食べ物で、

クジラにとっては意味なきもの」

マチウ・リカール



では、この、丸い河原の石は?


河原の石は、

遊びにきた親子にとっては投げる対象、

地質学者にとっては研究の対象で、


自然にインパクトなくキャンプする我々NOLSの生徒にとっては、

お尻に優しいトイレットペーパー。



***


この学校のキャンプでは、基本的にトイレットペーパー使用が禁止されている。どうしても必要なら、「全部自分で持ち帰り」を条件として持たせてくれるが、使わない、が原則。


ペーパーが自然に還るのには、あまりに長い時間がかかるし、埋めても動物がすぐに見つけて掘り出してしまう。焚き火も自然へのインパクト大きいのでよろしくないから、燃やせるわけでもない。紙の利用は、自然に優しくない、というのが、この根拠だ。(→ www.lnt.org  )



これを読んでいる文明社会に住む文明人の方々は、「えっっ、トイレットペーパーを使わない?何言ってるの?」と反応しているであろうし、野蛮人扱いされそうでイヤなので予め断っておくが、


最初に自分がこの話を聞いたときも、「ええええええええっっっっっっっっっっっっっっっ。無理、無理、無理!!それはいくら何でも、ハードコアすぎでしょう。」と拒絶反応を示した。


が、実際のところ、埋めるのも、燃やすのも禁じられている以上、使用済みトイレットペーパーを持ち歩くしか方法はなく、1ヶ月分ものゴミを持ち歩くのは、どう考えてもナンセンスなので、腹をくくるしかなかったのだ。




というわけで、初日にみっちり行われた、「正しいウンコのしかた」授業。


howtoshit

1.まず、水場とキャンプ場から、200FT以上離れましょう。


2.ここはクマのいる場所なので、ひとりで行ってはいけません。4人以上で、連れだっていくようにしてください。そう、連れウンコです。行きたくなったら、周りに声をかけること。夜中、トイレで目が覚めても、ひとりで行ってはいけません。クマに襲われたいですか?みんな仲間なのだから、これは助け合いです。


3.いい場所を決めましょう。決めたら、シャベルで、キャットホールを掘ります。そう、猫は、正しいやり方をすでに知っているのです。穴の深さは、6-8インチくらい。


4.この穴目がけて、用を足しましょう。


5.お尻を拭くのは、自然の恵みを利用しましょう。石、枝、松ぼっくり、苔、葉っぱ、雪。まわりを見渡せば、使える物はいろいろあります。世界の人口の半分は、トイレットペーパーなんて使っていないのですよ。


5.よくコンポストされるように、枝で十分にかき回し(この時点では、シャベルは使ってはいけません)、土をかぶせ、何もなかったかのように、地面をきれいに戻します。


6.サニタイザーで、きちんと手を洗いましょう。石けんを使う場合は、水場からやっぱり200FT以上離れるように。



***


驚いたことに、生徒全員が・・・、何でもこい!な男の子から、キャンプなんてほとんど初めて、という21歳のカワイイ女の子まで、嫌がらず、楽しそうに、このトイレ・システムを、すんなりと受け入れた。


最初の3日間、食事の後は、「何がトイレットペーパーに最適か」という議論が盛り上がっていた。人によって、良いと感じられる natural toilet paper は違うので、議論は白熱する。


授業中、天気についてのクイズ大会が開かれたときには、「ステアライズ(煮沸消毒)した、スムーズな石」が、景品として出されていた。


トイレ行く人ー!というかけ声は、数日後には、「D-train出発しまーす」という符号(D=dump)に入れ替わった。「この電車には切符はいらない。乗りたい人は誰でも乗れる~。シュッポッポー」(・・・ゴスペルに、こんな歌あったよね?)と、歌いながらトイレへでかける楽しい時間となっていた。



・・・と、思い返してみると、全然イヤな記憶になっていないのだ。みんなが、楽しんで、積極的に受け入れていた。そう、一度腹をくくってみれば、ツンドラの景色の中でのトイレというのは、意外にも快適で、ゴミも出ず、河原の石は、とてもお尻にも優しいのであった。


文明社会にいてこういう話をすると、どうしても信じられないけれど、実際にあの場所にいくと、大丈夫なもの。


こちらの世界の常識は、あちらの世界の非常識。



日本ではあまり「トイレのない場所」というのはないけれど、そんな機会が訪れたら、腹をくくって、ぜひ、試してみてください。


自然にローインパクトなキャンプを!


Leave No Trace トレーナーより。



Kathleen Meyer
How to Shit in the Woods
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2007-10-06 00:05:26

チュガッチ家族に教わるピザ作り(NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA


chugachfamily


「じいさんや、このNOLSの子供たちが、ピザの作り方を教えて欲しい、っていうんだよ」


「そうかいそうかい。彼らは頑張って旅してるようじゃないか。じゃあ、チュガッチ・ファミリー秘伝のピザのつくりかたを、教えてやるかいね。トマトソースと、ホワイトソース、両方つくろうじゃないか」


***


インストラクターは、我々生徒に、テントのはりかた、ロープワーク、地図の読み方、クマの生態から、ファーストエイド、自然と調和する方法まで・・・、毎日毎日、いろんな方法を駆使して、「アラスカのウィルダネスで、自信をもって旅する方法」を教えてくれる。


この日は、飛行機の補給物資のなかに、密かに紛れ込ませていたという、緑のカツラまで使って、スキット(寸劇形式)で、バックカントリー・グルメ・クッキング・スクールが行われた。教室は、そう、アラスカの大自然のまっただなか。


「パール(娘)や、イースト菌はどれだい?」

「はい、これよ、おばあちゃん」

「おお、ありがとう。イースト菌は生き物だからね、増やすには、食べ物が必要なんだよ。砂糖を用意しよう。それから、温かくしてあげないと。そう、このくらいのぬるま湯がいいね」


と、イースト菌の使い方を完璧にマスターさせる。



野外ゆえ、使える調理器具は限られている。計量機器なんてないので、すべては「感触」。ドー(パン生地)の発酵は、ジャケットの下にいれ体温を使う。生地を延ばすのは、フライパンを逆さにした台に、ネルジンの水筒。チーズは、スピチュラ(フライ返し)でカットする。


と、相当野蛮な方法なのだが、



pizza


ああ、何故だか、あまりにも美味しい、ピザが完成してしまうのだ。



小麦粉屋の娘として育ちながら、何とも恥ずかしい限りだが、今までの人生、ピザは「電話してオーダーするもの」であり、生地をつくるなんて、考えたこともなかった。イースト菌って、なんじゃい、ってなくらに無知だった。


そういえば、アラスカに来て、家や家具をはじめ、何度、「ああ、買う物じゃなくて作るものなんだ!」という驚きを味わっただろう。


そして今回、人生三十数年にして初めて、キッチンでなく、アラスカの山奥で、私は料理の基礎を習ってきたのだった。



<野蛮なピザをつくってみたくなった人はこの本↓>


Claudia Pearson, Claudia Lindholm, Mike Clelland
Nols Cookery (National Outdoor Leadership School)

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2007-10-05 23:33:50

野生の恵みに頼る(NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA

blueberry


食事の話はいくらでも続けられるなー。食欲は、人間の三大欲求のひとつだからか。単に私が食いしん坊なだけか。



いくら考えられた食糧をもっているとはいえ、絶対的に不足するものがある。


新鮮な野菜・果物。


ドライ・オニオンを水で戻す度に、ビタミン錠剤を飲む度に、メンバーと会話したものだ。

「町に帰ったら、超~新鮮なサラダを、思い切り食べたいー」「いや、パリっとしたレタスが挟んであるハンバーガーじゃない?」



が、その夢は、町に戻る前に、少しだけ叶った。


フィールドにでて2週間すぎた、7月半ば。ようやく、ブルーベリーが実をつけはじめてきた。


まだシーズン初旬で、実は小さく、酸っぱかったけれど、ブルーベリー・フィールドをみつけると(それは、だいたいにおいて、ツンドラの南斜面だった)、背負っているバックパックを放り投げ、心ゆくまで、その酸っぱさを味わった。食べきれない分は、水筒にいれてキャンプ地まで持って帰り、パンケーキに投入した。


ブルーベリーは、単調な食生活が続く我々にとって、救世主のような存在だった。


そう、7月、私の体内のビタミンCは、日本からもってきた錠剤と、酸っぱいブルーベリーによってのみ、形成されていたのだ。




そしてやっぱり、町に戻り、1ヶ月ぶりに口にした、バナナとオレンジと人参の、あの口にいれた瞬間のジューシーな感触と喜びは、あまりに衝撃的だったことも、加えておこう。



berrypicking

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2007-10-04 23:04:33

週に一度のハレの日は(NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA


resupply


238キロ ÷ 15人 = 一人あたり16キロ の食糧は、一度には持って行けない。他に、テントやら寝袋やらストーブやら鍋やら防寒着やら教科書やら救急セットやら水やら、があって、すでに荷物は110Lのバックパックいっぱいなのだ。持って行けるのは、最初の1週間分。


で、週に一度、ブッシュパイロットがやって来て、次の1週間分の食糧と燃料を補給してくれる。


与えられる食糧は、毎日メニューが決まっているわけではない。3人一組に対し、1週間分の材料がまとめて渡されるので、その袋の中身をみて、何をいつ、どう調理して食べるか、1週間を計画的に過ごさないといけないのだ。


ところが、1日中動いているせいで、24時間お腹を空かせている私たち。食欲のままに食べ続けてしまうと、最後の1,2日は、めぼしい食べ物がなくなってしまう。


残っているのは、ドライオニオンと、アップルサイダーと、乾燥ビーンズが一袋、というような、絶望的な組み合わせで、あと1日を過ごさないといけないグループ。彼らは、他のグループから余った小麦粉をかき集めてつくった、味のないトルティーヤを囓り、ピーナツバターの容器に直接スプーンを突っ込みながら、この補給日を、飛行機の音がするのを、首を長くして待つ。


新しい食糧と、大リーグの最新の試合結果、そしてメンバーでない人間と話せる唯一の機会であるこの補給日は、正月と盆が一緒にやってきたくらいのハレの日で、パイロットは、まさにヒーローだった。「次の補給日re-rationまで、あと何日」、が、日付を数える正しい方法だった。


大歓迎を受け迎え入れられたパイロットから、世間と文明の臭いをかぎ終わると、早速、配給物資の仕分けにとりかかる。お腹空かせた人間の集まりゆえ、食べ物への不正は争いを招く原因だ。みんなが見守るなか、当番が慎重に、物資を仕分けする。


食糧が大量にあるこの日は、久々のごちそうだ。チーズクラッカー、ドライカレーライス、チョコレートブラウニーの、豪華3コースディナーを作り、今度の一週間は、もっと計画的な食糧計画をたてよう、と、誓うのだった。




・・・こんな生活を1ヶ月送った後遺症。

町に戻ってきて、お金を出せばどこでも何でもいつでも温かい食べ物が手に入る、飢えの心配をしなくていい、という状態に、なかなか慣れない。本気でお腹空くことがないこの状態を幸せに、でも、ちょっぴり、あの飢餓感を懐かしく、思う今。


(ごはんの章、まだまだつづく)




*NOLS出張スライドショー可能です。ご希望の方はご連絡を。

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2007-10-03 22:51:10

238キロのゴハン (NOLS)

テーマ:NOLS ALASKA


ration room


あなたは、キャンプにいくとき、何をもっていく?

米?カレールー?インスタントラーメン? フリーズドライのシチュー?


***


今回、「30キロの荷物を背負って日々7ー8キロ歩く15人が、20日間で必要な食糧」は、合計で238キロ(+スパイス一式+燃料沢山)だった。


1ヶ月間、腐らせず、健康を崩さない栄養素(炭水化物と、タンパク質と、脂肪と、その適度な割合)を満たし、財布に優しく(フリーズドライは高いので却下)、それぞれのメンバーの好き嫌いを考慮し、毎日の気まぐれな「今日は何を食べたいか、という気分」を考慮し、飽きないこと、が考慮された結果、



バター、粉ミルク、ココア、茶、コーヒー、アップルサイダー、ピーナツ、レーズン、アーモンド、カシュー、松の実、アニマルクラッカー、ドライフルーツ・ミックス、大豆、クラッカー、チョコレート、プリッチェル、砂糖、小麦粉、全粒粉、コーンミール、オートミール、グリッツ、グレープナッツ、米、ビーンズ、クスクス、ベーグル、ハマス、ハッシュブラウン、グラノラ、ポテトパール、チェダーチーズ、パスタ、パルメザンチーズ、ピーナツバター、スパイスケーキ、パンケーキ、ブラウニー、乾燥野菜・・・



といった、私から見たら、「瓶や箱によく書いてある原材料」または「未知の物体」が、食糧として選ばれていた。



小麦粉なんて、今まで使ったことのない(ほどに料理してない、というツッコミは置いておき)私が、しかも、ニッポン人の私が、この、訳のわからない、洋物の原材料で、1ヶ月を暮らすのか!?どう料理して!?と、ドキドキしたのだが、


人間、窮地に立たされれば・・・お腹がすけば、知恵を絞って、何とかするものなのです。ふふふ。


隣で、やっぱり途方にくれていた20歳のカワイイ大学生、マイケル君も、1ヶ月後には、この材料から、美味しい料理を生み出してくれるようになっているのです。ふふふふふ。






そうそう。これだけの数と量の食材は、1ポンドずつ小分けしてビニール袋にいれていくのだが、数が数なので、いちいち、中身の名前は書かない。


ビニール袋に入った白い粉の中身が、小麦粉か、パンケーキか、ミルクか、ポテトか、チーズか、を推理するのは、初心者には至難の技。触覚、嗅覚、視覚、を駆使して、中身を正確に判断できるようになるまでには、長い道のりが待っていた。


すなわち、この日から数日間は、コーヒーの中に、ミルクでなくマッシュポテトを入れ、この世のものとは思えない味を生み出したり、ココアだと思いこんでチョコレートブラウニーを飲んでみたり、ケーキの元だと思いこんで、アップルサイダー・ケーキという、新しいデザートを生み出したりする、(でも、お腹が空いているし、ゴミ持ち帰りなので、我慢して全部食べる・・・)という、体を張った、イタイ失敗を、何度も重ねていくのだ。


(ごはんの章、つづく)



*NOLSのスライドショーします。お気軽にご連絡を。

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2007-10-03 21:45:09

NOLSのイロハ

テーマ:NOLS ALASKA


healy

google map


NOLS(National Outdoor Leadership School)という野外学校で学んできた、「アラスカ・バックパッキング・アウトドア・エデュケーター」というコースを、思い切り簡単に説明すると、こうだ。


「車なんて入れない、文明から遠く離れた場所で、ついでに道もない場所へ歩いて入り、1ヶ月ほど、12人のメンバーと(3人のインストラクターと)キャンプで共同生活を送りながら、キャンプ生活の知識全般を完璧に身につけ、毎日変わる厳しい自然環境のなかで、共同生活での規則正しい思いやりあふれた生活態度と人間関係を身につけ、どんな困難にも立ち向かえるリーダーシップを身につけ、Leave No Traceな、歩いてきた足跡を残さないキャンプの方法と理念を身につけ、ついでに、それらを人に教えられるようになる。」か。


もっと平たく言うと、エコでヒッピーな自衛隊とボーイスカウトが合体したようなもの・・・。または、サバイバー・・・。この環境から学ぶものは少なくなく、だから、NASAの訓練生も、この学校で学んでいる。


生徒の多くは、WASPなお金持ちスノッブ高学歴白人アメリカ人の若者で、安くない学費は、学生の場合は、そのリッチな親が面倒をみている、といったケースが多い。



で、今回、連れて行かれたのは、デナリ国立公園の東、ヒーリー地域。道路から外れて、1ヶ月間、人間に会わずに、Yanert川とHealy川の間を、150キロほど歩いてきた。




*NOLSのスライドショーします。お気軽にご連絡を。



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2007-10-03 21:01:24

メロンパンの日・・・挫折物語

テーマ:NOLS ALASKA

bread


アラスカの原野で、ピザ&パン&トルティーヤ作りを学んだのがきっかけで。


何をどう間違ったか、キング・オブ・ザ・女の園・「パン作り体験教室」に紛れ込んできた。はい、この私が!正規クラスのお試し版のため、500円ぽっきりだったのでつい申し込んでしまったのだ。案の定行われた、強烈でしつこい勧誘営業トークを右へ左へかわしつつ、メロンパンをつくってきたのだった。


メロンパンは好きだ。

レーズンパンも(不格好だけど)美味しかった。


だけど、「はい、では、メロンパン生地の上に、チョコレートチップを7粒ずつ載せましょう」と、ゴマみたいなチョコレートチップを、21粒(パン3つ分)与えられた時点で、野生で男っぽくワイルドに作りたい私の気持ちは、シュルシュルと萎えていった。


チョコレートチップは7粒じゃなくても、エプロンしなくても、粉は振るわなくても、第一次発酵は37度で35分じゃなくても、パンは作れる・・・、はず。


***


普段の私を知る人なら驚くであろう、このパン体験教室入学(挫折)物語、こんなことさせるほどに私を変えたのは、そう、NOLSでの、1ヶ月サバイバル体験。


(つづく)

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2007-10-02 01:51:15

封印したノートを開くとき

テーマ:NOLS ALASKA

aoe


同期生からのメールと、友人からの一言が、きっかけだった。


今までぐずぐずと先延ばしにしてきた報告を、そろそろ、はじめよう。


先延ばしにしてきた理由は、うまく伝えられるかが、不安だったのだけれど。このまま、ずっと放っておくわけにはいかない。冬になってしまう。


この夏、アラスカの野外学校 で、わたしが何を学んだか。何を感じたか。全部は、封印したままの、この黄色いノートに詳細に書いてある。

***


NOLSに関して、スライドショーさせてくれる場所があれば、どこでも伺います。

アウトドアや、リーダー論や、地球環境について書かせてくださる媒体があるなら、ぜひご紹介ください。

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