5/25(火)写真記事☆
今回は通常記事の続きです。
25日分の通常記事を読んでいない方はそちらからどうぞ
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それからすぐにロープウェー乗り場に着いたんですが、
あっ、あれ……?
ロープウェー運行していないけど……
係員の方に聞いてみたら、「8時半から本日は運行しておりません」 と……
ええぇっ、じゃああのふもとの駅で
札がはがされたのは一体何だったんだ?!( ̄□ ̄;)
まさかここまで来て終了……? と思ったら、火口付近まで立ち入り禁止にはなっていないらしく、
有料道路を使えばそこに行けます、というので……
もちろん! 行きました
おお…… 何やらデンジャラスな感じに……
そういえば赤ジャージのおっちゃんも話していた……
過去に火口からの有毒ガスのせいで人が2・3人死んでる、と………
不安が無いわけではありませんでしたが、ここまで来て引き返すなんて出来ません。
躊躇無くゲートを潜りました。
有料道路とのことでしたが、自転車は無料で通過出来ました('-^*)/
五分ほどで着きました、ゴールの火口近辺!!
「自転車等は通行出来ません」との札が立てられているけど、
自転車で来ることも一応予期されていたんだ( ̄ー ̄;
俺ぐらいのもんかと思っていたけど(あ、外人の方たちもいたか)
す…… 凄い!!!
ファイナルファンタジー……?
"まるで外国にいるかのような光景だった"ととあるホームページでこの火口付近の光景について書かれていたんですが、
まさにその通りの表現でした。
今まで色んな山を登山してきたけど、こんな特殊な頂上の景色は見たことがありません……
全体的に黒ずみ、シックな印象を抱く初めて見る光景に圧倒されながら回っていました
あまりの感動に、めちゃめちゃハイテンションになってました(^o^)
こちら側はくすんだシックで暗い景色が広がっているのに、山の向こう側の下界とも言うべき世界は
妙に光り輝いていて、神秘的で神々しい景色も拝めました
とにかく、来て良かった!!
頑張った甲斐がありました・°・(ノД`)・°・
二時間半くらいかな? 出発してから山頂に辿り着くまで……
バスでも40分くらいの距離みたいでしたが……
帰り際、ロープウェー乗り場で昼食がてら「火山灰ラーメン」という何やら不吉なラーメンを食しました(^^;
なるほど、火山灰?と思しき黒いものがあちこちに浮いていましたが……
何だろうと思ってすすってみて……
黒ゴマであることに気付きました
やっぱり熊本らしくベースは豚骨で、チャーシューも結構サクッとほどけて美味しかったです
それからは帰り道で一気に坂を下っていったんですが、その帰り道も感動ものでした
雲の切れ目から時折太陽が顔をのぞかせ、ところどころ青空も……
ん?
青空?
確か今日って曇りのち雨とかじゃなかったっけ……?
凄い、赤ジャージのおっちゃんの言っていた通り、本当に晴れ間が見えた!!
地元民の方の力ってやっぱり凄いなあ……
やっぱりタダ者じゃなかった、赤ジャージのおっちゃん……
下り坂なので自転車のスピードも速く、木ばかりだった景色がだんだんと開けて画像のような
壮大な光景が広がってきました。
実は山頂付近はめちゃめちゃ寒く、ダウンジャケットを着ていた人もいたくらいなので恐らく気温は10度無かったと
思うんですが、下の方まで来てじわりじわりと空気が暖かくなっていったのにも感動しました
何と表現したらいいんだろう、冷凍・冷蔵物関係を扱う工場で働いたことのある方なら分かるかもしれないですが、
冷蔵庫に長時間いた後に春の陽気ぐらいの外にパッと出た時の
ほんわかとした暖かい空気に包まれたような感動というんでしょうか、思わず顔がほころんじゃいました
そして、まるでFF8のエンディングのように……
未だに強風が吹いていたので雲の移動も速かったんですが、一面草むらで雲に覆われていたせいで
あたりは暗かったんですが、雲の移動と共に太陽が見えてきて、
日陰から日なたに、草むらがパーーーーッと鮮やかな緑色に変わっていった時の光景……!
さすがにこれは画像ではお見せ出来ないですが、本当に良いものを見させて頂きました
何か一言で言うなら、「大地に抱かれているなあ……」 という感じでした。
悠久の天地が見せてくれる感動…… 大自然の力はやっぱり大きいです
完全に空気が温まり、見慣れた市街地まで戻った時には何だかホッとして脱力しちゃいました
戻ったというより「生還した!!」という感覚でしたね……
長い坂道やら寒さやら雷雲やら有毒ガスやら運行停止やらで色々と気が張っていたのかもしれませんね……
ほんと、行けて良かったです、阿蘇山。
今日はゆっくり休んで、明日は今度は3333段の石段に挑戦しようと思っています