赤字
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先日は「パイオニア
」についてお話をしましたが、
今日は「赤字」についてお話をしたいと思います。
「社長はお金持ち」
そう思っている方は少なくありません。
しかし、多くの会社はキャッシュリッチとは言い難い状況にあり、社長自身もお金持ちとは言い難い状況にあります。
会社を経営していて、お金について悩まない経営者なんていないのです。
知らない人も多いと思いますが、会社は儲かっていても倒産する可能性があります。
売上も好調、営業利益をしっかり出ている。でも、お金は売上げと同時に入る訳ではないので、税金だけが膨らみ、黒字倒産は起こります。
つまり、経営者は儲かっても、儲からなくても、どのみちお金に悩まされるものなのです。
少し重たい話から入りましたが、会社を起業するという事はとても悩みの多いことを理解して頂きたいです。
さて、ここからが本題です。
みなさんご存知の「amazon(アマゾン)」。
実は創業当初は赤字続きだったことをご存知ですか?
しかもその額がハンパじゃない。
1994年の創業から年間数億円単位で赤字を垂れ流し、8年後の2002年には累積30億円の赤字が出ています。
2002年に営業黒字を果たした結果、2009年にようやくこれまでの赤字を解消する事が出来ますが、実は2001年から2004年までの間、債務超過に陥っていたのです。
シリコンバレー型の投資があってのものですが、もしあなたがアマゾンの最高経営責任者だったらこの状況に正気でいられますか?
私だったら正気を失う気がします。
おそらく、創業者の「ジェフ・ベゾス」も相当に悩んだと思います。
銀行や株主に何て説明しよう・・・。
自分のやっていることは間違いなのか・・・。
しかし、彼はその苦境を見事脱出した。
なぜだと思います?
それは視点の違いなんです。
イメージし難いと思うので、この事を車の運転で考えてみましょう。(車の免許をお持ちで無い人は、自転車で考えてください。)
今はすっかりと慣れた車の運転。
免許取立て、もしくは仮免の時代には誰しもフラフラと運転したものです。
それは単純な話で、慣れない運転に戸惑い、1メートル先2メートル先の目先しか見ずに運転しているからです。
しかし、運転に慣れてくると少しずつ目線は上がり、10メートル先、20メートル先を見据えて走行するので、安定してきます。
経営も同じです。
足元を固める事は大切ですが、今の赤字に目を囚われては、事業は縮小する以外、道はありません。
しかし、ジェフ・ベゾスには信念があったのでしょう。
彼は自分の未来を信じ、投資家にその熱意を伝え、追加の出資を引き出します。
あなたが投資家で、年間数億円の赤字を出している会社に出資をしますか?
それぐらい、彼には強いパワーがあったのです。
その信念こそが、起業家にとって最も大切なものではないでしょうか?
私は売上と営業利益の関係についてこう考えています。
売上は「社会貢献度」
営業利益は「会社の工夫」
もし、あなたが会社を起こし、IPOを目指そうとするならば頭の片隅にひとつだけ置いておいて欲しい事があります。
「赤字を垂れ流せ」
急成長を遂げた会社のほとんどは、創業当初赤字を垂れ流しています。
つまり、集客に特化しているのです。
その後で、工夫をこらして、利益を出す。
しかし、この段階でもキャッシュフローはマイナス。
借入か追加出資を受けなければ倒産という時期を経て、上場へと歩みます。
アメリカンドリームみたいな話ですが、ここが信念というものです。
どれだけの赤字を計上しようとも、出資を受ける事が出来るほど強い信念があれば必ず実現されます。
逆に、自分の仕事に信念を注げないのであれば、その事業は必ず衰退するという事です。
あなたは何の為に企業しますか?
あなたの目指すべき未来はどこにありますか?
あなたには、赤字でも追加出資を引き出すほどの信念はありますか?
立ち止まる理由なんてない。
さぁ、行動しようじゃないか!
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