桜井 章一 『負けない技術』

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負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社プラスアルファ新書)/桜井 章一

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今年一番の話題といえば、
 強豪キューバを制し、
  ベネゼーラ、ドミニカを倒し、
   決勝戦では、アジアの強敵韓国と争い、
    WBCで、2連覇を果たした「侍ジャパン」。

前人未踏の2連覇を勝ち取ったものの、
 横浜、村田の負傷と、イチローの胃潰瘍、
  やはり並々ならぬ、とてつもない、
   プレッシャーがあったのでしょう。

実力では、楽に勝てる筈の韓国に、
 「日本にだけは負けたくない」という韓国に、
   気持ちの上で統制がとれていなかった日本。

韓国は、オリンピックの時も、
 WBCも万全の体制で望んでいたにも関わらず、
  中日が、選手を出さなかったり、
   日本代表の監督が、なかなか決まらなかったり、
    すったもんだしていました。

本来、「負ける訳にはいかない」気持ちになると、
 覚悟が決まって、不思議とプレッシャーがなくなるもンです。

失うものがないから・・。

逆に、「勝たなあかん!」と、
 勝ちに行くと、プレッシャーの重みで、
  自滅して行くンです。

「勝ちたい」は、「負けない」よりも、
  必死な分、視野が狭くなり、
   余計な事を考え過ぎて、
    大きなプレッシャーを生み、
     いつもの判断や動きが出来なくなる。
   
負け組、勝ち組に拘る昨今。

勝ちを求めるよりも、
 良い試合をしたい。

正々堂々、実力を出し切って、
 綺麗に勝ちたいと言う気持ち、これが大事。

500戦無敗の格闘家、
 ヒクソン・グレイシーは、
  試合に勝つ事よりも、
   対戦相手と戦う事に喜びを感じている、
    希有なファイターで知られています。

その戦い方は、いつも相手に怪我をさせない様に、
 必要以上に苦しめない様な戦い方でした。

格闘技は、限度を越えると、
 殺し合いになりますもン。

相手を完膚なきまで打ちのめす、
 容赦ない攻撃をするのは、
  結局、殺される恐怖で、
   本人の心の弱さから生じるものですから・・。

ミルコ・クロコップが、ボブ・サップに放った、
 一発のパンチは、サップの眼底の骨を砕き、
  失明や、選手生命を奪う程の危険なもの。

これも、ミルコが、サップに、
 恐怖を感じたからでしょうね。

限度を越えた勝利ばかり求めても、
 何も得るものはない。

格好よく負ける事の方が、
 結果として自分の弱点もわかるし、
  次回の闘いに、工夫が出来るので、
   得るものが大きい。

胸を借りて、良い闘いをさせてもらったと、
 感謝する事が大切。

欲にまみれた闘い程、
 醜いものはない。

アメリカを代表する、
 世界的な自動車会社のGMも、
  会社が破綻したというのに、
   重役は自家用飛行機でお詫びに来るし。

政権交代したというのに、危機感もなく、
 自民党の幹部は、フン反り還っているし。

勝つ為に、これだけはやらないという、
 プライドを持って、覚悟をもって闘いに挑む。

相手の弱みにつけ込む様な、
 醜い事はせず、強いヤツと戦う。
 
それが、「負けない技術」なンですね!。

2010年は、この精神で戦い抜きましょう!。
 
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