竹中平蔵とカイカク利権
テーマ:政治・社会・文化論もし今度の総選挙で政権交代が実現した際には、
自公政権の隠ぺいされてきた闇の部分が
たくさんでてくると思うし、
その本丸は、郵政民営化をめぐる疑惑と、
アメリカ、CIAとの利権問題であると思うが、
すでにインターネット上でもさんざん話題になっているが、
小泉政権のNo.2だった竹中平蔵という人ほど、
何かとおかしな噂がつきまとう人もいない。
首相候補と目されながら、郵政選挙で自民党を去った
平沼赳夫はその著書の中で、
小泉改革が政商利権に結びついていた実例のひとつとして、
竹中平蔵が主導したカイカクのひとつであるタクシーの規制緩和は、
結局、タクシーの数を不必要に増やして、
タクシー運転手の給与水準をさらに追い詰めただけの悪政のひとつだが、
じゃあ、誰が利権を得たのかというと、
業界トップに躍り出たオリックス自動車であると。
規制緩和による自動車の台数上昇と、オリックス自動車の上昇分が
ほぼ一致しているということを指摘している。
小泉カイカク関連の政商で、オリックスと並んで、
まず名前があがるのが派遣関連の規制緩和で、
恩恵を十二分に受けたパソナである。
最近まで麻生政権の閣僚をつとめたいたことになる
みんなの党の渡辺喜美は、
その著書、「絶対の決断」の中で、次のようなエピソードを紹介している 。
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もともと麻生総理は、オールドファッション型の人で、
官僚寄りの政治姿勢をとっている政治家でした。
総理になる前から、天下り規制には後ろ向きでした。
安倍内閣で私が行革大臣をしている時代に、
閣僚懇親会で天下り規制について話題になったことがあります。
そのとき、麻生外務大臣(当時)が右代表で口火を切ると、
次から次へと天下り規制反対論が巻き起こりました。
そして麻生さんはこうも言ったのです。
「なんで、俺たちが竹中の小遣い稼ぎの
手伝いをしなきゃいけねぇんだよ」
私はその意味がよくわからず、あとで事情通のある人に
聞いてみたのです。すると、その人は
「天下り規制をかけて、各省のあっせんを禁止し、
官民人材センターに一元化すると、センターから委託の
形で人材派遣会社が役人のあっせんビジネスに
参入できる可能性がでてくる。
そうなると、竹中氏が顧問を務めている人材派遣会社
が儲かるようになる。
それを『竹中の小遣い稼ぎ』という表現で言ったのでは」
という趣旨のことを教えてくれました」
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要するに、麻生首相も、閣議の中で、
一連の小泉カイカクというのが、政商利権、政治家個人利権と
結びついているのを認めているのである。
こうした規制緩和は、パソナの利権、つまり竹中平蔵個人の利権にも
結びついているということを暗に認めているわけである。
そして、政権交代が現実的に確実視される中で、
昨日、わかりやすいまでのニュースが一斉に報道された。
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人材派遣大手のパソナグループは26日、小泉内閣で経済財政担当相や総務相などを務めた竹中平蔵氏(58)が同日付で代表権のない会長に就いたと発表した。任期は1年。「一取締役よりも、大所高所から助言してもらうため」(広報)という。竹中氏は07年から同社の特別顧問などを務めている。
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要するに、もともと既定路線の人事だったと思われるが、
ただでさえ、自民党内でも、竹中平蔵と政商癒着については、
前述のように話題になっていたぐらいだから、
仮に民主党政権が誕生すると、
竹中平蔵氏のパソナ会長就任には、
新政府から圧力がかかって、つぶされる可能性がある。
また、今後、新政府は、
なにかと派遣問題をめぐる法律改正でも、
行き過ぎたカイカクを元に戻すから、
アメリカ財界や、日本の財界とのパイプの強い、
竹中平蔵を前面に出すことにより、パソナも延命を図ろうとしたと、
そういう人事だろう。
しかし、あまりにも露骨して、このニュースはあっけにとられてしまった。
それと、植草一秀氏の著書に詳しいが、
小泉カイカクの犠牲になったミサワホームの社長は、
竹中平蔵氏の兄、竹中宣雄氏が就任している。
こういう利権に関しては、仮に政権交代が実現すれば、
マスコミも、検察も、きちんと追及してくれるようになるのだろうか。。




