2012年5月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1943ページ
ナイス数:104ナイス
■22歳負け組の恐怖
先生から読んどけー!と言われたので読みました。正直こんな生き方や大学生活は送りたくないわ…という気持ちしか抱けなかった。大学生、この状況に疑問はないの?
読了日:05月01日 著者:山内 太地
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18616727
■モンスター (幻冬舎文庫)
初百田作品。単行本時から読んでみたかったので、文庫見つけてすぐ買いました。最初は主人公の述懐にうまくなじめずに退屈していたのですが、整形手術を受け始めた頃から面白くなってきました。男性に選んでもらう人生を求めたら、こんなふうに美を求めていかざるを得なくなってしまうのかなあ…と首をひねりつつ、主人公は主人公なりに幸せだったようなのでハッピーエンドだと思いました。美しさに命を傾ける女性陣に比べ、男性陣のなんとカッコ悪いことよ…ひとりだけかっこいい人いたけど。彼について行ければよかったのにね。
読了日:05月13日 著者:百田 尚樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18936731
■科学の原理と人間の原理
氏は科学者である自分と人間である自分の矛盾を、ずっと考え続けてきた方なんだということがひしひしと伝わってくる講演録。改めて原子力は人間には制御することのできない「消えない火」、「天上の火」なのだと教えられた。経済とか安全保障といった視点ではなく、地球に生きる生物いう視点で、原発は再稼働するべきではないと思う。薄くて字も大きいのであっという間に読めるが、中身はとっても濃いので多くの人に手にとってもらいたい。高木先生が御存命だったら、今、どんな発言をされていただろう。
読了日:05月16日 著者:高木 仁三郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19009335
■犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)
沖縄と福島を、意味はちがうといえども同じ「植民地」という言葉で見ることに違和感を覚えた。中央から「犠牲」を押しつけられる周縁という意味での「植民地」と思っていると琉球処分が出てくるし…そうなるとまた「植民地」の意味は変わってくると思う。けれど3.11の際の「日本人素晴らしい」というナルシシズムにぞっとしたり(そこにいるのは日本人だけじゃないだろう、と思った)、沖縄だいすき!といいながら負の面は全然見ようとしない本土の人間に、同じヤマトンチュとして憤りを覚えたりもしていたので、この本はとても興味深かった。
読了日:05月18日 著者:高橋 哲哉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19067873
■バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)
これじゃものすごくプロテスタントが意地悪に見えるー!とひやひやしながら読みました(そこか)。吸血鬼ネタはいいですね、問答無用で楽しいです。推理は「~だと思われます」調になってしまうのはしょうがないんでしょうね、きっと。「~です」って言ってもらえればすっきりするんですが、なんとなくもやもや。でも伝説や脳科学・自然科学のほうにまで話題が広がるのは面白いです。うっかり伯爵が病気か事故でMRIとかにかけられたらいろいろ露呈しそうですよね!← ところでこの調査、経費落ちないですよねきっと。ああ楽しかった。
読了日:05月26日 著者:藤木 稟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19272913
■アインシュタイン150の言葉
現代ではなにかと対立するものと考えられがちな宗教と科学だけれど、彼のなかでは矛盾なく共存するものだったんだなと思った。これは高木先生にも通ずる。本当に聡明で謙虚な人間は、自分の愚かさ、立ち位置、限界をよく知っている。そのような人間でありたい。一生好奇心を持って、学ぶことを続けていきたい。原書でぜひ読みたい。
読了日:05月26日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19273977
■マザー・テレサ 愛と祈りのことば (PHP文庫)
マザー、教えてください。貴女がその身の中にキリストの姿を見た、貧しい者たちのなかの、最も貧しく惨めな者はどこにキリストを見出せばよいのでしょう。どのように施しを与え、衣服を着せ、ともに歩けばよいのでしょうか。
読了日:05月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19293372
■ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか
わたしは子どもが大がつくほど嫌いで、将来子どもを産もうなんて気持ちはさらさらないので言えた立場じゃないのですが親になろうとする人は講習会や審査があったほうがいいんじゃないの…?と、思わざるを得ませんでした。生育歴や人格形成にいろいろ理由はあれども、子どもの親になる人間がこんなにも未熟だと、またすぐに犠牲になる子どもが出てくると思われます。同時に公的機関を含めた社会の「親は子どもに愛情を持っているのが当然」というような愛情神話はいい加減にやめたほうがいいと思いました。それがどれだけの親を追い詰めているか…。
読了日:05月29日 著者:杉山 春
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19362483
▼2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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