***20日の朝日新聞より~
化粧品会社「悠香(ゆうか)」(福岡県)が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品による小麦アレルギー発症問題で、被害者計535人が20日、悠香など3社に総額70億4600万円の損害賠償を求め、全国の地裁に一斉提訴した。製造物責任法(PL法)に基づく訴訟としては、原告数は過去最大とみられる。
提訴したのは、全国24の弁護団のうち、東京、大阪、福岡など15弁護団で、悠香以外の被告は、旧商品の製造元のフェニックス(奈良県)と、アレルギー発症の原因物質とされる小麦由来成分を製造した片山化学工業研究所(大阪市)。
原告側は3社に対し、安全性を欠いたせっけんを流通させた責任をとり、症状に応じて1人あたり462万~1500万円の損害賠償を求めている。 ***
***22日朝日新聞朝刊トップ記事~
アレルギー発症「まさか石鹸で」 茶のしずく集団提訴
「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品による小麦アレルギーは、意識不明や呼吸困難、全身の腫れなど、日常生活にも支障をきたす重い症状に悩む人も多い。「まさか、せっけんでこんなことに」。被害者たちは再発防止を願い、訴訟に踏み切った。
■離乳食作りもままならず
「やっとこの日が来た」。福岡地裁への提訴後、記者会見に臨んだ福岡市城南区の主婦、上別府歩(かみべっぷ・あゆみ)さん(24)は時折、ハンカチで涙をぬぐいながら話した。
「ママ、はい」。長女結歩(ゆあ)ちゃんは1歳3カ月。覚えたての言葉でクッキーを差し出すが、受け取ってあげることもできない。小麦入りの食品が口元に触れるだけで腫れてしまうからだ。「ありがとうって、もらいたいのに」。一番つらい瞬間だという。
旧商品を使い始めて1年半たった2010年3月、結歩ちゃんを妊娠したことがわかる直前に小麦アレルギーを発症した。ピザなどを食べた後、目の腫れやかゆみ、ひどい腹痛などの症状が出た。アパレル関係の仕事に就いたばかりだったが、目の腫れがひかないと接客にも出られず、仕事を休まなければならなくなり、仕事を辞めた。
妊娠がわかったのは、その翌月。重いつわりが始まり、口の中をさっぱりさせたくてうどんを食べると、腹痛などの症状が起きた。「流産するかも」と病院で一晩泣き明かした。昨年1月に無事出産。結歩ちゃんに小麦アレルギーはないが、味見ができないので、離乳食に麺類を作ってやれない。学資保険もアレルギーを理由に断られた。
昨年5月に「悠香(ゆうか)」が自主回収を始めたことを報道で知り、旧商品と自分の症状がつながった。悠香に電話すると、社員が自宅を訪れ、入院費などは支払われた。だが、謝罪を求めても「過失はない」と言われたという。「悠香は素直に非を認めて謝ってほしい」。会見で言い切った。(柴田菜々子)
■17歳「海外留学難しく」
「アレルギーを引き起こすと、なぜわからなかったのでしょうか。被害者全員に謝罪してほしい」
大阪で提訴した64人の原告の1人で、府内在住の高校3年生土岐明里(とき・あかり)さん(17)は、大阪市内で記者会見し、強い口調で訴えた。
2009年7月ごろ、母が買ったせっけんを使い始めた。異変が起きたのは、翌年の5月と8月。入浴中にせっけんを使った後に突然、全身に発疹が現れ、意識障害を起こして、病院に運ばれた。ときに命にかかわる激しいアレルギー反応の「アナフィラキシーショック」と診断された。
それでも、せっけんが原因と思わず、同10月の検査入院まで使い続けた。判明したのは12月。結局、インターネットで計30個近く購入していた。呼吸が苦しくなり、意識が遠のいていく恐怖は、忘れられない。
今も月1回の通院を続ける。パスタやたこ焼き、お好み焼き――。放課後に友人に誘われても、小麦アレルギーのため、一緒に食事に行けなくなった。自分のために、特別な食事を用意してくれる母に申し訳ないという思いもある。海外留学をする予定だが、食事の制限があるため、ホームステイ先が見つからない。
「自分のチャンスが減った、という悔しさでいっぱい。お金で解決できる問題じゃないけど、こんな被害はもう出してほしくない」
悠香は、せっけんに含まれる小麦由来成分がアレルギーの原因である可能性があるとして、10年12月に使用をやめた。だが、商品名を公表して自主回収に踏み切ったのは11年5月だ。
■「もう少しで死ぬところだった」
「一時は死の危険も感じた。被告には、誠意を見せてほしい」
東京弁護団が都内で開いた会見に参加した原告の30代主婦は、切々と語った。
2010年1月にせっけんを購入し、使い始めて数日でまぶたが腫れるように。2月、ハンバーガーを食べた後に全身が腫れ、病院へ行ったが、運動を制限されただけだった。4月、パスタを食べた後に再びショック症状が。体の腫れとかゆみ、下痢や吐き気に襲われ、病院では「気管支が腫れ、もう少しで呼吸困難で死ぬところだった」と言われた。その夜は、意識が混濁した状態が続いた。
せっけんのせいだとは思いもよらなかった。9月に別の医師の診察を受け、ようやく原因がわかったという。「きれいになりたい一心で使っただけなのに、こんなことになるなんて」
その後、家に説明に来た悠香の社員は「うちは悪くない」「将来的に治るかも」と繰り返すばかり。治療費はもらったものの、対応に不信感が募った。
今も小麦を食べられず、だるくて仕方がないこともある。周囲にもなかなか理解してもらえず、友人と出歩く機会も減った。「情報もなく、毎日苦しみ続けた。こんな危険性があることを知ってほしい」
別の原告の女性(64)は、05年から使い始めた。5年ほど経ってショック症状を起こして自宅で倒れ、意識を失ったという。今も小麦は食べられず、夫とは食事も別々だ。
「お金の問題じゃない。体を元に戻してほしい」
悠香は、せっけんに含まれる小麦由来成分がアレルギーの原因である可能性があるとして、10年12月に使用をやめた。だが、商品名を公表して自主回収に踏み切ったのは11年5月。原告の中には、この間に発症した人もいる。
東京都中央区の主婦(34)は、悠香が成分を変えた後の11年1月に発症した。昼食にパスタを食べて30分後、電車の中で突然前が見えないほど顔が腫れ上がった。そのままタクシーで病院へ。1カ月ほどして小麦アレルギーであることはわかったが、せっけんが原因だったと知ったのは、悠香による自主回収が報道されてからだ。
生活は大きく変わった。食事は家で、和食中心。外食先でみそ汁にふが入っていたことに気づかず、発症したこともある。好きだったケーキもランチのパスタも、食べられなくなった。
悠香からは、せっけんの代金が返ってきただけ。「損害賠償を勝ち取れても、支払い能力はないかも。でも、せめてきちんと情報を開示して、謝罪してほしい」と話す。
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何度か記事に書いていますが、
セッケンの表示の見方を知らないばかりに起こった事件でもあります。
消費者は知らないのです。
メーカーや宣伝を信じて買ってしまうのは、
きれいになりたいからです。
でも、法律では、表示をすることが義務付けられており、書いてあります。
タバコにははっきり毒性を書いてあります。
だから、禁煙を願うのです。
化粧品は、法律で旧)指定成分ができた時、書くことを義務付けられています。
30年以上も前の話ですが、現状はもっと悪化しています。
2001年からの全成分表示でごまかしも増えています。
今回は、小麦の入ったものをすべて食べられなくなったと言う被害まで。
原料の小麦はどんな小麦だったのでしょう?
小麦は分解すると、でんぷんとタンパク質に分かれるそうです。
泡のもっちりした感触を出せるそうで使われているようです。
セッケンで油分が落ちてしまった所に
タンパク質分解されたものが入ると当然、アレルギー反応が起こると言われています。
目も皮膚も髪も内臓も爪も・・・タンパク質です。
化粧品は、皮膚に直接触れるため、
薬事法の管轄になっています。
つまり、薬品と同じように扱わないと怖いと言う意味でもあります。
自然派、無添加と言うごまかしのことは、何度も書いていますが、
旧)指定成分を使用していないだけの、技術のない企業がやっているごまかしトークです。
一例を挙げると、
「利尻トリートメント」と言う白髪染めが、新聞やテレビ、ネットで自然派と謳って大々的に宣伝していますが、
わたしも過去に一度買って使ってみました。
(2006年に愛猫ノンタンが天国に逝ってから、極端な白髪で悩んでいたため)
即、かぶれました。
そのため、メーカーに全成分を調べていただいて驚きました。
トークとは全く違う、化学合成の成分が数点、入っていました。
最初から表示してあれば購入しませんでした。
今はネットのHPに全成分を書いていますが、初期の頃は書いてありませんでした。
表示の見方を知っていたので、
自分が悪いのだからと、思うしかありませんでした。
自然派、自然風は、消費者を騙すためのトークでしかありません。
全てが安全な原料ではありません。
気をつけましょう。
セッケンは原料に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使うため、
この原料を買う際、
劇物であるため、印鑑を持って買うものです。
取扱説明書を読むと、いろいろなことが書かれています。
目に入ると失明するものと書いてあります。
それなのに、何度も目を洗っていた人がいたとは・・・・!!
自然界の成分であっても、農薬などの化学的なもの以前に、
ふぐの毒(テトロドトキシン)や、
ジャガイモの芽の毒(ソラニンやチャコニン)
かんきつ類の光毒性(フロクマリン)
よく知られているアロエなども、良い面と悪い面を持っています。
どんなに良いといわれているものであっても、
有害な部分を取り除く技術や、応用できる高度な技術や知識がなければ、
いつか、大変なことが起こります。
メーカー、販売会社は売れれば良いと言うだけのものをいかに多く作って
広告宣伝費を費やして利益を上げていることでしょう。
原価1円が3000円にも10000円にもなる事実を消費者のほとんどは知らないのです。
捨てる容器にお金をかけてゴミを増やし、CO2を増やし、地球が悲鳴をあげていても
自己の利益、お金に心をなくしている人々・・・。
現実に起こっている悲しい事実です。
素人が簡単に化粧品を作って販売している時代になっていますが、
食品も化粧品も、
発売元と共に、
製造元、
原材料、
技術、
メーカーの姿勢、
原料表示などをしっかりと見る習慣をつけましょう。
できれば、
良心を持ち、
作っている科学者と接していけるほうが安心でしょう。
2012年造幣局 桜の通り抜けの桜たち
今年も新婚の愛娘と一緒に見ることができました。
感謝です。
ネコには人間より、
もっと、食べてはいけないものがいっぱいあるんだよ!
飼い主が知らないと、ボクも死んでしまうんです。
原因不明ではなく、知識不足って悲しい!!
ママタンの健康管理はボクや家族への重大な責任です。
自然界との調和、
大切に♪