カモミールティーを飲みながら、
ほんわり読書をするのが好き。
移住後これだけ年月が経っていると、
さすがの母国語もサビついてくるので、
執筆のお仕事をさせていただいているからには、
たくさん日本語の本を読んで
あんまり退化しすぎないように意識している。
とはいえ、
読書は任務じゃなくて、あくまで楽しむための趣味。
小学生の頃からずっとそうだったけど、
本を読む時間は今まで取れたり、取れなかったり。
習慣づけするようになってからは、
ほぼ毎日、本を開くひとときを持てるようになった。
最近は、まあるい気持ちになれるものを
探している気がする。
そんな心境にぴったりだった
宮下奈都さんの作品。
「太陽のパスタ、豆のスープ」は、
穏やかな感動があって、
とても前向きになれる読後感が
すごく今自分が求めているものと一致した。
宮下さんの文章は、
心理描写がとても丁寧で、
無理なく自分を重ねられる気がする。
今、毎晩寝る前に読んでいる
「神さまたちの遊ぶ庭」は、
北海道に移住した一家のエッセイで、
「あるある、こういうこと!」と、
北海道出身の自分も読んでいて楽しい♪
今後も好奇心旺盛に、
たくさんの本や言葉と出合いたいと思う。
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