昨日・今日と、CAFのA・B・Cプログラムを観て来ました。
その自分用感想メモをtwitterのほうからまとめて転載しておきます。
【Aプログラム】
"Blinkity Blank" さすが巨匠マクラレン。似たような作品はそれこそ学生作品でも多数見てきたけど、やっぱテンポ感と動きの密度が違う。でも後半寝そうになった…
"Wind" キャラがかわいいし色彩・音響は圧巻。中盤やたらドラッギーでサイケな印象。まさに70年代?他の作品にも多いけど明滅がキツくてTVではNG確実。フィルム上映なら違うかな?
"The Owl Who Married a Goose: An Eskimo Legend" これは凄かった!イヌイット語のセリフがわからないせいかもしれないけど。悲しくも深い話。自分とは真逆のスタイルだけど、ここまでカッコイイと憧れる。(邦題は「がちょうと結婚したふくろう」)
"Mindscape" これも凄い。木炭アニメだと思ったら違っててピンスクリーンという技法だった。他のやり方では再現できない独特な蠢きが圧巻。
"Every Child" 今回観た中でダントツのベスト。テーマは社会的だけど、ギャグとテンポと絵がほんとに良い!悔しいくらい。
"Getting Started" 笑った!あるあるネタも万国共通なら強い。そしていちいち構図がカッコイイ。色彩も上手いなあ。後半はもうちょっと短かくても良かったかも。
"A Sufi Tale" まんが日本昔話的な訓話。Aプロの中では見劣りしたけど、他作品のレベルが異様に高かったからかなあ。ちょっと寝そうになった。
"When the Day Breaks" センス良すぎて溜息。実写に手を加えてアニメにする手法はよくあるけど、これよりカッコイイのは見た事ない!近い絵ばっかりの構図も変で面白い。
【Bプログラム】
"Fiddle-de-dee" ザ・マクラレンな小品。でも後半寝そうに…こういうabstractは続けて見るとキツいなあ。
"At Home with Mrs. Hen" 子に手を焼く親の話。別にバッドエンドとかではないしテイストもギャグタッチで軽快だけど、何だかとても悲しい話に思えた。疲れてるのかな…
"Forming Game" いわゆるジャパニメの動画の影響も見える今風のメタモルフォーゼ系。カッコイイけど抽象作品ではもったいない!と思ってしまう自分は小さい商業作家なのかも。
"Hungu" 新世代影絵(切り絵)アニメ。さっぱりしすぎてギリギリ画面が持ってなかった気が。あとストーリーをちゃんと理解できてる自信が無い…何だろう、何か予備知識が要るのかも。
"L'ondée/Rains" 写真で言えば風景写真。日本にも似たようなタイプの学生作品がよくあって、あまり感想は無いかなあ。カッコイイ構図はあったけど微妙なカットもあったし…
"The Real Place" いわゆるモーショングラフィックス系。新しさも驚きも特に無く。
"The Spine" "Ryan"の人。ドキュメンタリーを3DCGでやる感じのスタイル。面白いけど1時間位の長編で観せた方がしっくり来そう。これ1回観て理解できる人いないんじゃ?
【Cプログラム】
"Love on the Wing" 70年前の作品だけど、プリミティブな表現ってやっぱり強いなあ。現代アニメの作り手にこの幸せの享受がなかなか許されないのは辛い所。
"Madame Tutli-Putli" 意味はよくわからなかったけど、女性の人生の黄昏についての話かな?終盤列車内でのアクション・カメラワークなんか物凄い技術力。工程を想像しただけで目が回る。 http://films.nfb.ca/madame-tutli-putli/
"Retouches" いわゆる正当派メタモルフォーゼもの。終盤寝そうになった。
"The Necktie" 序盤の時間軸がわかりにくかった。灰色のサラリーマン生活→精神的な死、っていうイメージは万国共通なんだなあ。もう一ひねり新鮮なオチが欲しかった!
"Runaway" 笑った!単純にクレイジーな作品。こういうの大好き。技術的には他の作品群に見劣りする感もあるけど、音楽もカッコイイし。やっぱり自分はこっちの路線なのかな…。