降りだすころには、
私は、
新たな恋に落ちているのだろうか・・・。
恋と愛の差が、
今の私には
半分ずつ詰まっている。
だからこそ、
男の人が羨ましい。
男の人には、
愛しかないから。
恋なんてものは存在していない。
女の人は、
我儘だから、
恋なんて言葉をつかって、
男の人を誘惑しちゃうわけ。
私の空に、
星が輝く。
アノ人の空に、
星が瞬くのは、
私が金平糖を埋めてあげたおかげなんだから。
アノ人は、
冬の空を見上げることさえ忘れているかもしれないけれど、
もしそんな日が、
今日だったら、
アノ人に金平糖のような夜空を用意してあげなきゃ。
ほら、
私は、
恋と愛の途中でしょ。
金米糖の降るところ/江國 香織

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二人姉妹のお話。
姉妹は、全てを共有することを誓っていた。
しかし、
姉がある男だけは、共有しなかった。
大好きな江國香織さんの小説。
私は、彼女たちのように、
何かを誰かと共有するなんて、
真っ平だけど、
きれいな世界は、
甘い水の中を泳いでいるような気分になる。
だから、
好き。
蒼井 刹那

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