癌に負けない経営者へ 人材育成と会社経営

癌に負けない経営者へ 人材育成と会社経営

癌と戦いながら会社経営をしています。後進の為に力を尽くす事で皆さんの役に立つ言葉を書いていきます。

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ご承知の通り 私は癌患者です、日々そして今も病と闘つています 退院して早や半年が過ぎましたが、今も状況次第で入退院を繰り返してをります。
私が 喉に違和感を感じて近くの耳鼻科の診察を受け、一年余が過ぎました 当初は風邪からくる扁桃腺の腫れ位の認識でしたが 症状に改善が見られず総合病院の診察を受ける事になり、ここで初めて下咽頭癌と診断を受けしかも至急大学病院の専門医の診断を受けるよう指示を受けたのでした。
決果は至急手術を受ける事でしたが、私には大きな決断をしなければならない事実を知らされたのです
癌の切除をする事 それには 大きな障害が伴う事です、切除の際 声帯も同時に取り去る事です(一級障害の後遺症)術後は機械による声の再生に生涯頼る事、それは自らの声を失う事の覚悟でした。
も一つの手術治療方は、放射線と抗癌剤による複合治療です(高い確率での完治は難しい)。
私は熟慮の上声帯を残す治療を選択したのですが、後遺症の苦しみが付いて回ります、しかし自分が選択した事 苦しみは甘受すべき事、今も 偏頭痛 扁桃腺炎 神経末痺れ 首から来る両手量椀の痛み等放射線及び投癌剤による副作用は中々消え去りません。
副作用による苦しみは中々消え去りませんが、仲良くうまく折り合いを付けながら生きて行く事だと覚悟しております。
医学がドンドン進んでいる時代、和らげる治療薬は有るでしょう?我が友人は言つてくれますが、それぞれ 薬には一長一短が有り 霧が晴れるようなものではありません。
しかし 今こうして生きている事 話が出来る事 作業文書が曲がりなりにも作れること 何と言つても自分の意志を伝える事の喜びです、身体に出来てしまつた癌を何時までも嘆き悲しんでも、楽しい事は何も生まれない、この事実は私の人生に必要な一コマと考え受け入れるように考えて居ります、この自覚が出来てから家内はじめ社員の皆さんにも明るく接する事が出来ました事は自分が一番喜びを感じる至福の時です、諦めるな!自分に強く言い聞かせて居ります。
ショツクな出来事
何時も 痛みが襲うと なんだこれしき、今まで生きて来た色々の苦し身から比べれば楽な物さ!!痛みの緩和剤を服用しながら折れそうな自分を元気付けて居ります そんな中 つい先ショッキングな出来事が有りさすがに折れました。
同病の知人が癌の悪化により、私より一足先に他界した事です、彼は5度程手術の末の最後でした、年齢も私と余り違わず残念でなりません、あれほど生きようと誓つたのですが、彼は有らん限り自分と生きる執念で闘つたのですが。
私は 負けない 自分に誓っています 素晴らしい友人 社員 お客様が一杯いらしゃいます。勿論一番励ましてくれる家族が居ります。負けてなるものか、まだまだ素晴らしい生きる喜びがそこに有りますから。

「あきらめない」