2006-03-22 23:18:30

時には車を降りて歩こう

テーマ:アラスカ

0322-4


CHANDALARA家一の実力者、ベルマ。


ベルマは、アラスカの西に浮かぶ島、セント・ローレンス島出身のエスキモー。対して、夫のキースは、白人。今でこそ、それほど疑問に思わないけれど、きっと、彼らが結婚した30数年前は、この異文化結婚は、とっても大変だったんだなーって、今回感じた、夕食時の会話。


「ある日ね、私が父を呼びに、カフェに入ったら、父とトランプをしていたのがキースだったのよ。キースは私を気に入って、話すきっかけをつくろうと、ジュークボックスにコインを入れて欲しいと頼んできたんだけど、私は友達にお願いしちゃった」


結局口を聞くことはなかった、その1年後に、親戚一同の反対を押し切って結婚した二人だが、自動車なんてない島で生活していた彼女には、フェアバンクスは大都会だった、と、いう。


「二人の考え方は違うから、それぞれの意見を尊重して、それぞれのORIGINを尊重して、彼の文化も、自分の文化も大切にしていこう、って、ずっと考えながらやってきた。あなた方も、日本という文化を、自分の持っている背景を、大切にしてね。」


「都会にいると、何でもほしくなる。村にいるときは、そこにあるもので満足していたはずなのに。だから、たまに立ち止まって考えるの。それは本当に必要なもの?って。服は、この20ドルのセール品で、私には十分なのよ。Control yourself.」


「車に乗っていると、今日のスケジュール・・・あれやって、これやって、って、そんなことばっかり考えてしまうから、たまに、わざと歩くのよ。森の中を散策しながら考えることは、そんな卑近なことじゃない。人生とか、もっと大きな視点から、ものごとを考えるのに、とてもいい時間」


「馴れてしまう。この景色にも。だから、あなた方みたいなお客さんがきて、オーロラに、家から見える景色に喜んでくれるのをみて、私も思い出すの。ここの素晴らしさに。だから、みんなには、感謝しなきゃね」



ベルマは、たまに、心にじんわり染みていく言葉を、そっと届けてくれる。


一緒に夕食食べているとき。テレビ見ているとき。

冗談のあとに、ふと続く言葉に、私はいつもハッとする。

聞き漏らさないよう、必死に胸に刻み込む。

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

aonodokutsuさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

1 ■ベルマに会ってみたい

去年行ったときは、ベルマは里帰り中
(決して“私、里に帰らせてもらいますっ”ということではなかったと思うのですが)
で、いなかったからな~。
今度はいるときに行ってみたいな~。

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。