『売国者たちの末路』は全国民必読の書である。

2009年06月25日(木) 21時48分49秒 テーマ:書評・映画・演劇・音楽など

まさに、これ以上ないタイミングで、すごい本が出版されたものだ。


今週発売したばかりの副島隆彦氏と、植草一秀氏の共著、

『売国者たちの末路 -私たちは国家の暴力と闘う- 』

を、いっきに読み上げた。


この本は一人でも多くの人に読んでいただきたい。

amazonの書評レビューの勢いも発売間もないのにすごく、

間違いなくベストセラーになると確信しているが、

願わくば、インターネットで真実を知ることのできない

お年寄りや、情報弱者の人々にこそ、

この本を手にとって、今、日本がどういう状況にあるか、

ということを知ってほしいのである。


今、多くの日本人が、

いったいこの国では、本当は何が起きているのか、

という真相を知りたくて、じれったさや、不安を

抱えていることであろうと思う。


「なぜ野党第一党の党首が政治弾圧を受けたのか?」


「小泉元首相が売国奴って聞いたけど本当?」


「自民党はなぜ、そのまんま東に頭を下げるまで、

 落ちぶれていったの?」


「本当に世界同時不況って、もう底をうったの?」


「麻生首相は、かんぽの宿問題で、

 結局、いったい何を隠そうとしているの?」


「検察はいつから不公正な捜査ばかりするようになったのか?」


「中川財務大臣も、CIAにやられたって本当?」


おそらく、一般の国民からすれば、

今の日本なんて、不可解なことだらけだ。


インターネットの登場により、私たちは真実を知ることができるようになった。

マスコミを政府や、CIAがコントロールして、

真実を隠し通せる時代は、もう終わりを告げたのである。


だから、上記の質問に対しての答えを私たちは知っている。

インターネットの登場により、私たちは真実を共有できるようになった。


だが、それでもインターネットで真実を知ることのできない

情報弱者であったり、

また、私たちの親たちの世代がまさにそうなのだが、

要は、戦後60年間、アメリカのマインドコントロール下で、

戦後の歴史や、今の日本の社会構造の真実を知らない人たちがいる。


そういう人たちは、根強いマインドコントロールにかかっているから、

一生懸命、本当のことを伝えたとしても、

なかなかその事実を受け止められないと思う。


佐藤優氏の「国家の罠」、

植草一秀氏の「知られざる真実」、

藤田東吾氏の「耐震偽装 -月に響く笛-」、


国家の闇を暴いた名著はいくつかあるが、

もし、自分の周りの大切な人たちに、

今の日本に起こっている状況を知ってもらうためには、

ぜひこの本を買って、プレゼントしてあげると良いと思う。


この本は、わかりやすい文章で、

しかしながら、その内容は、冷徹なまでの分析力で、

今の日本の闇が、一般の人にも、わかりやすく書かれているのである。


この本に書いてある中身というのは、

副島隆彦氏、植草一秀氏のブログや、著作を読んでいる人たちには、

基本的には、よく知られている内容であると思う。

しかしながら、「ケミストリー」(化学反応)とはこういうことをいうと思うのだが、

それぞれ最高の知識と、洞察力を持つお二人が、

お互いの知性を引き出しあって、実に素晴らしい対談の内容になっている。


日本の「悪徳ペンタゴン構造」の実態、

ロックフェラーを頂点とするアメリカの支配構造、

CIAや、「年次改革要望書」、マスコミコントロールの問題、

そして、りそな国有化をめぐるインサイダー取引、

UFJつぶしの真相など、


もちろん、両氏のおなじみのテーマもわかりやすく書かれているが、

あらたに、読み応えの中心となっているのは、

現在の世界同時恐慌の実態を、

植草一秀氏と、副島隆彦氏が、的確に分析をされている点だ。

これは読んでいて、鳥肌の立つ内容かと思う。


また、副島隆彦氏によると、昨年起きた世界同時不況は、

「神風」といえるもので、

だからこそ、アメリカによる日本統治に隙が生まれ、

現在のような政治の地殻変動につながっているということだ。


世界同時不況は、なにも悲劇ばかりではないのだ。


植草一秀氏による「竹中平蔵論」も必読である。

若かりし頃から、竹中平蔵という人を見てきた植草氏は、

なぜ彼が「売国奴」として、ダークサイドに落ちていったかを、

恐ろしいまでに、冷徹に見抜いている。


竹中平蔵という人は・・・・


一言でいうと、二流の外資系企業によくいる茶坊主である。


要は、本国の外国人に対しては、媚びへつらって、

接待(外遊動向)に関しては、それこそ命がけでやるようだが、

一方で、本業の(日本での)仕事はあんまりやっていなくて、

権威や、権力や、カネというものに対しての執着がすごい。


自分の信条や、核となる経済論などはなくて、

単に、そのときに権力をもっている人に対して、

もっとも都合よくふるまうだけの御用学者なのである。


竹中平蔵氏のオリックスや、パソナとの癒着はすっかり有名だが、

ミサワホームののっとりにも一枚かんでいるとのことだ。

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<植草>

2004年9月中間期にミサワホームの決算が突然、下方修正されます。

ミサワの監査を担当したのは中央青山監査法人です。

中央青山の上野紘志理事長は、ミサワホームの三澤千代治社長と

非常に懇意にしていました。

ところが、中央青山の理事長は2005年5月に上野さんから

奥山章雄さんに代わってしまいます。

中央青山内部で大きな権力闘争があったのだと思われます。

前にも話しましたが、奥山さんは竹中金融プロジェクトチーム

のメンバーで、りそな処理のキーパーソンの一人です。

ミサワの2004年9月中間決算が大幅に下方修正されて、

強引に産業再生機構に送られる。

そしてトヨタがミサワを買収してしまうのです。

<副島>

まったくひどい話です。

現在のミサワホームの社長は、竹中平蔵のお兄さんじゃないですか

これは企業強奪だ。

三澤千代治さんは、自分が育てたミサワがトヨタに叩き売られる

流れの中で、必死に抵抗して、「公権力の濫用」であったとして

竹中平蔵を刑事告発しています。

三澤千代治は今も闘っていると思います。

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それにしても、竹中平蔵はどこまで黒いのだろうか。

お金に汚いのだろうか。この人に関しては、

こんな話ばかり、雨後の筍のようにどんどん出てくる。


あと、副島隆彦氏ならではの、

アメリカによる日本支配の真相も次々と暴露されていて、

これがまた衝撃的な内容がたくさんあった。


田中真紀子が外務大臣更迭になった裏には、

アーミテージ国務副長官に、

5兆円もするミサイル防衛網を買わされるのが嫌なので、

あえて、会談を拒否したことに、

アーミテージが激怒して、

そして、後藤田正晴事務所で、

岡崎久彦氏、佐々淳行氏と打ち合わせて、

そのあと、テレビ局5社、新聞社5社の政治部長が集められて、

田中真紀子の総バッシングを行うことになり、

更迭へと向かっていったとのことである。


こういう事実をみると、

いかに日本のマスコミ全体がアメリカに支配されているか、

ということがよくわかる。


そして、植草一秀氏のチカン冤罪の件であるが、

ひとつ私はこの本を読んで知ったのは、


何もチカンの謀略で嵌められたのは植草氏だけでなく、

政権による警察権力を使った冤罪のでっちあげはもちろんとして、

企業内の謀略レベルでも、横行しているとのことである。

つまり、主要企業の幹部クラスで、次期経営候補になると、

そのライバルの追い落としのために、チカン冤罪が仕組まれると。


ああ、、、確かに言われて見れば、

先日も、大学教授が最高裁で無罪確定というのがニュースであったが、

こういうことが、普通に横行している社会が日本の現状であるということだ。


そして、もうひとつの事実。

私は植草さんが巻き込まれた二回目のチカン冤罪については、

今まで、これは私は偶発的に巻き込まれた事故ではないか、

ということを思っていた。

(もちろん一回目は、元首相SPに仕組まれた政治謀略である)


しかし、、違うのだ。

二回目もやっぱり政治的謀略が絡んでいたのだ。

副島隆彦氏の見立てによると、

このときに植草さんをチカンと決めつけたのは、

婦人警官であったとのことた。

そして、そもそも紹興酒を大量にのまされた企業の宴会で、

ここで何らかの薬物を混入されている疑いが強いこと。


中川前財務大臣も、アメリカの国債購入に否定的な態度を示したことで、

読売新聞の越前谷知子という記者が、

昼食時に薬物をワインに入れられたという疑惑がネット上で広まっているが、

それと同じ薬物(ハルシオン、または抗精神病薬)を入れられた

可能性があるということである。


そして、その背景として、

竹中平蔵が閣内を去るにあたって、

今後、自分の脅威となるであろう植草一秀氏を

完全に社会的に抹殺することをたくらんだという背景があるようだ。。。


まったく、なんということだろうか。。。


私はいつも植草さんの事件のことを考えると、

なんともいたたまれない気持ちになるのだが、


彼がチカン冤罪で、なんと5か月近くも勾留されたこと。

そして、自らの潔白を証明するために、

一度は自殺未遂まで図ったこと。。


どれだけ悔しくて、無念な思いを抱いたのだろうか、

そのことを考えると、

なんとも、言いようがない、苦しさを私も感じてしまうのだが、


しかし、その植草さんの苦しみに思いを馳せたうえで尚、


副島さんの意見に、たったひとつだけ、私は反論がある。

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植草さんは「小泉・竹中構造改革政治」(2001年-2006年)の

荒れ狂った嵐の中で、日本国で一番ひどい目に遭った人である

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いや。。。違うのだ。

植草さんのような地獄の苦しみを味わった人がいるが、

しかし、小泉政権に代表される

自公政権の暴走で、犠牲になった人は、

悲しい事実だが、まだまだたくさんいるのだ。


中には、その命さえ、奪われたことを噂されている人もいる。


新聞記者、

映画監督、

会計士、

証券会社社長、

元官僚、


そして、この自公政権の10年間の悪政の結果、

家庭や、財産も破たんし、

寒空の中、孤独死を迎えたホームレスや、

自殺に追い込まれていった無名の人たちと、その家族、


いったいどれだけの人々が絶望の中、死んでいったことだろう。。


政治の責任は重いのである。


私たちは次の総選挙で、

絶対に、「政権交代」を実現しなければいけない。


世界同時不況という神風が吹き、

アメリカが日本への植民地支配を弱めている今こそが、

千載一遇のチャンスなのである。

この機会を逃せば、

まだまだ日本は植民地のままで、

アメリカと売国奴に支配されたままになる。


私たちは次の総選挙で、必ず「政権交代」を実現し、

これまで闇に葬りされてきた真実を、白日の下にさらさなければいけない。


そのためにも、今私たちにできることの一つは、

この「売国者たちの末路」を一人でも多くの人に、

日頃インターネットで情報をとれない情報弱者の人々に、

読んでもらうことである。


この国の政治を、国民の手に取り戻すためには、

まずは、われわれ一人一人が行動を起こすことなのだ。


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