Aobadai Life

元・青葉台在住者の日記です。


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大阪に戻って、いろいろ話をしていると、橋下市長の人気は本当に高いようだ。人気の理由は、覚悟を決めて、改革に取り組んでいることだという。

府や市の役人に対しての断固たる改革姿勢はもちろんとして、大阪の教育委員会への厳しい姿勢も人気の理由だという。
これは他県の人にはあまりピンとこないと思うが、大阪は『地元集中制度』といって、中学校を卒業しても、自由に府の公立高校を選べることはできず、ある地区の中学校の卒業生は、ある地区の高校しか進学できないように、先生が内申書を書かない、または、指定外の高校を受けようとする生徒をホームルームで吊るし上げるなんてことがあり、とくに、私の出身の高槻はきつかったのだが、そこに教育委員会の方針が背景にあった。
内申書の問題については、訴訟問題も一時話題になったが、もともと背景に、府民の教育委員会に対する根強い不信感があって、だから、日の丸君が代を強行することは、一部の層からの熱烈な拍手を受けていたりもする。

もちろん、橋下市長が『独裁』という毒々しい言葉を使ったり、『大阪都構想』に選挙の争点を絞る手法は、小泉元首相が郵政選挙で使ったそれであろう。
今の日本の選挙の仕組みで、権力をとるには、有効なスキームかもしれないが、やはり、そこは不安も大きい。
小泉元首相の場合は、『郵政民営化』の一点を改革の象徴としてもってきたが、結局は、自民党内の旧田中派と旧福田派の権力闘争の面もあり、また当時のアメリカのブッシュ政権(ネオコン)への利権誘導というマイナス面が大きかったから、橋下市長があのスキームを真似ることには、不安はあるといえばあるのである。

ただ、今の日本で、こうもしないと、政治は動かないんだろうなという現実がある。
結局、民主党は次の選挙で解党的な大敗をするのは間違いないだろうが、あれは、マニフェストの半分でも実現できればこうもならなかったろうが、はっきり言って、ほぼ全部に近いマニフェストを裏切ったあげくに、党内で権力闘争ばかりやって、そのツケを、結果的に国民にまわしていることにある。あげく人材もいなくなり、財務大臣が安住で、厚生労働大臣が小宮山洋子である。そりゃ、国民もうんざりするはずだ。

野田首相が、やたら消費税増税に政治生命をかけると勇んでいるが、もし彼が、公務員改革に、その熱意で臨んでいたならば、国民の評価もまるで変わっていたと思う。
公務員改革を断行、国と地方の二重行政を解消、そのうえで、福祉目的に絞った消費税増税なら、まだ国民もついてきたと思うのだが。

橋下市長が支持を受けるのは、府民市民に痛みを求める前に、まず公務員改革の断行をやりきろうとする。ここが民主党との違いなんだなと思う。
確かにやり方は小泉流なので、危険さも感じるは感じるのだが。

さて、なんだかんだ、大阪都構想は実現すると思う。その勢いで中京都も実現するか。それは、『府と市』というあくまで地方レベルの解消であって、本来やるべき、『国と地方』まではいかない。
要は、霞ヶ関は、増税に向けて、公務員批判をかわすために、地方までは、ガス抜きに差し出すんだろうな、ということを考えたりはしている。

仮にそれが現在の規定路線だとして、国をまきこんで不確実に発展するとしたら、そこはネットの力なんだろうな。既得権を破壊するのはやはりネットだろうと考えながら。

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