人気ブログをポチっとチェック
米国CPI(Consumer Price Index)が今晩21時30分に出る予定です。今さらですが、CPIとは消費者物価指数のことで主要国ではCPIをインフレターゲットに採用してます。
黒田日銀総裁がいう、2%の物価安定の目標は日本CPIを指しています。じゃあ米国のインフレ指数、CPIってめっちゃ重要じゃん!ってなるわけですが…米国がインフレターゲットにしているのはPCEデフレータという指標です。
この指標は、名目個人消費支出(名目PCE)を実質個人消費支出(実質PCE)で割ったものでエネルギー関連と食品関連を除いたもの(価格変動が激しいため)を「コアPCEデフレーター」と呼んでいてFRBが物価判断基準として最も重要視してます。
CPIに比べて、消費の偏りが生じ難く数値が若干低めに出るようです。 じゃあCPIは関係ないの?ということでもなく、インフレ指数としては当然ながら相関性が強くCPIが強く出ればPCEも強く出るとの連想から、年4回の利上げを見越して金利も上昇していくという流れになるわけです。
(出所:REUTERS)
FRB新議長ジェローム・パウエル氏を迎えてのFOMCが3月21日に開催されます。年内利上げが4回となるのか?3回となるのか?占う意味でも重要な指標です。
ドル円は金利差との相関性を取り戻せるのでしょうか?
アムロ、行きまーす!