いつもお読み下さりありがとうございますラブラブ


アトピーのはなし、続きです。

長編になってしまいましたが、今しばらくお付き合い下さいニコニコ


これまでのおはなしは、

『アトピーのおはなし  その1~その5』

をごらんいただけたらうれしいです音譜
 





2005年夏晴れ


相変わらず私の腕や首は浅黒く、

暑さと紫外線の影響で、かゆみも強くなる時期に突入しようとしていたしょぼん

特にひどかったのは、肩から背中にかけて、

それと顔だった。

人はそんなに私のことをじっと見ているわけではないと目

頭ではわかっているんだけど、


ひどくなると、

前を向いて歩けない、

人前に出たくない、

どこにも行きたくない、

だんだんとそうなっていく。



ステロイドのぬり薬を塗ってみたり、

市販のかゆみ止めクリームを試してみたり、

テレビや雑誌で宣伝している健康食品を食べてみたり、

相変わらずいろいろ手を出していたけど、

目に見えて良くなるということはなかったしょぼん



そんな時、ある人の紹介で、

おのころ先生のカウンセリングを受けることになった。


7月の半ばで、そろそろ梅雨も明けるかなという頃、

何日が続いた雨が上がり、その日は朝からスッキリと晴れていた晴れ





事務所に到着。
  
ドキドキしながらインターホンを押すベル


ドアがあいて、

なんだか頼りなさそうな若い男の人が出てきた。


「助手の人?」って思っていたら、

「こんにちは。おのころ心平ですニコニコ

と爽やかに挨拶された。



「げっ、この人が先生!?

「何かめっちゃ頼りなさそう~。」

「ほんまにカウンセリングできるん!?

「でも、ちょっと男前かも・・・。」


一瞬でいろんな思いが頭を駆け巡った。



「どうぞ。」

と言われて緊張しながら中に入る。


オフィスの中は、こざっぱりしていて、

パソコンやら、カウンセリングに使うであろう機器類が整然と置かれていた。



大きな窓からは、

明石海峡大橋と瀬戸内海が一望でき船

天気が良かったおかげで、その先の淡路島や、大阪の南部の方まで見渡せた。






しばらくしてから、カウンセリングが始まった。

まずは、問診票のような用紙に記入メモ

住所、氏名、生年月日、思い当たる症状にチェック。

アレルギー、偏頭痛、目の疲れ、疲労感、低血圧、かゆみ、記憶力低下、よく眠くなる、

結構あるもんだな・・・。


その下に、相談したい内容を書く。

私の場合はもちろん「アトピー」。「原因が知りたい。」と書く。

ここまでは助手の女性が行う。



いよいよ先生の出番。

席を移動して、先生の前のソファーに座った。

厳密にいうとそのソファーは、先生と対面ではなく、横向きにおいてあり、

先生には私の左側が見えるようになっている。



その配置が、私には何だかとても不思議だった。

「普通は対面か横並びちゃうん!?」って思った。

でも座ってみると、意外と落ち着く。



「左手をここに置いて下さい。」

と言われ、金属製の台のようなものの上に手をのせた。

先生は何やら機械に向かってパチパチやっている。

どうやら、先生が操作している機械と、わたしが手をのせた台がつながっているようだ叫び


「何かよくわからんけど、面白そうやなあ~。」

と思いながら眺めていると、

先生がしゃべり始めた。



先生 「あおいさんのアトピーについて波動測定した結果、

    このような感情や性格の傾向に反応しているようです。」

といって、一枚の紙を見せてくれた。


その紙を見ると、

あきらめや憂うつ、つらさ、自己憐憫、意気消沈、

孤独、淋しさ、自尊心を傷つけられる、無感動、


このような項目にチェックが付けられていた。



私  「はあ・・・。」

先生 「これらの感情や性格の傾向と、アトピーがどういう関係があるのか、

    それについて、もう少し深くみていきましょうか。」

私  「はい、お願いしますニコニコ



といったものの、

感情はてなマークなにそれ!?

なんでアトピーに感情が関係あんのはてなマーク

大丈夫かなこの先生!?




う~ん、なんかよーわからんけど、

乗りかかった船やし、

高いお金払って来てるわけやし、

まあ何よりも面白そうやしニコニコ



「お任せしてみよう音譜

と腹をくくったグッド!

そこで、先生が取り出したのは、

一枚の紙。

症状マッピング」

と書いてある。


何もかもが始めてで、ワクワクする音譜

何が始まるんだろう!?


つづく・・・。